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冒険者になれなかった俺はダンジョン清掃員になったが、本当に価値があるのはゴミの方でした  作者: DLW


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第6話 黄金騎士 その2

安心しろ。と、言われてもこの状況ではとてもじゃないか安心もへったくれもない。

無言で立っているとアウリはため息をつくような動作をし

「あなたのおかげで、この星は助かるかもしれないんですよ?」


ほ、ほし?

「ああ、、、ちょっと口がすべりましたね。だか、まぁいいでしょう。貴方の協力がなければ、おそらく今回は解決しませんから。。。現在、ここは瀕死に近い状態にある。難しい話をしますと、他多数次元とこの次元との同時干渉におけるズレの調整がうまくいっておらず、こちらの次元に影響がでようとしているんです。」

「・・・・・・それって、どういうことでしょうか?」

やっと出た言葉

「こちらの次元でいうと、あなたは20年前の「災厄」を経験していますよね。その「災厄」のもっと大規模なことが起ころうとしているということです。仮にその災厄を「大災厄」としましょう。こちらの「大災厄」が起こったとした影響をシュミレーションした場合、他多次元へもかなりのことが起こりそう。といった次第です。なるべくわかりやすく言ってみましたが、いかがでしょうか?」


まったくわからない。

わかったことはあの「災厄」が起こるかもしれないってこと。


「俺が協力すれば、、、助かるってこと?」

「貴方だけではむずかしいです。他にも仲間が必要です。そうですね。せっかくここにいますからスカウトに行きましょう。」


アウリはそういうとスタスタとあるいてエレベーターへと向かった。

俺は今言われたことを反芻しながら後ろをついてゆく


エレベーターに乗り込むとアウルは10Fのボタンを押した。

はぁっ?


扉は閉じ、しばらく後ふたたび開いた。


10F そこは亜熱帯地方にあるようなジャングル空間だった。


そのままスタスタと歩き始めるアウル

俺はだんだん納得できなくて、思わず声を発する。

「いったいなんなんだよ。次元とか災厄がまた起こるとか。どういうことなんだよ!!」

「詳しい話は事務所に戻ってからにしましょう。ほら早速ですが現れたようですよ」


がさっ

と葉の擦れる音がしたと同時に、俺は足元からツタのような物が絡みついて頭上へと引き上げられていた。

「うわぁぁぁっぁ!!」

どうやらアウリも同じ目にあったが、重さの関係でその場で平然と立っている。


そこに現れたのはピンクの髪のかわいらしい女の子だった。人かと思ったがよく見ると背後にしっぽのようなものが出ている。

「あら、あら、あら、久しぶりにあの扉が開いたから来てみたら。まぁ、かわいらしい人ですこと」

ぶら下がっている俺を見て、指をパチンと鳴らすと、俺はそのあたりの木に縛り付けられた。

身動きが取れない。


アウリはそっちのけで俺を熱い視線で見る女の子。

「服は・・・・じゃまね。」

そういうと絡みついていたツタが服をびりびりに引き裂く。

そのとき俺は思い出していた

食堂 人間をおいしく食べる何かがいるというところ・・・もしかして俺食べられるの?!


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