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幽霊とでもリア充ですよね  作者: ナギ式
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私、2番の事を知ります。

明けましておめでとうございます。

いやはや、本当はもう少し早く出したかったのですが、忙しくて3日目に投稿となりました。

これからも拙いですが「幽リア」をよろしくお願いいたします。

「悠太、お前ここで何してんだ?」


確かに2番っぽい悪魔はそう言った。

もしかして2番の本名は悠太なのだろうか?


「えっと、もしかして知り合いですか?」

悪魔は人では無いから問題なく喋れるね。

...人以外で喋れる相手が割といることに驚いた。


「ん?なんだお前。悠太の事を知ってるのか?」

「ええ、その幽霊は友達です。まぁ名前は今知りましたけど。」

「まぁそれはしゃーねーな。何せ幽霊に名前は無いからな。」


以外と幽霊事情に詳しいんだ。

あ、魂の専門家だったは。


「にしてもまぁ友達がいるとは思わなかったな。」

「そうですか?こんなに陽キャ感があるのに」

「まぁそれはそうだが、問題は願いの方だな」

「願い?ああ幽霊になるきっかけか。」

「それそれ、それを忘れて今を楽しんでいるのは果たして良いことなのか悪い事なのか...」


確かにそれは問題あるのかな?

やりたい事があるのにも関わらず、それを忘れてさ迷うのは確かに問題かな。


私が自己完結をしていると、突然2番が割って?入ってきた。


「いや、何で俺の話を俺以外で検討してるんだよ。と言うか悠太って誰だ?それにお前も。」


「ん?貴方の名前じゃ無いの?」

「そう言われればそうだったような違うような...悠太悠太、、あ、うん、多分そんな名前だった。なら...」


まぁ急に家族登場とかびっくりするよね。

「それにしても覚えて無いものなんですね。」

「まぁ名前を奪われるついでに名前と関連ある記憶も奪われるからね。だから目的を忘れてさ迷う霊がいるわけよ。」


成る程。まぁ確かに覚えてれば名乗ったり出来るもんね。

奪うなら記憶ごとになるのは仕方ないのだろう。


「そう言えば、願いがどうこうと言っていたけど、あれってどういう事?」

「まぁ簡単に言えば、世界を呪う感じだな。」

「スケールでか!。何でそんな事になったのよ。」


まさかそこまでの事になるほどの恨みとは、一体?


「まぁ言ってみれば、あり得ないぐらい不幸が重なったんだよ。」

「はあ、それで世界を呪うことを?」

「まぁそう言う事だな。因みにその原因は悪魔によるものだったけどな」


駄目だ、何か聞けば聞くほど世界観が拡がって訳が解らなくなってきた。


「悪魔?それとどんな関係が?」

「まぁ簡単に言えば、他人の逆恨み?みたいな感じだ」

「はあ、それで悪魔にその人が願った結果不幸になったと」

「理解が早くて助かる」


「ごめん、全く理解が追い付かないぞ蒼太兄」

「やっと思い出しやがったか。お前の友達の方が理解が速いって当事者としてどうなんだ?」


成る程、あの2番っぽい悪魔は蒼太と言うのか

あれ?確かクラソーとか呼ばれてたような。


「やっと整理がついたよ芽依ちゃん。あの男は倉部蒼太、まぁ俺の兄だね。」

「へー、それでクラソーなのか。」


何か安直だった。

あれ?そう言えば何で悪魔になってるんだろ?


「それで、何で悪魔になってんだ?それにその悪魔はどうしたんだ?」

「悪魔になった理由はまぁ良くわからんが、例の悪魔は滅ぼしたぞ。」

「それなら俺の恨みはもう晴らされたって事?」

「そういう事だな」


気がついたら悪魔になってたとかどんな不思議現象だよ。


「成る程、そういう事でしたか。」

突然後ろから声が聞こえた。

もうびっくりして変な声上げそうになる所だったよ。


因みにその声の主は、副会長だった。

あれほどの攻撃を受けて生きてるとか予想外だった。

まぁ生きてるに越した事は無いんだけどさ。


「ああ、友梨さん。先ほどの悪魔になった理由ですが、見当つきますか?」

「え、えと、その...つ、つきません」

「はあ、何に緊張しているのかは解りませんが、まぁいいでしょう。彼は、そこの悠太さんとは全く逆だったのですよ。」


いや、何でそんな事わかるの。まぁ聞けばわかるか。


「彼は願いしか覚えていない幽霊だったのでしょう。故に知性が得られるまで魂の乱獲をしていたのでしょう。」

「つまり悪魔は人なの?」

「はい、まぁ言ってみれば落ちる所まで堕ちたと言う事ですね。」


まさか悪魔の正体が人だったとは、つくづく予想外だった。

てゆうか、あれ?2番成仏するのかな?

願い叶ったみたいだし。


2番を見るとうっすらと光って天に登って行っていた。

「芽依ちゃん、今までありがとー。割と楽しかったよ」


うん、最初は鬱陶しいとか思っていたけど、案外助けられていたんだな。そんな事を思うと涙が溢れてきた。


「悠太、まぁ達者でな」

「まぁ成仏出来たのならそれはハッピーエンドと言う事ですかね」


蒼太さんと副会長もあいさつしていた。

なら次は私の番だろう。

感動的な場面にあったセリフは...


「おいこら後輩、お前約束忘れて成仏しようとはいい度胸だな!今すぐ帰って来て肉を食べに行くぞ!」

「ここで2番が脱落したら~、芽依困るよね~」


おいおい、そんな感じの雰囲気じゃなかっただろ。

二人組もびっくりしておろおろしてるよ。


「この戦いが終わったら溜まっている褒美を望んだのは貴方でしょ?早く戻って来なよ。」


「はは、全くしょうがないな芽依ちゃんは。」

そういうと、2番は降りてきた。


「はぁ、幽霊になってもお人好しな所は変わらないな。それで今回は何を望んだんだい?」

「いつまでも一緒にいたいかな」

「なかなかガキっぽくて痛いぞお前」

「厨二病全開の蒼太兄には言われたく無いね」

「は?おいちょっとお前の俺に対する評価を聞かせて貰おうか。」


そんな感じで、なんとなく平和に終わったのでした。


ああ、蒼太さんには感謝だね。



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