清水寺D級ダンジョン
沖縄は今、とても混んでいるので、京都のD級ダンジョンに挑戦することにした。
京都の寺社もかなりダンジョンで苦労しているようなので、ダンジョンが密集している清水寺に向かう。
清水寺はいくつものダンジョンがあるせいで、立入禁止になってしまっていた。
俺は、警備の自衛隊員にあいさつをして中に入れてもらう。
まだ、誰も深くは潜っていないので、首里城のように有用なスキルを持つモンスターはテイムしてくださいとのことだ。
俺は早速、境内のダンジョンへと続く階段を降りていく。
先は、広い森の中のようになっていた。
入った感じは、強者の見極めでもなんとか挑めそうな雰囲気だった。
1階層にはウルフが出てきた。
おそらく押し入れダンジョンのウルフと同じだろう。
強者の見極め(極小7/10)は、しっかり(小)にスキルコピーを重ねた。
ウルフのテイムも行った。
報告するとボスにたどり着いたら攻略を待って欲しいと言われた。
恐らく楽なボスなら一緒に攻略させようという魂胆だろう。
しぶしぶ了承した。
2階層は、蛇のモンスターだった。
毒の牙(極小)のスキルを手に入れた。
毒耐性が、極小止まりなので、毒の牙(小)には絶対にしないでおこう。
3階層はタヌキのようなモンスターだった。
スキルは忘却(極小)だったが、使うのも怖いので1度外で鑑定をしてもらう。
記憶を失うスキルだったそうだ。
忘却もこれ以上強くしないように心に決めた。
4階層と7階層は、それぞれ赤いウルフと青いウルフだった。
スキルは、1階層と変わらず、強者の見極めだった。
5階層は睡眠の牙(極小)の蛇、8階層は混乱の牙(極小)の蛇だった。
6階層のタヌキと9階層のタヌキも色が違うだけでスキルは忘却(極小)だった。
そして、10階層。
やはりモンスターハウスだった。
毒霧(極小)をしっかり使う。
森のようだったが、全体に、紫の霧が広がった。
毒蛇には、毒が効かないのではと思ったがそんなことはないようでしっかり動きは鈍くなった。
モンスターハウスでレベルは40まで上がった。
ステータスポイントは攻撃7→9、防御10→12、魔法防御10→12、運10→20にそれぞれ上げた。
目の前のボスの扉は、脅威に感じない。
テイムしたモンスターたちも改めて報告する。
蛇とタヌキは厳重に管理とのことである。
蛇の管理理由は、自滅のおそれで思ったとおりである。
タヌキは洗脳されてしまった人の治療や犯罪者を改心させることなどに使えるかもしれないとは言っていた。
タヌキをもう何体か確保させて欲しいという連絡が来る。
また、ボスの部屋にも同行したいと言われた。
ボスについては、隊内での階級を上げてくれるなら考えますと言った所、一応確認しただけだとはぐらかされた。
準備が整い、俺は再びダンジョンに潜り、10階層のボス部屋に入る。
銀色狼、大蛇、大タヌキ。
予想通りの相手だ。
早速、強者のいかくを使う。
大タヌキが戦意をなくすのは早かった。
銀色狼と大蛇はこちらをいかくしてきた。
大蛇がいかくしながら何かをしようとした時、一緒に来たシルも強者のいかくを重ねる。
そして、俺ももう一度強者のいかくを使った。
銀色狼と大蛇もテイム状態になり、宝箱ではなく、さらに下に続く階段があらわれた。
スキルを1体1体しっかりコピーする。
大タヌキのスキルが鼓舞(極小)、大蛇はヘビにらみ(極小)、銀色狼は強者のいかく(極小)だった。
1度外まで戻る。
途中でヘビにらみを使う。
相手を少しの間、硬直させることが出来るスキルのようだ。
強者のいかくのみのシルバーウルフはテイム関連で有用なので、管理したいとのこと。
大蛇のスキルも危険なので管理とのこと。
大タヌキは連れて行っていいとのことだ。
俺はさらにダンジョンが、続いていることを伝えて先を急いだ。




