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冒険者になれなかった俺はダンジョン清掃員になったが、本当に価値があるのはゴミの方でした  作者: DLW


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第4話 布の上の魔法陣 その1

今日も今日とてお仕事。

しばらくスキルオーブ再生ばかりだったので、ろくに自分の時間を持てていない。

スキルオーブについてはもっさんが居ないと進まないので、おいといて、今日こそは先日拾った布にとりかかりたい。


昨日スキルオーブ汁を飲んだもっさんからあの後応答がないので、一応生存確認せねば。。。

ちなみに、わがアパートはエコなので呼び鈴などというものは無い。

もっさんの部屋のドアにたち

トントン


・・・・・・


ノックしたが返答がない。

もし倒れてたり、、、巨大化?していたりしないよな?

もう一度 ノックしようとしたとき、ガチャりと扉が開いた

そこには・・・いつもの瓶底眼鏡のもっさんではなく、髪も白髪と黒が混じったロン毛の人が立っていた。

・・・・誰?

「へ、平ちゃん。」

声は間違いなくもっさん。

「も、もっさん?」

無精ひげの原人みたいな容貌だけど声はもっさんだった。

もっさんはなにか言いたげだったが、俺も仕事の時間がせまっていた。

「ごめん、もっさん。俺時間ないんだ。詳しくは帰ってから聞くから!!!」

「・・・わかった。行く前にスキルオーブ失敗で貯めてた水ってもらえるかな?」

いったん部屋にもどり、冷蔵庫からペットボトルにためてたオーブ汁を渡す。

「とりあえず1本でいい?」

「たぶん十分だ」


いったん別れ、今日の仕事場へとむかうべく、事務所に立ち寄る。

今日の作業場はどこかな~と考えていると。事務の三森まゆりから呼び出された

「藤堂さん 所長がちょっと来てほしいって」


・・俺なんかやらかした?

おそるおそる事務所内の所長室に入る。

「藤堂くん お疲れ!出勤そうそうすまないね。」

いつもはさっさと仕事をしろ!といった感じで俺をおいたてている人だか今日はずいぶんと機嫌がよい。

「実は先週提出された魔石についてなんだけど、ちょっと詳しく聞いてよいかな?」


どうやら、「まるい」で見つけた隠し場所からの魔石についてだった。

「なんかやばい物だったんですか?」

「いやいや、逆に相当良い石だったみたいでね。収集場所とか詳しく教えてほしいって依頼がきてる」

マジか・・・とりあえず俺は道すがら回収したことにしてその場をしのぐ

「了解っと。なんか相当価値のある石らしくて、本社のほうに政府から高額買取されたってことらしく、今月の手当に金一封乗るって連絡あったぞ」

なるほど、それで機嫌いいのか。

うわー休みの日とかに個人でダンジョン入って回収しようかとおもってたけど、こりゃやめたほうがいいな・・・・。たぶんいずれ、バレそう。

そんなにいい石なら、さばける場所なさそうだし。まぁ・・・いっか・・・・

所長室から出た俺は、その日に割り振られた現場へ向かうこととした


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