↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
48/50

第二章 支配に侵された魔の手  第二十九話 ネリネ



魔界大帝國にある山に大きな巨木が生えていた。

その根本には、2つの墓があった。

 

墓には、「バアル・ダガヴォール」と「バアルゼブル・ダガヴォール」と名が刻まれており、墓の周りにはピンク色の花が咲いていた。

 

2つのお墓の間に、青い魔薔薇の花束が置かれる。

 

そこにいたのは、顔に紙を付けた人が立っていた。

ミッターナハツゾネだ。

 

 

ミッターナハツゾネ

「君たちの再会の場に、場違いな奴が紛れ込ませて済まなかった」

「この青い魔薔薇は、私からの君たちへのプレゼントだ」

 

 

ミッターナハツゾネの手に、茜色のような魔法陣が現れ、すぐに消えた。

 

 

ミッターナハツゾネ

「それと、これは俺からの祝福だ」

「来世では、俺の様な…穢(・)れ(・)た(・)存(・)在(・)にはならない様にしておいたぜ」

 

 

そう言って、その場から離れて行った。

 

少し強い風が吹く。

大きな巨木の周囲に咲き誇っている花々の花びらが舞う。

 

 

_________________

 

 

そこに、ニヒツとブルートがやって来る。

2人の手には、オレンジと黄色の魔薔薇の株があり、近くに植えてあげる。

 

2人は、大きな巨木を見つめる。

 

 

ニヒツ

「この木も大きくなったね」

 

ブルート

「ふふ、そうね」

「これからも、魔界を見守ってくれるわよ」

 

 

2人が手を伸ばし、その手先から灰色と赤ピンク色の光の粒を出す。

そうすれば、大きな巨木が脈を打ったように動いた気がした。

 

巨木の上の方にある蕾が、ゆっくりと咲き始める。

 

 

ニヒツ

「一時的だけど、僕とブルートからの贈り物だよ」

 

ブルート

「そうよ」

「あっちの世界は、忙しいかもだけど、安らぎを得られます様に」

 

 

そう言って、2人は、巨木を後にする。

 

その帰り道…

 

 

ニヒツ

「バアルの好きな場所にお墓を建てれてあげれて嬉しい」

 

ブルート

「そうね」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。