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幽霊とでもリア充ですよね  作者: ナギ式
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私、神戸へと向かう2

8月の日差しはきつ過ぎる。

現在気温は30度を超え日差しがガンガン刺さってきている。


何でこんなに夏って暑いんだー。

私は今、船を降りて本州へとたどり着いた。しかし、船ではしゃぎすぎた結果軽い夏バテと船酔いを貰いつく頃にはぐでっとしていた。


「何か、大丈夫か?休憩した方がいいか?」

「いや、別にいいよ父さん。大丈夫だから」

「そのわりには辛そうだが...」

「何て言うか、余計惨めになるのでそっとしておいて下さい。」


うん、何かね、小学生じゃないんだからさ、こう、あれじゃん?情けないじゃん?その...高校にもなってこれはさあ、ねぇ?

まあつまりは掘り返して欲しくないと言うかほっといて欲しいと言いますか、何て言うか、何事も無かったかのようにスルーしてください。


「何かすごい死んだ魚のような...いや、何でもない、わかった。」そう言って何とか父さんは納得して、先に進む事になった。


因みに幽霊の皆さんはどうしているかと言うと、感覚の共有を通して全員ぐでっとなっていた。私が移動すると離れられる限界の距離でずるずると引きづられていた。マ◯オの強制スクロールのような感じで。


まあそんな状態ではあったけどバスと電車を乗り継いで一時間程で祖父の家に到着した。


「良く来たね、ゆっくりしていきな」

「久しぶりに見るけど随分と大きくなったな」

そんな声と共に迎え入れられた私達は居間へと歩いていった。


まだ従兄弟の家族はついていない様だ。

因みにだが友梨の家はお盆よりも少し前に集まるようにしている。理由は単純に混むからだ。

だから混む前に来て、がらがらの道を通って帰るのが友梨家(祖父母、従兄弟の家を含む)の常識なのだ。


そう言えば祖父母の名前ってなんだっけ?暫くあってなかったから覚えてないよ。うーん、まあ祖母ちゃんとかでごまかすか。


「芽依ちゃん、この家は山に近いから景色がいいね」

「その分蝉が五月蝿いけどね」

「多分変わらないと思うぞ!あいつら何処でも元気にやってるからな!」


まあ何だっていいね、この暑い中蝉の声を聴きながら扇風機に当たっているだけで夏を感じるってもんですよ。ついでに風鈴があれば最高です。


そうしているうちにうとうととしてしまい「飯だぞ起きろ」と言う声に私は目を覚ました。 10時位にここについて今はもう1時、すっかりお昼時である。


「ありがと2番」

「は?寝ぼけてるのか?俺はニバン何て名前じゃねーよ。まあ焼けているから知り合いの外国人とでも間違えたのか?」

「!?っつ、え、あ、今行くよ」

「変なやつ、まあいっか」


あーびっくりした。起こしてくれたのが2番だと思ったら実は従兄弟(おそらく)だったなんて。それにしてもあんな日焼けしてたっけ?いや、良く考えたら5年近くあってないので良く覚えてないや。その時はまだ焼けてなかったし。


まあそんなハプニングもあったが一先ずは飯だ。

食卓には大量の素麺が置いてあった。

正直食べきれないほどあるのでは何て思ってしまう程だ。


勿論素麺だけではなくキュウリやハム等も用意されている。まあ私はめんつゆにつけてそれだけで食べる人だから特に使わないけれど。


さっきの従兄弟はポン酢につけて七味をふって目を瞑って食べたら蟹鍋の蟹を食べてる様だと、ばくばく食べていた。不思議な事を考える人だ。


「芽依ちゃん、そろそろ味飽きしてきたから他の野菜とかも食べようよ」

「そこの卵を~、食べてみたいかな~」

「違う食感が欲しいな!ネギや胡麻を入れて欲しいんだな!」

文句言わないで欲しいな、人が食事を楽しんでいるときに。まあ味飽きとかもわかるけどさ、私は味飽きしない人なんだよね、正直な所1ヶ月同じものだけ食べてても大丈夫な人だし。


まあ美味しいに越したことは無いけどさ。そう思って片っ端か付け合わせを試していった。


途中から1番達の望む組み合わせをやっていると、従兄弟から変な目で見られた。


「何かよう?」(in2番)

「お前変わってるなって思ってさ」

「変って言いたいわけ?」

「まあそうかもね、だってまるで誰かの話を聞いているかのような感じで組み合わせを試してるんだもん」


なんと、それはうかつだった。喋って無いとはいえ確かにおかしくは写るだろう。

(どうしたらいいかなこの状況)

「芽依ちゃんが好きなように状況に持ってって。」

「まあ何とかなるだろな!疑っているだけのようだしな!」


それなら何とかなるかな。

「まああれだよ、癖だよ。直そうとは思ってるんだけどなかなかね...」

「ふーん、何だそっか」

「何よ、つまらなそうにして」

「目には見えないもでもいるのかなって思ってね」

「透明人間や妖精でも見つけた?随分ファンタジー炸裂してるのね」

「...当たり強くない?」

「変人扱いされたら誰だって怒るよ」

「何かごめん。面白いなって思ってさ」


何とか誤魔化せた。それにしても危なかった。そう言えばこの従兄弟君の二人(実は弟が隣に座っていた)の名前ってなんだっけ?


謎が深まるばかりだなー。自業自得だけどさ。

ああ、人名って難しい。

遂に登場従兄弟ブラザーズ。彼らの名前はまだ(知ら)無い。

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