今回はパクリが多くて面倒くさい。..........後編
「おい!!なんで俺が運んでんだ!!俺が一人勝ちしただろ!?」
そう鈴ちゃんを背負ったまま、田中が反論する。
それを直寝の兄がいやらしい顔で答える。
「お〜い田中? お前勘違いしてないか〜?」
「何だと!?」
そう言うと直寝の兄.....灯里は指を突き出し田中に問う。
「俺たちがいつ!!どこで!!じゃんけんで負けた者が運ぶ。という賭け事をしていた!?」
その言葉で田中は気付く。
「.......言っていない!?.....だと!?」
.......うん。....一応言ってないよね。................一応
「そうだ!!貴様の今の状況はすなわち!!さっきのグリコでのお返しだ!!!」
そう吐き捨て、灯里はそのずれた眼鏡を押し上げてかっこつける。..........ぶっちゃけかっこ悪いが.......
「ば、ばかな!? 貴様らの分際で.....この田中政宗を罠に嵌めたのか!?」
何故名前を名乗った?
「ふっ、気付いたようだな。だが時すでに遅し! 田中!!お前は詰みにはまったのだ!!」
「くそがーーーーーーーー!!!!!!!!!!」
そう喚き、鈴ちゃんを背負ったまま田中は膝から崩れた。
お前ら何道路のど真ん中で何をしたいの!?!?
「ふっはっはっは!!!!愉快じゃ愉快じゃ!!」
そしてお前は誰だよ!?
灯里の言葉に突っ込むが 問題は.....
「おいお前ら!!お前らが漫画とかジョ○ョの○妙な冒険とかの真似事してるから漫画を読んだこともない斎木が白目になってるぞ!!」
チーン
その効果音が充分過ぎるほど斎木は完全に現実逃避を行なっていた。
理由は知らないが。
なんというポーズ。まさに風神雷神の真ん中の門のような構えをしている。
自分が何を言っているか分からないが。
「くらえ!!ぜったい○いど!!!」
「甘い!!たいあ○り!!」
鈴ちゃんを背負ったまま、急にポケ○ンごっこを始めたバカ二人の隣で俺と斎木は道端に腰をかけて様子を眺めていた。
「大丈夫か?お前。」
「ごめんね。大丈夫。ただちょっとひいおじいちゃんが手招きしているのを川の向こう側で見ただけだけだから。」
いや全然大丈夫じゃないよね!?っていうか死にかけてるよね!?それ!!
ツッコミどころのある言葉を心の奥底でツッコミ、俺は無事なことを確認して立ち上がる。
「昇○拳!!」
「波○拳!!」
..........殴ってこようかな。
そんなイライラを積もらせるような行動を行う田中と直寝はとてつもなくゲームオタクの俺を怒らせ、数日後 これからゲームのことを馬鹿にしない者へと生まれ変わるだろう。
「......んみゃ?」
まぁそんな占いはおいといて、そうこうしているうちに鈴ちゃんが起きてしまった。
仕方がない今回は動いたりしておこしやすかったからなぁ。
「おっ、おはよう鈴ちゃん。もう夕方だぞ?」
「..........うん?」
そう声を漏らし鈴ちゃんは背伸びをしたかと思うと足をジタバタし始めた。歩きたいらしい。
田中が下ろし、田中の腰を直寝がさすっていると、
「競争しよう?」
鈴ちゃんがそう言った。
「え?競争?」
その声に斎木が反応してそう返す。
「うん。 あの私の家まで走って一番遅く着いた人に罰ゲームっていうの。簡単でしょ?」
それに4人は顔を見合わせる。
「じゃあやろうか。ところで.....ってあれ?」
細かいことに詳しい斎木が鈴ちゃんにあることを聞こうと鈴ちゃんがいた場所に目を向けるがいない。
「あれ?鈴どこ行った?」
直寝がそう言い、あたりを見渡すと。
トットットットットッ
一人、家へと走っていく鈴の姿があった。
そして腰が痛かった田中が罰ゲームを受けたのは言うまでもない。




