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REVOLT  作者: まな
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REVOLT 第二話「革命の仲間」

革命は、一人では成し遂げられない。


世界を変える者には、共に歩む仲間が必要だ。

朝日が森を照らしていた。


焚き火の火は消えかけ、静かな風だけが木々を揺らす。


レヴァンは腕に巻かれた包帯を締め直した。


昨日の戦いで侵蝕に耐えるため、自ら噛みちぎった傷はまだ塞がっていない。


ジンはその様子を黙って見ていた。


「……次はどこへ行く。」


レヴァンは立ち上がる。


「監獄だ。」


「監獄?」


「ああ。」


「仲間を迎えに行く。」


ジンは思わず立ち止まる。


「仲間って……革命軍には何人いるんだ?」


レヴァンは振り返らずに答えた。


「俺と、お前。」


「二人だけだ。」


「……少なっ!」


ジンは思わず声を上げる。


「世界を敵に回してるくせに二人しかいねぇのか!」


レヴァンは少しだけ笑う。


「人数は関係ない。」


「必要なのは、覚悟だ。」


二人は監獄へ向かって歩き出した。



数時間後。


巨大な黒い壁が姿を現す。


監獄都市――。


世界中の重犯罪者や危険人物だけが収容される要塞だった。


しかし、その日は様子がおかしかった。


爆発音。


悲鳴。


黒煙が空へ立ち昇る。


「何だ……?」


ジンが顔をしかめる。


その時だった。


轟音とともに監獄の外壁が吹き飛んだ。


瓦礫の中から、一人の男が現れる。


全身に鎖を巻き付けたまま。


血まみれの姿で笑っていた。


「ハハハハハ!!」


「もっと来い!!」


「退屈なんだよ!!」


天使の兵士が叫ぶ。


「撃て!!」


AI兵器が一斉にレーザーを放つ。


悪魔たちが魔法を放つ。


男は鎖を振り回し、攻撃を弾き飛ばす。


地面が砕ける。


監獄の門が崩れ落ちる。


「また暴れてやがる!」


「止めろ!!」


「絶対に外へ出すな!!」


ジンは目を見開いた。


「あいつ……何者だ?」


レヴァンは静かにその光景を見つめる。


「迎えに来た奴だ。」


「……え?」


男は笑いながら看守を殴り飛ばす。


だが、不思議なことに誰一人殺してはいなかった。


牢屋だけを壊し、


囚人たちへ叫ぶ。


「逃げろ!!」


「自由だ!!」


囚人たちは一斉に走り出す。


その姿を見てレヴァンは小さく笑った。


「相変わらずだな。」


その声に男が振り向く。


一瞬、笑みが止まる。


「……レヴァン?」


そして豪快に笑った。


「ハッ!」


「遅ぇじゃねぇか!!」


ジンは驚く。


「知り合いだったのか!?」


その瞬間。


天使の兵士がレヴァンへ気付く。


「革命家レヴァンだ!!」


AIの赤い眼が光る。


《危険度:SSS》


《革命家レヴァンを確認》


《最優先排除対象》


悪魔たちも武器を構える。


「革命軍をここで潰せ!」


レヴァンはゆっくりと二本の剣へ手を伸ばした。


男は鎖を握り締める。


ジンも拳を構える。


三人は肩を並べた。


レヴァンが静かに口を開く。


「革命軍。」


「初めての共闘だ。」


次の瞬間。


三人は、数百の敵へ向かって駆け出した。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


第2話では、レヴァンが「仲間」を迎えに向かう姿を描きました。


次回は、新たな革命軍の仲間が本格参戦。三勢力との激しい戦いが幕を開けます。


ぜひ、第3話もお楽しみください。

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