第十二節 昔、ギリ〇ャの
昔、ギリシャのキングオブジャパンは、ろうで固めたシゲミを両手にとって飛び立った。
残酷な話と、捉える方が多いだろうが、ろうで固められたシゲミは、キングオブジャパンに目がなかったため、むしろ少し嬉しかった。そして彼(彼女?)の栄光を夢見ていた。
(うっふ(悦)。これでキングオブジャパンはあの太陽を手中に収めるコトができる)
――、
キングオブジャパンは、ぐんぐんとシゲミをたなびかせ、雲より上に高く高く飛んで行った。
太陽さえ手に入れたい――。
キングオブジャパンは誰から見ても、絵に描いた様に強欲だった。その強欲をそのままに、キングオブジャパンは天高く飛んで行ったが――、
「!!」
ドロりと、太陽の熱に耐えられなかったシゲミが溶けだした。
「! おあ――――!!」
キングオブジャパンは叫んだ。翼代わりに両手に持っていたシゲミが溶け、はばたくコトができなくなったのだ。
「――あぁぁああ!!」
どんどん地面に向かって落ちていくキングオブジャパン。
遂には――、
「べちゃぁぁああ!!」
地面に墜落した。そして出来上がった曲が、これである。
むーかーしギリ〇ャのイカれた馬鹿は
ろうで固めたじじいシゲミ
両手にとって飛び立った
みるみる溶けるろうのナニカ
何か知らんが落ちていく♪
キングオブジャパン、死す!!




