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冒険者になれなかった俺はダンジョン清掃員になったが、本当に価値があるのはゴミの方でした  作者: DLW


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第5話 ゼロ世代の生き残り その2

今回は自然災害に近い表現がでてきます。

気持ちに余裕がない場合にはこの第5話その2は読まないことをお勧めします。

本編的には第5話のその2は読まなくても、20年前に災害級のことがあったという認識だけでも良いかと思います。

あの日

俺は家族と一緒に「みついぶるーらんど」という遊園地に遊びにきていた。

とうちゃん・かあちゃん・ねえちゃん・おれ

現地に到着して、さあ遊ぶぞー!!と張り切ったとき、、地面が揺れた。

「地震・・・かなり大きい!!」

次第に地震?は大きくなり立っていられない程になったとき、地面が割れた。

まわりから様々な悲鳴が聞こえる。


「・・・・藤堂さん大丈夫ですか?」

ふと、気が付くと鏡さんが心配そうにのぞき込んでいた。

「・・・ああ、ごめん。」

きまずい雰囲気が漂う。

「私、無神経にいろいろ聞いてしまってすいません。」

「・・いや、貴方が悪いわけじゃない。

 時間だけが過ぎてるけど、時間じゃないんだ。俺自身の問題」

しばらくの沈黙

「カウンセラーとかは利用されているんですか?」

「・・・たぶん、もう必要ない。俺がどうするかだけだから」


手元のマフラーにすいすいと千鳥模様を刺しながらつぶやく。

「今、生きてる人は大半があの災厄の経験者だとおもう。だけど俺は幼すぎて覚えていないことが大半だ」

「私はあの年に生まれました。。。。

 その為か、父親がずいぶんと過保護で今だにこまりますわ」

「・・・俺のねえちゃんも、もう結婚して子供もいるのに、俺のこと気にしてる。」

おもわずくすりと笑ってしまう。

「よっし、できたぞ。ちょっと視てみるから」


■ 疾風のくびかざり 改め 神風の首あて

品質 最良

性能 首に装着時 

   機敏性  +50%UP

   風の魔法 +10%

   自己修復能力

クモ糸を織り込み、図柄を施すことによって神のごとく風を操る

糸の効果により、首あて自体の損傷をある程度自己修復する


 予想販売価格 100,000,000円


・・・・・。モニターを見ながら思わず固まってしまう。


「・・・・何が視えているんですか?」

「・・・ごめん。もしかしたらとんでもないことになっちゃったかも」


鏡さんに見えてる性能を話す。

「藤堂さん。ライムでは他の図柄を刺すことによっていろいろ効果が発揮てきるとのことでしたよね?もし可能でしたら他の図柄を追加できますか?」

「・・・はい。えっと、図柄によって効果がかわるんですが、、」

スマホから写真を選び刺繍図柄と簡単な効果の説明をする。と、、、

写真にいくつか赤バツが付く。

「?」

「いかがなさいましたか?」

「いや、写真にいくつか×印がつくんだ」


■ 注意!!

現在の効果と競合する為、いくつかの図柄は刺しても効果がない、もしくは元の性能を下げる危険性があります。


・・・・・?

俺は素直にそのままモニターの注意事項を鏡さんに伝える。

「ああ、そういうことですのね。」

「え?分かるの?」

「例えば火の要素のある武具に水の要素を加えようとしてもお互い相殺してしまう。といったことではないでしょうか?」

「おおお。なるほど!!」

「わかりましたわ。今回はこのまま使わせていただきます。使用後の感想については後日ご報告ということでよろしいかしら?」

「ああ、かまわないよ。」


裁縫道具をしまっていると、鏡さんがもじもじしながらこちらを見ている。

え?なに?

「・・・どうかしましたか?」

「以前から思っていたことですが、貴方の能力はとんでもないんですが、ご自覚はありますか?」

「・・・じっさい使ってもらわないと効果が本当にあるかどうかなんてわからないし、俺自身も半信半疑」

「もし、この防具や武具があれば、価格にすれば、とても高価なものになると思いますが、貴方はその対価をまったく提示しないのですが。」

「ええt!!!いやいやいや、そんなただ刺繍さしただけでお金貰えないよ。材料+手間賃ぐらいならとは思うけど。今回は素材は貴方のものですし、お金もらうことのほどでは。。。。」

「・・・・そこは、そうですが、私は今後、正式にあなたに依頼をしたいと考えています。できれば早急に金額等をご検討いただきたいですわ」

美咲はそういうと、マフラーをカバンにしまい。席を立つ

「藤堂さん。結果たのしみにお待ちくださいね。私はあなたの作品を買っていますの」







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