第4部 魔王胎動
史上最強となったルディアル。しかしその代償はあまりに大きかった。
ルディアルはその代償の大きさに器械天使の身体を解除してしまった。
「ねぇ…デビアスちゃん」
ここは神聖国教会の地下実験室。
そこに籠るのはデビアスとその母ルシファだ。
「なんでしょう?」
「んーとね、ルディちゃんの器械天使なんだけど…アレ…不味いわよ」
魅惑的な唇に指を添え考え込むルシファの姿にデビアスは見惚れる。
「不味いとは?…ルディアルはあの力を無闇に振りかざすタイプではないと思いますが…」
「ううん、そうじゃないの…あの器械天使の身体はルディちゃんの魂を蝕むわ」
「いずれ力に溺れると?」
頭をふるルシファ。
「器械天使は無機質な血の通わない身体。あんなのにルディちゃんの魂を閉じ込めていたら数ヶ月で心なくなっちゃうわよ」
目を見開くデビアス。
「ルディちゃん、身体は不死身でも心は不死身じゃないわ…」
母ルシファの魔王国復興にルディアルの器械天使の力を借りようとしていたデビアスだが、さっそく計画に狂いが出てしまった。
「前回はすぐに元の姿に戻ったから影響はないけど…多分、ルディちゃんも器械天使の身体は危険だって感じたのね」
なるほど…安くない金額で器械天使になったのにすぐ解除したのは、そう言う危機感があったからか。
納得するデビアス。
「ルディアルには器械天使にならないよう注意しておきます…」
◇◇◇◇◇
「…なんて事だ…」
おれは唸る…
ここはランドール王城応接室。
イーリア聖堂教会に預けた女神様が暴れていると報告を受け、俺達リリィフラワーはランバード国王と面会していた。
ちなみにリリィフラワーの現在のメンバーはリーダーで剣士のアリシア。ヒーラーのクラリス。ウィザードのリリアに元姫でモンクのマリア。その姫付きの元護衛騎士のマジックナイトのレイラと、同じく元姫付きメイドのノエルに聖国から半ば無理矢理着いてきた聖女セリナ。
そしてタンクの俺を含めた8人だ。
「王城としては実害はないのだが…メイド達が全員男になってしまった…」
俺達に紅茶を淹れるメイドさん。
この可愛いメイドさん…確かCカップはあったはずだが…胸が真っ平らになっている。
見た目こそ可愛いメイドの女の子だが…下にアレが付いているのか…これが男の娘と言うものなのか…
「大半のメイド達は別に男の身体でも良い。むしろ男の身体の方が良いと言う者までいる」
思ったより自体は深刻だ。
メイドさん達が女に戻りたいと言うなら話は簡単だ
器械天使になって女神にメイドさん達を元に戻せと脅せばいい。
しかし、メイドさん本人が男がイイと言うのでは…
「今、女神はどこに?」
「メイド達の宿舎だ」
メイドの宿舎!なんて素晴らしい響き!
俺達はノエルさんに案内されてメイド宿舎に向かった。
◇◇◇◇◇
「いた…」
宿舎の庭の植え込みに隠れている女神を見つけた。
俺は物音を立てないように女神に近づく。
「め…っ」
女神に声をかけようとした俺は、女神が見ている視線の先に気がつく。
メイドさん達がレ◯ってる!!
庭のベンチに座った二人の少女のメイドさんが互いのスカートの中に手を入れ仕切りに動かしていた。
(おぉ)
俺は女神の隣にしゃがみ込んで二人のメイドさんを観察する。
手の動きが激しくなる二人のメイド。
そして捲れるスカート…
そのスカートの中にそそり立つアレがあった…
(ぐっ!)
俺は二人のメイドさんの股間のアレに不覚にも熱くなる。
(バ、バカな!?この俺が男のアレに反応した!?)
気がつくとリリィフラワーのメンバー全員が二人のメイドさん達の痴態を見て目を輝かせていた。
覗かれていた事に気がつかない二人のメイドさんは、互いにスッキリしたのだろう。お互いのアレをハンカチで拭きあい、手を継いで宿舎に戻っていった。
「ふーー、良かったぁ…」
熱い吐息を吐く女神。
「ね?男同士も悪くないでしょう?ルディアル」
俺に問いかける女神。
うぐぐ…ホ◯を認める訳にはいかない!いかないが…
「お、男の娘とフタナリまでなら…み、認めます」
俺は折れた。
後ろで喜ぶアリシアさん達。
「あ、あと彼女たちが元の体に戻りたいと言ったらすぐ戻す事。それと勝手に他人の性別を変えない事。」
ビッと親指を立てて了解する女神。
俺が折れた事で、さっそく女神様に男の娘にしてもらうリリアさん。フタナリ化するアリシアさんにクラリスさん。
今夜はカオスな夜になりそうだ…
いいねありがとうございます。




