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第二章 支配に侵された魔の手  第二十八話 王と解剖フェチ



ギフトが、温泉から戻り研究室に戻る。

視線を研究室の端に向ければ、そこには、幻(・)夢(・)を閉じ込める特殊な結界が張られていた。

 

幻(・)夢(・)は、その結界の殴ったり、蹴ったりして脱出しようとしていた。

 

 

ギフト・ヴィッセンシャフト

「少し特効薬の効果が出来過ぎて、知能が低下しているようだな」

「まぁ、そっちの方が、解剖の価値が更に上がるぜ…//」

 

 

ギフトが、付けていたメガネを外す。

すると、綺麗な美男子が現れたかと思えば、頬を赤らめる。

 

それを見た幻(・)夢(・)は、一歩、また一歩と後退り恐怖に顔を歪める。

 

口からは、歓喜の涎を出しながら、メスを取り出すと幻(・)夢(・)に向ける。

そして、ポケットから透明な注射器を取り出し幻(・)夢(・)の首に、注射器をブッ刺す。

 

その様子を見て、舌をペロリと舐める。

 

幻(・)夢(・)が、ギフトの腕を掴むが、すぐに落ちて眠ってしまう。

 

ギフトは、ニヤニヤとしながら、舐め回す様に幻(・)夢(・)を見つめたのちに、腕に一本メスを入れる。

 

そこから、幻(・)夢(・)の体液が流れる。

新品の注射器で、薄紫色の体液を採取する。

 

メスを入れた、傷口から鼻に近づけ匂いを嗅ぐ。

 

それですら、ギフトを興奮させている様だった。

 

 

ギフト・ヴィッセンシャフト

「あぁ〜いい匂いだぁ〜//」

「あぁ、この体液を摂取したら俺はどうなるだろうか。楽しみだぁ…//」

 

 

ネットリとした口調で、眠っている幻(・)夢(・)に、語りかけ、次々にメスを入れる。

ちゃんと手当てをしつつ、命の保障を万全にした上で、幻(・)夢(・)の王、ギフト・シズムの事を解剖する。

 

 

その様子を監視用の小型カメラで見ていたニヒツとブルートの顔は、どこか慣れていた。

「何時も事ね」

そう言わんばかり、表情で見守っていた。

 

 

数時間後、幻(・)夢(・)の王、ギフト・シズムが目を覚ます。

身体を動かそうとしたが、激痛が走る。

 

 

ギフト・シズム

「…ッッ……貴様、私に何をした!」

 

ギフト・ヴィッセンシャフト

「そうだねぇ〜まず、歩けないように、アキレス腱を切るだろう?」

「後は、お前の内臓を直接見る為に、お腹部分を切って〜//それから〜//」

 

ギフト・シズム

「この変人野郎、狂いすぎにも程があるだろ!」

 

ギフト・ヴィッセンシャフト

「狂いすぎとはなんだ?」

「俺は、今まで我慢してあげていた感情を曝け出しているだけだ〜//」

 

 

ギフトは、シズムの前にしゃがみ、片手でシズムの顔を色々な角度に動かす。

 

 

ギフト・ヴィッセンシャフト

「やっぱ、肌艶がいいなぁ〜」

「どう言う原理なんだ?姉貴が喜ぶだろうから、採取して研究材料に…//」

 

 

ギフトは、立ち上がり棚から新しくメスを取り出す。

口からは、歓喜の涎を垂らしながら、一歩、また一歩とシズムに近づく。

 

 

ギフト・シズム

「来るな…!来るな!来るなぁぁぁぁ!!!!」

 

ギフト・ヴィッセンシャフト

「もっと解剖させろぉぉぉぉ!!!!」




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