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冒険者になれなかった俺はダンジョン清掃員になったが、本当に価値があるのはゴミの方でした  作者: DLW


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第5話 ゼロ世代の生き残り その1

その日 俺は職場近くのトトールにいた。

今度は俺が待っていいた。


事の発端は、先日した刺繍の作業

あれから普通の布や、刺繍キットで練習を重ねた結果。。。本当に効果がでるのかどうしてもためしたくなった。が、ダンジョンで布切れを拾うなんてそうそうめったにない。

思案した俺は、、、、マフラーに刺せばいいんじゃない?と思い立ち、以前ライムで交換した彼女へと連絡した次第で。

いや、すっごく迷ったよ!こんなおじさんが若い子にライムだなんて!!!

でも、好奇心に勝てなかったんだ。。。。そうして相手も話に乗ってくれたわけで。

今日はカバンにミニソーイングセット持参で待ち合わせしている。

その場で刺繍をして、後日彼女に効果を試してもらうつもりだ。


「こんにちは。お待たせさせてしまいましたか?」

鏡 美咲が少し息を弾ませながら声をかけてきた。


本日もかわらしい恰好で、、、おっと、そういうのはいかん!いかん!


「いや、俺もさっきついたところ。何飲む?」

「そうでしたか。では、アイスティーお願いできますか?」

「おっけ。ちょっと待ってて」


本日は俺から声がけをしたのもあるので、当然おごりである。

たわいもない話からはじまり、本題であるマフラーへの刺繍について説明する。

「ライムでも触れたけど、君のマフラーに一定の図柄をいれることで、どうやら性能を多少追加したりできそうなんだ」

「・・・・このマフラーを修理して、性能UPしたのにも驚きましたが、機能を追加できるなんて信じられません」

「今のところパーセンテージが低いので、ほんとに多少といったところなんだけど、、、、大切にしているマフラーなのは重々わかっているけど、試させてもらえないかな?」

「それは問題ないです。実際に修繕後の効果もわかっています。藤堂さんを信頼していますよ」

にこりと微笑みながらマフラーを渡してくる。


「ありがとうございます。今回は前回修理につかったクモ糸で、すばやさをUPする鳥の図案を入れていこうと思う。くも糸なので他の人からは刺繍をしているとわからないから、見た目には問題ない・・と思う。」

「わかりました。おまかせします。」

「じゃ、ここで今すぐ刺しちゃうね。30分ぐらい待っててほしい」

「待ってる間話しかけても大丈夫ですか?」

「多少なら」

「じゃあ、藤堂さんのこと教えてほしいです・」

「え?俺のこと?」

布を「鑑定」のモニター越しに見ていた俺は、急に俺の事知りたいって言われて顔を上げる。

「ええ。せっかくなので。何も知らないより、知っていたほうがいいかもって感じたので」

「俺のことなんて。。。。さえないおじさんだよ」

そこから美咲が根ほり葉ほりと質問され、俺はモニター越しにマフラーに刺繍しながらこたえていく。

「ご年齢が24歳ということは・・・ゼロ世代でしょうか?」

「まぁ差し掛かかってるよね。」


ゼロ世代

今から20年前にこの国・・というかこの星に起こった大災害の始まりを指す。

俺は当時4歳。

このとき俺は両親を亡くした


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