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第一章 主導者の帰りを待つ世界 第十一話 花のズきんをオウ

白い天井、横にはズィヴァーチ。

その奥には、白いカーテン

 

 

フェルス

「動いた様だな。俺には……関係ないか」

 

ズィヴァーチ

「今、レーラー王国のファイントの拠点は、兄さんが討伐していますよ」

「治った瞬間に、動き出すなんてどこの臨時秘書さんと似ている気がします」

 

フェルス

「確かにな」

 

 

2人は、ベットのすぐ横にある窓から外を覗く。

 

窓を見た。そして、2人に視線を移せばもう消えていた。

 

 

豪華な会議室

其処には、最(・)上(・)級(・)神(・)様の神陽導

秘書のシンソウ

 

神界大帝國の国王 ハボリム

その秘書のトゥマイニ

 

ラント王国の国王 レプブリーク

その秘書のレプブリッカ

 

クンペル王国の国王 ヴァッサー

 

ドンナー・サンダー王国の国王 ミスト

その秘書のネブラ

 

ベツィーウング王国の国王 トォオーノ

 

世界の指導者や各国の王と秘書が勢揃いしていた。

そして、会議室の入り口には冷や汗をかいた神界大帝國に所属する部下がいた。

 

 

部下

「あの…どうされますか?」

 

ハボリム

「こちらからは、「警戒する様に」としか言えない…」

 

シンソウ

「確か、主人様が失踪してからは、関係性が破綻したんでしたっけ?」

 

トゥマイニ

「そうです。ほぼ、あちら側から一方的に」

 

レプブリーク

「嗚呼、だが、どうするにしても声掛け以外は何もできないだろう」

「俺たちが、直接出向いて解決しようものなら、戦争になってもおかしくはない」

 

ミスト

「そうね。その危険性を鑑みるなら、警告しかできない…」

 

トォオーノ

「まぁ、でも、普通はそうですわ」

 

ヴァッサー

「でも、今は、導ちゃん戻って来たよ?」

「護衛ありで、導ちゃんが解決しに行ったらいいじゃん!」

 

神陽導

「あっ、それいい案じゃん!」

 

シンソウ

「主人様!?何言ってるんですか!?そんなの許されません!」

「危険すぎます!」

 


導は、頬を軽く膨らませ少し不満そうな表情になる。

ヴァッサーも、ショボーンっとした顔になる。

 

ハボリムたちは、戸惑いやよくよくと考えていた。

 

 

レプブリーク

「確かに、一理あるな」

 

レプブリッカ

「でも、危険じゃないですか?」

「今の魔界は、魔族が次々と独立をしては崩壊したり、治安の不安定化」

「…と色々な問題を抱えておりますよ」

 

ネブラ

「それは、そうなんですよね…」

「最(・)上(・)級(・)神(・)様のご安全を確保出来ないと、心配です…」

 

トォオーノ

「……命の安全性の確保を最優先に、もし行くとなった時の計画などを考える必要が出て来ますわ」

 

神陽導

「皆んな、私の心配してくれるのは嬉しいけど!」

「私にだって、考えはあるよ!そんなに安全性について心配なら、ヴィントに頼むし」

 

ハボリム

「アイツ、ちゃんと仕事するかな…」

 

トゥマイニ

「其処は、キツく言い聞かせましょう…」

 

 

別の部屋では…

 

 

ヴィント

「ベェェーーーーーークッション!!!!!!」

「ハァ…誰が、噂してんのか?」

 

 

と、大きなくしゃみをしていた。

 

 

ヴィント

「仕事を押し付けられそうだなぁ…困るなぁ〜」

 

 

足を机の上に置いて、めんどくさそうな顔をして書類をヒラヒラとさせる。

 

 

一方、会議室の方では…

 

 

ヴァッサー

「でも、ヴィントの実力ってどれくらいなの?」

「僕、心配だよ!だから、僕も一緒に行きたい!」

 

ハボリム

「お前は、仕事をしてくれ」

「君の仕事スピードは、遅い」

 

ヴァッサー

「僕だって頑張ってるもん!!」

 

トォオーノ

「結果が、伴わなっていませんわ」

 

ヴァッサー

「うぐっ…」

 

レプブリッカ

「ヴァッサーさん大丈夫ですか?」

 

 

 

赤い月が夜空に浮かび上がる。

その隣には、砕けた星が散らばっている。

 

コツコツ…

 

ガチャ…

 

扉を開く。其処には、藍色髪のストレートロングと緑髪の長い三つ編みの髪、明るいピンクにメッシュの髪の女性がいた。

藍色髪のストレートロングの少女が、元気よく立ち上がり手を上げる。

 

 

???

「あっ、チリク!遅いよぉ〜!」

 

チリク

「……そう。今日の議題、何」

 

???

「全く、チリクは…」

 

チリク

「ヴァーテルにブルート。フルートは、どうしてここに来たな?」

 

 

緑髪の長い三つ編みの髪の女性、フルートが答える。



 フルート

「会議だよ!最(・)上(・)級(・)神(・)様が、神界に帰って来たらしいですよ」

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