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短編集  作者: うさぎロック
5/6

30分タイムアタック小説


2時間前、僕がコーヒー淹れ、朝の朝食を楽しんでいる時。

ふいに空から太陽が消えこの世界は暗闇になった。


どうやら地球全体に突如として出現した分厚い雲が太陽の光を遮っているらしい。

まあそんな事は日常的に起こる事で、この世界ではごく当たり前の事だ。


僕の生まれた世界とは違う、無限にある平行世界の一つがこの世界だ。

ヒーローが怪獣を倒し

悪の組織が世界征服を企み

宇宙人が侵略にくる

混沌でごちゃごちゃなどうしようもない世界が今いる世界だ。


そんな世界で今僕は民間ヒーロー会社の社員をやっている。

やる事は単純で、怪獣が現れる予兆がある場所にヒーローを派遣し、それを対象する。


そんな会社で今日も一日働いている


ニュースでは今日現れた分厚い雲の対象に国家戦力の勇者を出動させると、緊急会見を開いている。

今日の午後には出動出来るとの事だ。


今のところ原因は不明だが、恐らく世界征服を企んでいる悪の組織が絡んでいるとの憶測が広がっている。


僕も、「これを機に」と無駄に活発になっている雑魚敵の対象に追われて、書類の山に囲まれている。


民間であるが故に人手が足りず僕と他数名の助力で様々な場所にヒーローを派遣している。


あちこち大変だ。

基本的に雑魚敵は毎日沸くが、一日に3回程度だ。

今回の雑魚敵は数、回数共に前年の大戦を遥かに上回る量で、我々オペレーターはストレス過多だ。


「面倒だ」


正直言って今にも辞めたいが年に1回あるか無いかの大イベントだ、今月はボーナスが期待出来るだろう。


「はいはい頑張る〜」


おだてる様に先輩がメガホンを使って言ってくる。


五月蝿え牛乳が


などと言った日には串刺しにされる為黙っておくが


「みんな!民間人の避難が終わったみたいだ!」


よし

民間人の避難が終わった。

ということはヒーローが存分に暴れても問題ないわけだ。


「全員出動!」


社長の掛け声と共に我が社所属のヒーローが一斉にに出動する。


これで大丈夫だ、あとはヒーローがどうにかしてくれる


「じゃあ昼にするか」


「そうですね」


こうして忙しい一日が終わったのであった

めでたくない

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