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学園転移~人狼になった俺の異世界生活~  作者: 蜜柑【オレンジ】
二章 蜘蛛と山羊と始まりと
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武器と同居人

ヤシロがクレアの住処に入り数時間

しばらくしてヤシロはクレアの住処からでてきた


ヤシロ達は服装は替わっており、ヤシロは毛皮の服から鳶服のようなズボンにはきかえ袖無しのシャツのような服に着替えていた

桜と紅葉も毛皮の服からフード付きの普通の服に着替えていた


「クレアすなねえな、魔術を教えてもらっただけではなくこんな言い服をつくっていただき」

「もお、いいのよ!私の服のデザインやらなんやら考えてくれたんだし

しかもこの服のほうが動きやすいしね」


そういってクレアの下はスカートからズボンに替わっていた

お尻の部分からは蜘蛛のおなかのような器官が出ていた


ノーパン騒動からクレアはスカートをはくのが恥ずかしくなりヤシロにズボンのことを聞いたのだ

普通のズボンではクレアのお尻が引っかかってしまうので少々改良をしたズボンをはいている


ちなみにこの改良案を出してからクレアはものの数分でズボンを完成させた

ヤシロはその早技に開いた口がふさがらなかったのは良い思い出だ


「それにしても良いのかこれ?クレアが今まで集めていたものだろ?」

「うん?いいのよ、どうせ持っていても私使えないし、それに誰かに使ってもらった方がそれ(・・)も嬉しいだろうし」


そう言ってヤシロは先ほどクレアからもらった三丁の銃のようなものを見ていた












話は数分前にさかのぼる


「さて、これで魔力の適性が分かったところで後は媒介ね」

「媒介?」

「そう、魔法や魔術を使うときは媒介を使うの、ちなみに私の媒介はこれ」


そう言ってクレアが見せたのは右手の人差し指にはまった指輪だった


「この指輪みたいにアクセサリーでも良いし杖でも言い、変わったところだと武器なんかでもいい」


でもね、とクレアはつづけてこういった


「普通に魔法を使うなら杖が良いの、その次にアクセサリー、武器と続くは」


クレアが言うには魔力の通り方が違うらしい

なんでも、杖なんかの媒介は魔力の通りがよく魔法を使うのに最適でアクセサリーなんかは特に魔術を使うのに良いらしい、そして武器はというと


「武器は主にそれを軸として魔法や魔術は補助みたいなものだから魔力の通りはいまいちなの

でも鉱石によっては杖とおんなじくらい魔力の通りが良いものもあるわ」

「なるほど」

「それじゃあ話は戻して媒介ね

ちなみに媒介は結構待っているからちょっと待ってね」


クレアはそう言ってまた棚からものを持ってきた


持ってきたのは袋

アイテムボックスと説明されたその袋をクレアは思いっきり逆さまにした


ジャラジャラジャラ!!  カンカンカン!!!


中から出てきたのは大量の武器やアクセサリー


剣, 槍, 斧, 鎚, 鎌, 大剣, 大鎌, 槍鎌(ハルバード), 手甲, 鞭, 

杖, 指輪, 腕輪, etc.


とにかく大量のものが床にちらばっていた


「はい、この中から好きなの選んで良いよ」

「いや、なんでこんなに持っているんだよ」

「いやー、実はねこれほとんど拾いものなんだよねー

たまにねこの森を無理矢理抜けようとした商人や人が森のモンスターに襲われたり返り討ちに遭って落としていったものを拾っていったらいつの間にか貯まっちゃってね」

「えっ、じゃあこれ遺品」

「まあそうなるね」

「大丈夫?!呪われていない?!」

「たぶん大丈夫だよ、元の持ち主も覚悟の上だったと思うし」

「なら良いんだけど」


そんなやりとりを行った後、ヤシロは落ちている武器を見てまわった


「いろんなのがあるなー、剣、槍、斧、

ん?これって・・」


そう言ってヤシロの視線の先にあるのは元の世界でも画像でしか見たことのないもの


「銃?」

「ああそれ?それは魔銃よ」

「魔銃?」

「そう魔銃、確かこのあたりに説明書が、あったあった」


そう言ってクレアは魔銃の説明書の紙の束を見せてくれた


「なになに?、『専用の魔法を撃つための杖』?

いやどう見ても杖じゃないだろ」

「でもそう書いてあるわよ」

「しかも専用の魔法が一種類って」


説明書に書いてある魔法は『バレット』一つだけ

しかも魔力の消費量が結構多い、なんでこんなものがあるんだよ


クレア曰くなんでも魔法や魔術を使う際はそれに意識を集中させていなればならないため緊急の時のための非常武器として作られたが、こんな非効率なものを使うよりも剣などを習った方が良いため現在は置物のようなものらしい

ちなみにこの魔銃、捨てられたものらしく箱ごと無造作に捨てられていたらしい


「いくつかあったんだけどね、ほとんどが折れていたりばらばらになってたり使えなさそうだったんだけどその三つだけはまだ大丈夫そうだったから持ち帰ったんだ」

「他の壊れたのは?」

「まだ使えそうな部品だけとって捨てたわ、そのまま放っておいても多分大丈夫だから

ところで決めた?」

「ん?ああこの魔銃にするよ」


ヤシロはそう言って三つの魔銃を手に取った


「えっ?本当にそれでいいの?」

「ああ、近接戦闘は(これ)があるし、それに俺は遠距離攻撃の手段がないからなちょうど良いんだ」

「あー、なるほど、そういえばヤシロくん魔法は重力だけだからね、ならちょうどいいわね」


クレアはヤシロの言葉に納得の表情を浮かべた

ヤシロの魔力は近接系型の魔術がほとんど遠距離型の魔法は重力だけ、しかもこの重力も一般的には魔術の方が向いており体を軽くしたり攻撃を重くしたりして大ダメージを与えたりするために使われているためヤシロの魔力はごりごりの近接戦闘系なのである

そのため遠距離攻撃がないのだがこの魔銃を使えば遠距離攻撃にも対応できるのである、そのためヤシロは媒介にこの魔銃を選んだのである


「よし、それじゃあその魔銃に決めたんだね」

「ああ」

「じゃあ、弾核に魔力を込めないとね」

「弾核?」

「弾核って言うのは魔銃に魔力を込めるときのための必要なものよ

ちなみにその弾核には属性を込めればその属性の『バレット』が打てるらしいは」

「おお、それじゃあ早速・・えっと、ここか」 カチャ!


ヤシロは早速魔銃の側面、ちょうど引き金の上ぐらいにあったふたを外し中にあった弾核を取り出した


この魔銃三つは、二つが同じ形でレバーアクションのないウインチェスターランダルカスタムに似ている

似ているというのは普通のウインチェスター銃と違い砲身の部分が長方形の箱形であり銃口もでかい、直径は普通の銃の倍以上ありどう見ても片手で扱うのではなく両手で扱うでろう大きさであった、そんな銃をヤシロは片手で持っていた


「えーと、これに魔力を流すんだな、それ!  (バチバチ!)

おお、これでいいのか?」

「それでいいけど

ねえ、なんですぐに魔力使えてんのヤシロくん?!」

「直感で」

「ああなるほど、っていえるかーー!!」


だって説明聞いたらなんとなくできたんだもん


そんな言葉は胸に秘めヤシロは桜と紅葉の方を振り向いた

さっきの声がうるさかったのか、眠っていた二人が少し身じろぎをした


「クレアさんうるさいです、桜と紅葉が起きるでしょうが」

「ああ、ごめんなさい」

「まったくもう、それ!  (パキパキ!)」

「・・・うん、もう突っ込まないことにするわ、なんでか魔力しかも属性魔力を普通に扱えることについては何も考えないようにするわ、

普通適性が分かっても使いこなすのに数日かかるのに」

「まあ、俺だから?」

「・・・そうしておくわ」


どうやら伝わったらしい

まあ俺ですらよく分かっていないんだ『耐性』が働いたんだろうかな

深く考えるのはよそうちょっとめんどくさい


そんなこんなで魔銃二つの魔力込めが終わった

雷と氷の魔力を込めた弾核はそれぞれ無職から雷をまとう黄色と白い霧をまとう白銀に変わっていた


そして最後の魔銃に魔力を込める準備をした

三つ目の魔銃は銃というよりもこれは


「大砲じゃね」


そう三つ目の魔銃は前の二つと違いどちらかというと大砲のような見た目であった

大きさは一メートルほどあり砲身はこれまた箱形であるが銃口は六角形を少し縦長にしたような形状である

銃身はまるで某有名な狩りゲームの射撃武器のようであり引き金が銃身と平行に付いていた

そんな魔銃の弾核はこれまた大きく、さっきまでの弾核より倍近くあった、重さもそれなりにあるのだがヤシロは片手で軽々と持ち上げ魔力を流し始めた、ちなみに弾核は今度は上から斜めに入れるように入っていた


「んじゃ、こいつには重力をっと  (ゴゴゴゴゴゴ!!)

おお、すげー入る」


静かでありながらよく響く重力の魔力、弾核が大きいからかさっきまで十数秒で終わっていた魔力込は数分かかった

重力の魔力がこもった弾核は黒く、見ているだけでも重く感じるほどだった


「よし、魔力込め完了!試し撃ちは・・また今度で良いか」

「おつかれさま、ヤシロくん」

「ああ、クレアさん」


魔力込めが終わったタイミングでクレアが桜と紅葉そしてなにか黒い布のようなものを持ってきた


「ん?それは」

「ああ、これ これはねあなたの服をつくるための布よ」

「えっ何で」

「さすがに毛皮の服じゃあいろいろだめでしょ、

ぱっと見、毛皮が毛皮を着て暑苦しいわ」

「でもさすがにこんなにいろいろともらっているのにさらに服まで」


魔力の使い方、魔力の媒介さらには服、ヤシロはクレアにもらいっぱなしで少々遠慮がちになっていた

しかし次のクレアの言葉で固まった


「あら?どうせ一緒に暮らすんだからこれくらい大丈夫よ」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・はい?」

「ん?きこえなかったの?一緒に暮らすの、同居よ同居」

「え、なんで・・」

「えっだってあなた私がなんの見返りもなく魔力の扱い方やら媒介を譲ると思う?」

「まさか!!」

「そうよ、そのまさか」

「でもなんで」

「料理」

「へ?」

「料理よ、それとこの二人の服」


クレア曰く、いままで食事は狩った動物を生で食べていたらしく火の入った料理がかなり美味しかったため俺のところに居候しようかかんがえていたらしい

だがそれとは別に、目に入った桜と紅葉のかわいさに「この子達着飾ったらもっとかわいいわよね」と思い同居をこころにきめたらしい


「かわいいでしょ、この二人の服」

「うあ?」

「あう?」


そういって見せてきた二人の服は白いフード付きの上着と黒いズボン、フードには耳を入れるポケットがありボタンの目をした狼の顔があったちなみにボタンの色はピンクが桜、赤が紅葉のようだ

二人のかわいさがさらに上がった


「どお、私を同居させてみない?」


そう聞いてくるクレア


ふっ、答えは決まっている


「これからよろしくクレアさん」

「クレアで良いわ、こちらこそよろしく」


そういって二人は互いに握手をした


互いに鼻から鼻血を大量に滴り落としながら










そして、今に戻る


クレアは巣に置いてあった荷物をすべてアイテムボックスに入れてもっていくらしい


「んじゃ、帰るか」

「そうね、帰りましょ」

「うあ!!」

「わう!!」


ヤシロはそういって拠点である洞窟へと歩き出した

いきしとは違い一人増えて







二週間近くもお待たせして申し訳ありません

仕事と私事が絶妙な感覚で来るのでなかなか執筆作業ができませんでした

四月はこのような場合が多くありますが完結するまでは決して投げ出さないので長い目で見て言ってください

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