第3部 完
器械天使ルディは過去の偉人の復活を試みる。
「でわ!蘇生魔法使いますよ」
「おー」
パチパチパチパチ。
今から神聖国教会の地下でデビアスママの蘇生を行う。
天使の眼がデビアスママの遺品である髪の毛をスキャンする。
DNA解析…スタビライザー起動。時間軸固定。
対象の時間軸を設定してください。
「何歳ぐらいのママさんを甦らせれば良いのですか?」
「うーーん、720歳かな」
空間固定。対象をコピーします。
グァングァングァン!!
放電現象が発生した。
バシュッ!
黒い球体が地下室に現れたと思うと、だんだん小さくなり人型になる
「ママ!!」
「デビアス!?」
蘇生成功
蘇生と言うよりコピー再生だが。
全裸の女性に抱きつくデビアス。
器械天使の蘇生魔法…
それは過去の人間の完璧なる複製品を作る事だ。
オリジナルと全く同じ遺伝子。そして記憶を持つ。
それはもはや本物。本人である。
しかし…
おおおおお…エロい!
デビアスママエロ妻!!!
セクシーすぐる!!
昔見たアニメに出てきた攻撃を二回全体にするママに似ている!!
ぜひ紹介してほしい!!
しかし親子感動の再会を邪魔するのも無粋と言うもの
俺はこっそり帰った。
帰ってさっそくフタナリプレイだ!
◇◇◇◇◇
「ルディ…その姿のままやる気なの?」
とアリシアさん
「私はイイと思う…」
とリリアさん
「どんなお姿になってもお姉様はお姉様です!」
とマリアちゃん
「うーん、人形の形をした拷問器具にしか見えないわね?」
とクラリスさん
「元に戻っても良いですけど…この姿になるのに2億ゴールドかかっているんです」
「「「「2億!!!」」」」
普通、驚くよね。
「どっちにしても1ヶ月で元に戻ってしまいますけど」
「そ、それならいっぱい高難易度依頼をこなさないともったいないわね」
「まぁとりあえず…せっかくフタナリになったのだし…」
では、みんなのフタナリを頂こうと裸になった俺は悲鳴を上げた。
「ぬああああああああああああああああにぃぃぃ!」
なんと器械天使の股間に穴が無くて、代わりにオ◯ホを入れる為の大穴があった…
これダッ◯ワ◯フじゃねーか!!
南極◯号じゃん!!
「ヤダ!!戻るぅぅぅ!!」
俺は速攻で元の見習い天使ルディアルに戻った。
◇◇◇◇◇
次の日
「デビアスの母ルシファと言います。この度は蘇生していただきありがとうございます」
お色気ムンムンのデビアスママにお礼を言われる
「いえいえ、デビアスさんのおかげですよー」
デビアスがいなければ、俺は器械天使になれなかったしね。
「ボクからもお礼を言うよ。本当にありがとう」
ニコニコ顔の魔王。
なんでもデビアスママ…ルシファさんはこれから魔王になり散り散りになった魔族を再建するらしい。
そして魔族国家を作り、人間の国と共存共栄を目指すそうだ。
俺は、人間にも神にも悪魔にも公平に接する異世界の天使として、その橋渡し役に担う事になった。
大役だが…俺には関係ない。
いつも通り
ただの旅人のルディだ。
リリィフラワーや聖女やこれから出会う事になるであろう、まだ見ぬ美少女達を助けハーレムに加えウッハウッハする。
「ルディ!!大変よ!!!!」
「女神様がまたやりやがった!いえ、お戯れをされてます」
「ルディ行こう」
「お姉様は私が守ります」
「姫、補助はお任せを」
「捕縛は私が…」
「ぐふふ…女神様にチョークスリーパーをかけて悶えさせますぅ」
女神はランバード王城のメイド達を片っ端から男の娘に変えているらしい。
女神が現れ世界は乱れ始めている。
それを収めるのが俺たちリリィフラワーの新しい仕事だ。
「ふー…みんなさん行きましょうー」
「おーー」
いいねやブックマークのおかげで第3部完結まで行けました!ありがとうございます。
これからもルディ達一行の活躍(?)は続きます^_^




