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学園転移~人狼になった俺の異世界生活~  作者: 蜜柑【オレンジ】
二章 蜘蛛と山羊と始まりと
25/52

黒山羊さんは〇〇でした3

(side黒山羊)


私は黒山羊、名前はノア


私には兄弟がいた、しかし私以外全員白かった


そんな中黒い私を同い年のものたちは虐めてきた、すぐにやり返して逆にボコボコにしたがな


そんな私を唯一可愛がってくれたのは兄さんだった。


兄さんは私達より1日早く生まれた異母兄弟だ、そんな兄さんは体が大きく群れの大人たちと張り合えるほど強かった。


そんなある日、群れに凶暴な肉食獣が襲ってきて私達の群れは散り散りになり私と兄さん以外は生きているか分からなくなった


あれから数年、兄さんは群れを作った。


体が普通の大人の何倍もある兄さんはその強さも含め瞬く間に群れを大きくしていった、私も兄さんの役に立つよう必死に強くなった、そして私はその過程で魔法を覚えた


そんなある日私はもっと強くなりたいと思い兄さんに武者修行の旅をしたいと話した。


最初は心配していた兄さんも姉さんに諭され最後には頷いていた

姉さんは兄さんの番で私を実の妹のように可愛がってくれたひとだ、ちなみにこの後旅に出るまでずっとベッタリであったのはいい思い出だ




そして私は武者修行の旅に出た


あるときは深く広大な森を


あるときは高く難解な山を


あるときは熱く砂塵舞う砂漠を


あるときは広く荒れ果てた荒野を





そうやって数々の修羅場を乗り越え私は兄さん達の群れがいるこの森に帰ってきた。


ちなみに兄さんからお前も番を探してこいと言われたが私は自分より弱い雄の子を身籠もりたくないので未だに独りだ



そしてしばらくぶりに会った兄さんは何故か少しボロボロだった

私は慌てて兄さんにその怪我のことを聞いたが笑いながら何でもないとはぐらかすばかりであった


埒があかないので姉さんに聞いたところ友達になったやつと戦って出来た傷だといった


確かによく見れば兄さんは表面はボロボロだが前よりも強くなっているように感じた




それからしばらく私の帰還祝いが始まった

私は旅の途中で鍛えた魔法の腕を見せたり、私の番になろうとする雄をたたき伏せその雄が今度は姉さんにたたき伏せられ最後に兄さんにたたき上げられるということがあったが全員変わりないようであった


その翌日

私は縄張りである草原の周りの森を歩いていた

久々の故郷、変わりがないか散歩をしていた


変わらぬ森そして家族達

しばらく離れていたが全く変わらない家族達を思い浮かべ私は少し笑ってしまった

そんな中違和感を感じた、縄張りの外であるが強い気配がこちらに向かってきていた

私はその気配をたどりそしてやつ(・・)に出会った


そいつの姿は一言で表せば馬鹿でかい狼、そして何故か背中に人族のような女と獣人のような赤子を乗せていた

だがそんなことは関係ない!

私はその狼に魔法を放った、私の魔法は風 それによる風の刃

ただでさえ鋭い風の刃を私は長年の修行によって更に進化させた

それは凹凸を付けえぐるように切るということだ

これにより切れ味も上がりたとえよけられたとしても掠ればその傷は中々治らない

そしてその風の刃は巨狼にあたり


その前足に傷をつけた


前足?


よく見れば先程まで四足歩行であった巨狼は二足歩行になっていた


まさか 人狼?!

いやそれよりも私の風の刃を喰らって何故平気なのだ?!


よく見れば傷を受けた前足は徐々にだが回復していた


どうやら久々の強敵らしい

私は気を引き締め直し目の前の人狼に魔法を放った






そこからは激戦と驚愕であった


威力を上げていった〈風刃〉を人狼が、持っていた筒状の道具から魔法を放ち、撃ち落とし

そのうちの一発が地面に当たり爆風によって吹き飛ばされ、いつの間にかいなくなっていた女が手足に毛を生やし背中から鋭い爪を出して私を糸でぐるぐる巻きにしたり


そこから逃げ出す為奥の手の〈嵐角〉を使い脱出しそのまま人狼を攻撃したり


その人狼がためらいもなく〈嵐角〉に手を突っ込み私の角をつかみ投げ飛ばしたり




そして


私が進化したり




目の前の人狼に森の中に投げ飛ばされ体を打ち付けた私はなんとか立ち上がったがその体はもはや立っているのがやっとであった

でも、ここで倒れたら?


そのときは・・・・・・家族が


そんなのは嫌だ!

そんな思いが届いたのか私の体は光に包まれた


それは武者修行の途中で見た存在進化(ランクアップ)であると私はすぐに気づいた


そして光に包まれた私は進化を果たし《山羊人(サティロス)》となった


存在進化(ランクアップ)を果たした後私は自らの体に溢れる力を使い目の前の人狼と戦った


人狼は私の攻撃を避けるだけであったが途中で人狼が空に逃げ私もそれを追い空を風で飛んだとき私は気付いた


風に乗って血のにおいが、それも草原の方から


私は目の前の人狼を無視し全速力で草原へと向かった


そして草原に着いた私がみたものは

兄さん達をフォーハンドグリズリーの群れが襲っているところであった

群れの中心にけがをした仲間がいることから不意打ちだったのだと感じた


私は何のためらいもなく空から兄さんの横に降りた

周りから急に降りてきた私に驚いた目をしていたが私はそんなことを気にせず兄さんに向かって現状を聞いた


『兄、さん!』

『?! ノアか?!』

『そう、だよ!、それ、よ、り兄、さん これ、は!』

『見ての通りだ!フォーハンドグリズリーが襲ってきたんだ!奴らどうやら森の奥から逃げ出してきたみたいだ』


兄さんが言うには時折他の場所から来たモンスターが森の奥に行き逃げ戻ってくることがあるらしい

このフォーハンドグリズリーも私が帰ってくる数日前に他所からこの森に来たらしいがその時はこの倍以上いたらしいが

半数以下に減っているということはどうやら手痛い目に遭ったのだろう


『なん、で、そん、な、奴ら、が、私、た、ちを』

『どうやら俺たちを倒して強くなってまた森の奥に挑戦するみたいだ、見ろよ あそこにいるのがこいつらのボスだ、熊のくせに妙に知恵がまわる』


そういって兄さんが促した先には他のフォーハンドグリズリーと全く違うものがいた

そいつは周りのとちがいその体も覇気も違う六腕の熊


『アシュラグリズリー、フォーハンドグリズリーの存在進化(ランクアップ)個体だ』

『あい、つ、強、い!』

『ああ、分かっている!だからノアあいつが出てくる前に雑魚を片付けるぞ!』

『・・ん!』


「「「グオオオオオオオ!!」」」


私たちの会話が聞こえていたのか周りのフォーハンドグリズリーが怒ったような、いや怒った声を出し私たちに襲いかかってきた


私はそんなグリズリー達を冷静に見つめそして


『ふっ・、ん!』

「グギャ!」


その顔面を風を纏わせた腕で殴りつけた

殴られたグリズリーは顔を粉砕されその血は私の腕の風に巻き込まれ渦巻いていた

そして反対側で腕を振り上げているグリズリーに


『ふっ、・』

「ぐ・お・!」


風刃を飛ばし頭から胸までを縦に裂いた

私はグリズリーが倒れた後疑問に思った


(やはり技の威力が高い、しかし何故あの人狼は平気だったのだ?)


そんなことを考えているうちに次のグリズリーが向かってきたのでまた殴る


隣では兄さんがグリズリー達をその巨大な角ですくい上げ後ろ足で蹴り殴っていく、そして他の雄たちもグリズリーを牽制していた


(兄さんも余裕だな、うん?)


その時ふと違和感を感じた兄さんが段々と離れていっている


いや、私が離されている!


それに気付いたときはもう遅かった


『ぐはっ?!』

『な、?!、兄、さん!』

『ふん、手間駆けさせやがって』


そういって兄さんを先程まで離れていたアシュラグリズリーがその爪に血を滴らせながら呟いた

兄さんはその胴に大きな爪痕を残し崩れ落ちていた


『ぐ・・あ・』

『おお、まだ生きてんのか、すげーなおい』

『てめえ、・・不意討ちとは・ぐはっ・・!』

『生きるのに卑怯もくそもねーんだよ、バーカ!』


アシュラグリズリーはそんなことを言いながら立ち上がった兄さんの頭を殴った、今度は兄さんの角が折れ地面に転がった


今度は兄さんも踏ん張り倒れはしなかったがその体はボロボロであった


『ハア・・ハア・・』

『おお、踏ん張るね、てめえあの群れのリーダーなんだろ?

安心しなてめえを殺した後全員なぶり物にして殺して食ってやるよ!俺たちの腹の中で一緒になってな、クハハハハハ!!』

『てめえ・・!!』

『おお、怖い怖い、じゃあバイバーイ』


そういってアシュラグリズリーは兄さんを殴り飛ばした


私はすぐに駆け寄ろうとしたが目の前のグリズリーが邪魔をしていけない

そして兄さんが飛んででいったさきでは


「グオ」


別のグリズリーが手を上げて振り下ろそうとしていた


「兄、さん、!!!」


私は叫ぶことしかできなかった


グリズリーの腕が振り下ろされた瞬間


「おい、何してんだ?」


グシャ!!


そんな音とともに


グリズリー(・・・・・)が横に折れ曲がって飛んでいった


そして兄はその後ろから出てきた人物に受け止められた


「大丈夫かボス?」

『なっ、おまえ、ははこんなんかすり傷だ』

「強がんなよ、ボロボロじゃねえか、待ってなすぐ終わらせる」


そういって兄を抱き留めたのは

先程まで私が攻撃していた人狼であった

そしてその人狼は私達を囲んでいるグリズリー達を見渡した後


「てめーら覚悟は出来てんだろーな、殺されるよ!」


そういった


人狼からは凄まじい殺気を込めた威圧が漏れていた

そして私は瞬時に悟った


(あっ死んだ)




ティ「やあやあ皆さんお待たせ時空神ティムだよ!

それじゃあ前回の予告通りここでこの世界の解説を行いまーす!」

忍「ティム様まず第一の解説は何ですか?」

春「それが分からなければ、我々も解説できません」

ティ「ああ、ごめんごめん、じゃあまず第一の議題はこの世界について!」

忍「今日でこのコーナーは最後です」

春「短い間でしたがお読みいただきありがとうございます」

ティ「二人とも何勝手に終わらしてるのさ!」

忍「いえ、いきなり世界についてって」

春「普通それは最終回とかじゃあ」

ティ「あのねえ、まずは舞台設定から言うもんでしょう、まあ気を取り直して

この物語の舞台は異世界 ワークス ここは世界神が試験的に作り出した数多の世界の一つ、魔力という特殊な物質がありそれによりこの世界の人々は魔力を使い魔法、魔術を使い生活している、大きな大陸は五つほどありその全ては陸路で渡ることも可能、人種族はたくさんいるがその都度教えるね、そして魔力によって突然変異した魔物が世界中に生息しており人類は魔物を狩って生活したりしている」

忍「そしてこの世界には主神となる神はおりません」

春「試験的に作られた世界なので主神はいませんが、人々の願いによって生まれた神が多くおります」

忍「現在その神達は見習いということで神界にて勉強をしワークスを治めています」

ティ「主神はその中で全神王に認められたものがなりそれ以外の神はその補佐なんかをするよ、それまでは全神王が仮の主神なんだ」

忍「それよりもティム様いつになったらこの世界の主神決まるんですか?記録によるとこの世界人が生まれてもう三千年たってるんですけど」

ティ「それがね誰もやりたがらないんだよ、あの変態のせいで、だから今でも空席」

春「ああ、あの変態ですか、初めて見たとき私の目を疑いましたよ本当」

ティ「まっ、そういうことまあこの世界はなんだかんだであの変態のおかげで平和なんだけどね、

それじゃ、今回はここまで!じゃあまたねー!」

忍「それではまた次回」

春「お会いいたしましょう」

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