第10話 最後の清掃 その3
たどり着いた場所は中央に円筒の透明な壁がある装置のようなものがあった。 円筒には出入口があり外にはボタンやレバーのついている機械
俺のモニターからはその円筒入り、外の装置のレバーを上げてボタンを押すと転送装置が作動するという表示がでている。
試しにみんなで入ってみたが余裕がある。 しかし、、、円筒に入って俺たちは気が付いた。
「これ。誰が起動させるの?」
円筒の中にはボタン類は一切ない。
モニターからも反応がない。
アウリを見るが両手を上げてお手上げポーズをする。
いや、そうならそうでメンバーもっと連れてこなきゃダメだろぉぉぉ!!!!
引き返したいところだが、肝心のエレベーターは故障、、もとい破壊されており動かない。
アウリが応援を呼ぶことはできるが、一体いつここにたどり着けれるかは見当つかない。
そのとき、リタが言った。
「私が作動させるわ」
「しかし貴方がいませんとダンジョンコアの場所が。私が残ったほうが良いのでは」
アウリがそういうと、リタは手で制する。
「どう考えても私しかいないじゃない。移動先でいろんなことが起こっても私ができることは限られてるわ。それに一応ここもダンジョン内なんだから、私だったらどうとでも生きていけるわ。あの「まるい」で人がこないけど生きてきたようにね。それにダンジョンコアはすぐにわかるはずよ。こんなに遠くにいるのにすごい感じているから。」
「リタ、、、」
「なに情けない顔しているのよ。私は強いのよ。こんなことへっちゃらよ」
リタはそういいながら平助のほほをひと撫でした。
「できれば、もう一度貴方を食べたかったわね。ほんと、おいしい定食だったわぁ
あと、貴方もおいしそうだけど、今、からっぽみたいだから、今度あったとき味見させてね」
もっさんを見ながら舌舐めずりをする。
もっさんはちょっと顔を赤くしてうなずいた。
「さぁさっさと乗り込んで!!レバーを上げてボタンを押せばいいのよね」
円筒筒内に乗り込む
アウリがリタに声をかける
「時間はかかりますが、必ず貴方を迎えにきます」
「私ね、ダンジョンで生まれた時は、一人だったの。でも今は違う、、、、待つ人がいるって、悪くないわ。」
「わかりました」
「さぁやるわよ~~」
リタは機器の黄色いレバーを押し上げた。
筒の周りに青白い静電気のようなものが発生する。
「じゃ、、、いってらっしゃい」
ボタンを押すとバシュという音と強い光が発生し、リタはとっさに目を閉じた。
再び目を開いた時、円筒には誰もいなかった




