第二章 支配に侵された魔の手 第二十一話 無から有を生み出す方法
ブルート対導とチリクは、現在でも続く。
もう、体感、1時間近くは戦っている様な感覚に陥っており、導の動きもに疲れが見え隠れし始めていた。
チリク
「大丈夫?」
神陽導
「はぁ…はぁ…」
「大丈夫!絶対に止めるの!」
すると、横から戦闘音の様な音が聞こえ気づいたら、右からフラメンと戦ってるヴァーテル、ギフトと戦ってるフルートが現れる。
2人とも、体術だけで相手を翻弄しており、チリク以外は、疲れが見え隠れしていた。
ブルート
「あら、やっと来たの?」
「お姉さん、待ちくたびれちゃったわよ」
フラメン
「いやぁ〜誘導が思いの外難しくてな」
「まぁ、成長したって事がわかって俺は、嬉しいけどね」
ヴァーテル
「ししょう、ちゅよい!」
「手加減ちてぇぇぇ!!!」
フルート
「なんで、科学者は、大抵、運動音痴が多いって聞いたのに!」
「ギフトは、なんでこんなに強いのよ」
ギフト
「お前の鍛錬不足」
フルート
「ウグッ…」
「そこまで、言わなくてもいいじゃん…」
3人は、仲良く談笑している。
かなり好きだらけだが、導たちは、疲労が溜まっていた。
その会話にしれっと参加しているチリク
フラメン
「おっ!お前、いつの間に同盟切ってんだよ」
「怒られっぞ〜?いいのか?」
チリク
「だって、魔界大帝國、ファイントと手を組んでんだもん…」
神陽導
「えっ?」
ヴァーテル
「えっ?」
フルート
「えっ?」
シンソウ
「えっ?」
綺麗に4連続「えっ?」と続いた。
ブルートたちは、軽く驚いていた。
神陽導
「えっ!?」
「ファイントと組んでるのは、アンヘンガー帝國じゃなくて、魔界大帝國側って言うの!?」
チリク
「うん」
ヴァーテル
「えっ?どう言う事、わかんにゃい!」
フルート
「お互いに利用しあってる?」
ブルート
「それは、違うわね」
「私たちは、ファイントやエネミーとは、協力関係じゃないわよ」
フラメン
「ふぅ〜これで、悪者役は終了〜」
「つっかれたぜ!」
ギフト
「………手短に話そう」
「時間があまりない様だ」
ブルート
「そうね」
「改めて言うけど、私たちの帝國は、ファイントやエネミーとはなんの関係も持ってないわよ」
フラメン
「あるとしたら、ルーナー様関連の事くらいか」
フルート
「だから、ファイントのレーヴァテンがやって来た時に敵対してたの?」
ブルート
「そうね」
「私たちは、魔界大帝國が裏でやってた事を一部だけ真似したのよ」
ギフト
「まぁ、月光の収集に関しては、プーラさんと独自に紡いだ契約だ」
ブルート
「それと、最初に会った時に私が、「アンヘンガー帝國では、魔脈の樹液に侵される人を助ける事が出来る」的なの言ったでしょう?」
シンソウ
「はい、言ってしましたね」
ブルート
「あれは、本当で、私の弟のギフトがワクチンを作ったお陰で、基本的に無事なのよ〜」
「ほ〜ら、お姉さんに頭撫でさせないギフト」
ギフト
「やめろ!」
ブルート
「いいじゃないちょっとくらい〜」
ギフト
「これからの作戦の話し合いも終わってねぇのに、頭を撫でてくんな!」
ブルート
「ギフトったら、ひど〜い」
「お姉さん、悲しい…」
ギフト
「勝手にしてろ」
「今は、魔界大帝國との問題を解決すべきだろ」
フラメン
「実兄弟での戯れは、後でなぁ〜」
「まぁ、とりあえず、俺たちが掴んでる情報を伝えておくな」
そう言って、戯れあってるブルートとギフトたちを放置して、フラメンは、今、アンヘンガー帝國が持ってる情報を導たちに共有した。




