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無駄で楽しい高校生活  作者: アカハル
3/6

グリコにて........前半

「「「さいしょはグー じゃんけんぽん。」」」

その声と同時にその道の真ん中で5つの手が出された。

勝ったのは チョキを出した田中と直寝だった。

「よっし、 じゃあ ち・よ・こ・れ・い・と っと。 よっしゃ。今んところは俺が一位だな!!」

6歩程度前に進んで 田中がそう言う。

これはグリコだ。 だが 少し違う。

普通ならばグリコというのは階段の段数で順位を争う。が 今回 俺たちがしているグリコは歩数型である。 つまりグリコであってグリコではない。ということがいえる。

さて、俺でも何言ってるか分かんない事は飛ばして。 今 田中が俺と斎木、直寝の三人の10程度前に立っているのだが、 一番遅いのは 直寝の妹だ。 理由もしっかりとある。

「寝たい。」

その言葉に尽きるそうだ。

そもそもこの苗字からしてわかっていた 凄く寝たいんだろうな.....と だが、はたして それは本当だった。

そしてそのいつでもぶっ倒れそうな妹を見て 今 兄の方の直寝が近寄ってきていた。

「おい 鈴 大丈夫か?」

「ダメ。 今目の前に三途の布団が見える..........」

「それはもう眠いとかの感情飛び越して ひいおじいちゃんのところに行ってしまうぞ? お前。」

そう言うと兄は目を閉じた妹を支えた。

「なぁ 鈴ちゃんどうするの?」

そう聞いたのは斎木だった。

「負ぶっていこうと思ったけど........グリコは出来ないなぁ。」

それに直寝も困ったように言う。

ぶっちゃけ グリコは大人数の方が俺は楽しいとは思っている。なのでこれから3人でやることになるのは何かと嫌である。せめてこの下校中に面白いことはないか......そう考えた時だった。

「じゃあさ、場所を決めてじゃんけんでその場所まで鈴さんを運んでまたそこで場所を決めて じゃんけんってのを繰り返したらいいんじゃね?」

そう言う田中に流石に俺は反対する。

「いや、それはそれで鈴ちゃんが可哀想だよ?」

「よし、それでいこう!!」

「ちょっと待って!! 俺の反対意見無視!?」

「鈴.....は....それで.......いい。」

「だ、そうだ。」

どんどんと流れていく会話に俺は途中から話すのを諦めた。



「じゃあいくぞ?」

それと共に5人は構える。

「じゃんけん、」

そして皆が一斉に出す。

「ぽん!!」

グー グー グー グー パー

田中が勝った。

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