第11話 クリスタルの住人 その1
あのダンジョンコアをどうにかできるならニンゲンヤメます。
アウリの指示にしたがって、半球体へ寝転がり何かを注入されてから意識がぶっ飛んだ。
俺は気が付くと、、、山小屋の前にいた。
回りの木々や風景が普通に見える。
自分を見る、触る。体温もない脈もない。けど人間の俺と寸分たがわない。
なんか変な気持ちだが、とりあえず目の前にある山小屋の扉をノックする。
「は~い」
女性の声がして扉が開くと、金髪の美少女が出迎えてくれた
「いらっしゃい。アキラ~~~~きたわよ~~~!!!」
少女の後ろからアキラと呼ばれた4,50代の男性が出てきた
「・・・・はじめまして。」
握手を求められたので俺も握り返す
「藤堂平助といいます。よろしくお願いします」
「まぁ、入りなよ。」
アキラの後をついていくとリビングルームっぽいところだった。
「よっ!お先」
もっさんが居た。
ソファに座る
「コーヒーでいいかな?」うなずくとしばらくした後にコーヒーが運ばれてきた。
「・・・・!!」
すごいおいしいコーヒーだった。
ここは味が分かるの?!
アキラはにやりとした
「ここはもともと非難した人たちが次に目覚めるまでの間の仮想空間というコンセプトで作られたところなんだ。」
アキラ達がいた星は天変地異が起こり、表面上で人類が生きることが困難になり、分散して地下生活を送ることとなった。そこで普通に生活していてはリソースがかかるため、大半の人は睡眠ポットの中で生きる為の必要最低限で身体を生かし、意識は今居る空間で過ごす・・・ということをしていたのだが、あまりにも地上での改善がなく、最終的は身体の維持がむずかしくなり、意識だけをクリスタルチップに移して生き延びていた。。。ということらしい。
「ミレイから聞いたけど君たちもなんだか難しい問題を抱えているようだね。
よかったら俺達で何かできるかもしれないから詳しく聞かせてほしい」
そのとき、いつものモニターが目の前に出てくる。
「はじめまして。アウリと申します」
ここでもスキル発動するの?!
「藤堂さん。お疲れ様です。あなたの人体データーにスキルも含まれますので使えますよ。今はクリスタル自体は私の胸部にある燃料とつなげていますのでそのあたりも心配いただかなくて大丈夫です。また、「監視」先の他次元ととともに私も加わりますのでいつでも連絡可能です。」
「・・・魔法もだせるのか?」
「轟さん、可能ですが、魔法は燃費が悪い為、自重していただいたほうがよろしいです」
そこで金髪美少女が不思議そうな顔でモニターともっさんを見る
「・・・魔法?アキラわかる?」
「ああ、ほら昔、動画で俺が良く見てただろ、魔法少女んん~ちゃらとか」
「ああ、、、え?あーゆことできるの?ちょっと視たい!!」
もっさんはそういわれて、指先から炎をだしてみた。
「‥‥マジックじゃないのよね?えええ。興味湧くわね。貴方!ちょっと人体データーコードみせて!!」
ミレイと呼ばれた少女は目を輝かせながらもっさんに迫った。
「ミレイ、まず座れ。初対面で人体データ要求するな。」
「ええ~。これ私達のコードに追加できたら魔法がつかえるんだよ!空飛べたりするのかな?アキラちょっと私のソースコード書き換えて!!」
「はいはい。後でな。で、お宅らは何に困ってんの?」




