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学園転移~人狼になった俺の異世界生活~  作者: 蜜柑【オレンジ】
二章 蜘蛛と山羊と始まりと
20/52

学校サイド 女子会

その夜

拠点では火をたき男子達が交代で見張りをしていた


テントは女子が使うようで中から話し声が聞こえてきた


「橘さんすごいですね!あれだけのイノシシの大群を一人で倒すなんて!」


そう言って実亜を褒めているのは猿飛である


彼女の異能は【格闘家】蹴りや拳の威力が段違いに上がるという戦闘系の異能なのだが

昼間の戦闘では非戦闘員緑川や雲井らを守るために後方に下がっていた

それ故に実亜の魔法を間近で見ているためその興奮は人一倍すごい


「そんなことないよ、あれは拘束してから締め上げて殺すのだからもしも拘束が解かれたら終わりなんだよ

しかも結構えぐいしね」

「あっ、えぐいって自覚してたんですね」

「でも何で拘束魔法ばかり鍛えてたんですの?橘さんの異能は【魔法使い】、他にも使えますわよね?」


そう、実亜の異能【魔法使い】は魔法であれば何でも使えるのだ

しかし実亜は拘束魔法しか使っていない


白鳥の質問に実亜はなんとでもないようにいった


「え?もちろん大神君を捕獲するためですよ、出会った瞬間逃げられるかもしれないので」

「大神?確かその人って前回戻ってこなかった、生きてるんですの?というかそんな動物みたいな人なんですの?!」

「はい!大神君はちょっとやそっとでは死ななそうですし妹の白ちゃんも生きてるって言ってますしね

それに生きて返ってくるって約束しましたし」

「お兄はいがいとしぶといですからね私の【直感】もお兄は生きてるってささやいてますしね」

「実の兄にしぶといって、でもなんで生きてるなら戻ってこないんですかね?もしかして迷子とか?」

「それはないと思いますよ、お兄帰巣本能は高そうだし、多分帰れない理由があるんですよ」


白の【直感】侮りがたし、しかしまさか兄が人狼になっているとは思わないだろう


そんな女子達のおしゃべりも終わりを迎えた


「あなたたち、そろそろおしゃべりもやめて寝なさい明日も早いんだから」

「烏頭先生」


女子達に注意をしながら入ってきたのは保険医の烏頭 緑先生

彼女の異能は【回復士】という異能の中では珍しい回復系の異能を持つため今回の遠征に参加しているのである


「それに寝不足は女の子にとっては致命傷なんだから、私の異能でも直せないわよ」

「はーい、でも烏頭先生どこ行ってたんですか?」

「瓜田先生のところにね、明日の予定を聞きにね」


そんな風に一見何にもないようにいう烏頭先生に女子達はその目を光らせた


「ほほー、明日の予定の他に今後の予定について聞きに行ったんじゃないんですか烏頭先生?」

「はえ?な、何のこと?」

「隠さなくても良いんですよみんな知ってますから」

「え?え?え?」


女子達の言葉に烏頭先生の顔が赤くなっていくつまりそういうことなのだ


「瓜田先生と烏頭先生が恋人同士なのはみんな知ってますよ」

「えーーーー!!!!」


そう瓜田 源三、烏頭 緑この二人は恋人同士なのである

教師である二人はそのことを隠そうと学校では他人のように振る舞っているが恋バナに飢えた女子達にはすぐに分かった、ちなみに地球でも二人が恋人同士なのは全先生、生徒の周知の事実である、そのことを知らないのは本人達だけである


「ごめんね先生、本当ならいちゃつきたいだろうに」

「わわわわ私はそそそそそんな事おおおお思ってなななななんか」

「先生動揺しすぎバレバレだよ」

「甘酸っぱいですはね」

「Yes,烏頭先生の反応バレバレ、sugarはきそうです、Very Sweetです」

「ごめん、アリスちゃん今なんて言ったの」


少々聞き取りづらい英語?を話したのは熊井 アリス

ハーフらしく金髪のかわいい感じの子である、日本育ちのため英語をしゃべれないのだがさっきのように少しおかしな英語をしゃっべって場を和ませようとするムードメーカーである


ちなみにに彼女は探索隊の最後の一人

沈んでいた探索隊のメンバーを励まし他というのは有名な話だ




話を戻し女子達はここぞとばかりに烏頭先生に質問をしていた主に「キスはしたのか?」「デートはどこに行ったのか?」「瓜田先生のどこを好きになったのか?」

恋に飢えた女子達の迫力に押され烏頭先生は顔を赤くしながらも一つ一つ答えていった、そのたびに女子達は黄色い悲鳴を上げていった


「さて盛り上がっているようだがそろそろやめにしよう、烏頭先生も限界のようだしな」


丑崎がそういい烏頭先生の方を見た

先生は顔を赤くしながら顔をうつむかしておりかなり恥ずかしいようだ


「ええー、そんなー」

「ふふ、私も話したりないがこれ以上続けると本当に明日の予定に支障が出るからな」

「そういえば、先輩は好きな殿方がいませんの?」

「?、なぜ急に私に話を振るのだ?」

「あっ、それ私もおもいマシター、センパイの浮いたOHNASHI聞いたことアリマセーン」

「ふむ、そうなのか?」

「いや、どうして本人が分からないの?!」

「じゃあ、これ使う?さっきできたんだけど」

「蝶野さんそれなに?」

「自白剤」

「なんでそんな物ができるんだ?」


そういって先ほどまで会話に参加していなかった一人がなにか粉の入った皿を持って話しかけてきた

彼女は三年の蝶野 由美 園芸部の部長であり緑川と同様植物、特に漢方や薬草への知識が深い

ちなみに彼女の異能は【調合】様々な物を混ぜ合わせることで毒や薬を作ることができる

ちなみにさっきまで黙っていたのは道中採取した素材を調合し何ができるのかを試していたからだ


そんな自白剤を勧める蝶野

それをやんわりと断る丑崎

そんな無限ループしそうな話を終わらせたのは実亜だった


「丑崎先輩はうちの弟のことが好きなんですよ」


そんな爆弾発言とともに


「「「「「ええーーー!!!」」」」」

「やっぱりー!!」


白以外の女子が驚いた

白はある程度分かっていたのかそんなに驚かなかった


「「「「「「本当なんですか?!!!」」」」」


そんなきれいにハモった質問に丑崎は


「ああ、そうだが」


なんとでもないように答えた

その顔には特に恥ずかしそうな表情もなく別に知られてもいい、というか分からなかったのかという感じだった


「は~、丑崎先輩は大河君のことが好きだったんですか」

「うむ、というか分からなかったのか?」

「分かりませんよ!ていうか私はてっきり丑崎先輩は生徒会長のことが好きなんだと思っていました」


そんな言葉に先ほど驚いていた女子達全員が同時に頷いた


「いや、それはない、知っての通り私と生徒会長(風原)は親戚だ、小さい頃から奴のことは知ってるし異性として意識する前にどちらも姉弟のような感覚だしな、しかもあいつ私のことを今でも恵姉と呼ぶことがあるからな」

「「「「「へー」」」」」

「まっ、この話はまた今度で良いだろう、それでは私は見張りがあるので出るがお前達しっかりと寝ておけよ」

「へ?見張りするんですか?でも男子がいるんですし」

「甘いな、私が見張るのは男子だ、もしも襲ってきたらボールブレイクしなければならないからな」


なにげに恐ろしいことを言う丑崎先輩

そんな先輩に一人、大神 白が近づいた


「恵先輩気をつけてくださいよ」 むにゅ

「む?大神なぜそこで私の胸をもむ?そしてなぜ力を込める?!」


白はいきなり丑崎の豊満な胸を鷲づかみにし力を込めた

しかし力を込めた白の手は丑崎の胸に沈みほとんど見えなくなってしまった


「一体何が詰まってるんですかねーこれ」 ぎゅーっ!


丑崎 恵 三年一組 生徒会副会長

その一番の特徴はその胸でありk程ある、まさに魔乳である


この後そのあふれんばかりの魔乳に嫉妬した女子達が丑崎に襲いかかりその胸をもみしごいたのは言うまでもないだろう


余談だがその頃外で見張りをしていた男子達は全員中腰になっていたらしい


その頃の男子達


「・・・祈里先輩」

「言うな緑川」

「・・・明日蝶野先輩にいい薬ないか聞いてみます」

「頼む、俺の分もあるならもらってくれ」

「「「俺たちの分も頼む!」」」


そんな会話がされていた





最後に出てきたのは畑山 祈里 三年園芸部で異能は【農耕】

園芸部三人衆の最後の一人です




次回主人公サイドに戻ります


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