理由と質問とこれから
申し訳ありません
仕事と私事により投稿が遅れてしまいました
このようなことがまたあるかもしれませんが温かな目で見ててください
お願いします
自称「神」と名乗った
某国民的アニメの長男みたいな格好をした少年
はっきりと言って「頭大丈夫か?!」と思う状況である
なので俺が叫んだ言葉は至極普通だと思う、たぶん
そんなことを考えていたら
目の前の自称「神」と名乗る少年がこういった
「いやいや、自称じゃないし本気もんの神だから」
「いや、そんな〇ツオ君みたいな格好してる神なんていないでしょ」
「格好で決めつけないでよ!この姿にも理由があるんだから!」
「どんな理由ですか?」
「動きやすいし、何より自分に合っているから、後趣味」
「普段着じゃん!やっぱりカ〇オ君じゃん!仮定、神としても野球の神じゃん!」
「野球の神は〇ーブ〇ースがいるよ!!あと僕は永遠の十一歳じゃないし!
君より年上だよ!」
そういってしばらくコントみたいな会話が続いたあと
社はこの自称「神」に質問をした
「まあいいや、とりあえずあんたが仮定「神」として、なんで俺の夢に現れたんだ?」
「仮定じゃなくて本気もんの神なんだけどね、まあぶっちゃけると君たちの今の現状説明と何でこの世界に来たのかの説明かな」
そういってその神と名乗る少年は指を パチンッ!! とならした
すると何もない空間からちゃぶ台と座布団が出てきた
「何もないところからちゃぶ台と座布団が!!
てかなんでちゃぶ台と座布団?!普通椅子と机じゃねえのか!」
「どっちでもいいでしょ?ただ椅子とか机とかは僕には性に合わないだから」
そういって少年は座布団に座り社も促されるように対面に座った
座ったところで少年がちゃぶ台と座布団を出したときと同様
今度はお茶とお茶菓子を出して話を切り出した
「それじゃあ改めて、僕の名前はティム、時と空間の神をしている者の一人だよ
ああ、君たちのことはこちらで全部調べているから別に言わなくていいよ」
そう言ってきたので半ば無意識に頷いていた
その仕草を肯定と判断したのかティムと言った少年神はにっこりと笑って話の続きをし始めた
「うん!素直でよろしい、それじゃあ今から君達に今の状況について説明するよ」
俺は言葉に少し違和感を覚えた「君達」?
ここにいるには俺とこのティムという時空神のみなのに
そう思っていたらティムが心を読んだかのように答えた
「「君達」ていうのはそのままの意味だよ、僕はこの後君達転移者の‘一部を除いた’全員に合う予定だからね」
「一部を除いた全員って」
そう半ば疑問符が浮かびそうな言葉にティムはこう言った
「その答えは、今から言う君達の現状とそうなった理由の中にあるからしっかり聞いてね
まず始めに現状だけど、まず君達は帰れません、そして知っての通りここは君達のしっている地球ではありません、
じゃあどこかというと、数多ある世界のうちの一つ、魔力という力が存在する世界 ワークス
君達はこの世界に来ているのだ」
そう言ってティムは手元のお茶をすすり話を区切った
そして続きを言い始めた
「まあまずこの世界の説明だね、さっきも言ったけどここワークスには魔力が存在する
魔力とはまあ君達の世界で言うと放射線に近いかな?あっ、大丈夫だよ、別に害はないから
どっちかというと世界の成長を促す潤滑剤のようなものだから」
放射線と聞いたとき驚いたが、害がないのなら大丈夫だろう
というか潤滑剤って
そうつぶやいた言葉にティムはこういった
「魔力はこの世界の鉱物や生き物と言った無機,有機物を関係なく一定の条件下の中で成長を促すんだ
君達も知っているレベルや技能といったものがそうだよ」
その言葉に納得した
確かにレベルはおかしいと思っていた、ただ上げるだけで力が上がるなんて不自然だと
これは魔力による成長の促進なのだとティムの言葉に再度納得をしていた
そう自分の中で思っていたとき、不意にティムが遠い目をしてこういった
「まあ、このシステムのせいであり得ないバグも発生しているんだけどね」
このときのティムの表情はなんともいえなかった
まるで外れなしの福袋の中にどう見ても何の役にも立たないだろう、というものばかりがはいっていたような、そんな表情だった
その後ティムは表情を戻しこういった
「まあそのことについては置いといて、とりあえず話を戻すね
この世界ではモンスターがいるまあこれは魔力によって変異した生き物や鉱物とか何だけどわかるよね
とりあえずこのモンスターを倒すとそいつが持っている魔力が放出されてそれを吸収してレベルが上がるんだ
まあ、RPGのレベル上げみたいなものだと思ってくれ、このほかにも筋トレをしたりただ生きているだけでも一定のレベルは上がるから
ちなみにレベルを上げていったら姿形が変わったりするんだけどこれは魔力による変異で存在進化っていうんだ、この世界の人たちはこの存在進化を目指したりしていきているんだ
まあ、存在進化がおこるのは一握りの存在だけだけどね」
そういって魔力について説明した後
次に本題であるこの世界について説明をした
「まあこの世界の国については自分たちで調べたほうが今後のためにもなるからあえて教えないよ
まあ、宿題みたいなものだと思ってくれ
それじゃあ次に何で君達がこの世界に転移させられたからと言うと
まあぶっちゃけこっちのミスなんだよね」
そう言ってティムは軽い口調の後少し,申し訳なさそうにいった
「えっ?こっちのミスって何?どゆこと?」
「えーとね、本来なら君達の学校にいる数名を転移させるはずだったけれど、担当の神が失敗して君達ごと転移させるようにしてしまったんだよ
しかも場所も人里からかなり離れた森の中に設定してね」
そう言ってティムは衝撃的なことをしゃべった
社はその事実に突っ込みを入れた
「いやいや、失敗って、なんで?」
そう言って半ば混乱しながら言った社にティムは簡単に説明をした
「実はね、その神様僕の上司の大時空神なんだけど仕事がありすぎてその時百年ほど不眠不休で働いてたんだよ
んで最後の仕事がその数名の異世界転移だったんだけど、最後ということで気が緩んだのか、学園転移のまま決定を押してね、気づいたときには後の祭りさ」
「いや、休ませてやれよ
というか他の神は手伝わなかったのかよ」
「だって仕方ないじゃないか、いま神の世界じゃいろんな不手際とかで多くの神が謹慎や降格を食らっているんだよ、そいつらがため込んだ仕事を残り少ない神達で処理しているんだから全員精神的に参っているんだよ、
ちなみにその上司の神は「自分のミスで多くの人たちの人生を狂わせた」とかなんとかで一回自殺未遂起こしたから今拘束中」
「ちょ?!!大丈夫なのかその神!」
「大丈夫大丈夫、ていうか死んでしまったらその分他の神が困るって言ったらやめてくれたからね
その神、結構責任感が強いからね、ちなみに何でその上司が説明しないからというと、他の神から「お前は寝とけ」っていわれたから代わりに僕がきているんだ」
「あんたは大丈夫なのか?」
「うん、僕はまだ新しい神だからね百年くらいは大丈夫だよ」
そういって何でもないように言っていた
顔色を見る限る嘘は言っていないようだった
「んで、話を戻すよ
この数名の転移、実はこれは結構必要なことなんだ」
そう言ってティムはまじめな顔をしていった
「この転移するはずだった数名はいわば悪性のバグみたいなものなんだ
世界って言うのはうまく回るようプログラムされているでもそのプログラムも完璧じゃない
動かしていくうちに不意におかしな動きをするその時にバグが生まれるんだ
このバグはだいたい将来的に世界に大打撃を当てる存在となるために定期的に排除しないといけない
そのための異世界転移なんだ」
そう言ってティムは再度お茶を飲んで一息ついた
俺はその時ティムにその数名が何をしたのか聞いた
「えっじゃあ俺たちは神様のミスでそれに巻き込まれたのか?
というかその数名は何をしたんだ」
「そうだよ、そしてその数名は何をするのかわからない、でも絶対に最悪なことがおこる
僕たちは過去にこのバグをほおっておいて世界が一つ壊れたところをみたんだから」
そういってティムは真剣な顔をして答えた
「この世界はバグを消すか浄化するために作られた内の一つなんだ」
「そうなのか、ちなみにその数名の名前をおしえてはくれないのか?」
「それは教えられない、でも見分けることはできる」
「それはどうやって」
「特殊形の異能を持つ、それがその数名の見分け方だよ」
「特殊形?」
異能についてはわかる、しかし特殊形とは?
そんな社の疑問を感じ取ったのかティムは異能について説明し始めた
「異能には四つの種類がある、身体系,魔法系,技能系そして特殊形
身体系は力の上昇や体力の上昇、君の持つ耐性といった体に関する異能だ
魔法系は魔法や魔術といった魔力操作に関する異能で
技能系は剣術や体術といった技術に関する異能だ
そして最後に特殊形これはこの三つどれにも当てはまらないものを指す
ほとんどは強力な力を秘めている」
そう言ってティムは言葉を句切り再度言い始めた
「しかしこの特殊形は強力な代わりに使用するたびに代償としてあるものが減っていくんだよ」
「あるものって?」
「それはね、 ‘命’だよ」
「!?」
そう言ってティムは驚く俺にかまわず説明を続けた
「特殊形はいわば自然の摂理に反した力だそれ相応の代償が必要だろ」
「でも、どうしてそんな強力な力を今後問題を起こしそうなやつらに・・・、そうか」
「気づいたようだね、そうさ強力だからこそ使う そして命を使いつくし死ぬ
それが目的だからさ」
そういって恐ろしいことを言うティムに俺は疑問をぶつけた
「どうしてそんなまどろっこしいことを?
どうせ殺すなら神の力とかを使って殺せば良いのに」
「それができるならそうするさ、でもそれができない。
神はその力で何でもできるがその代わり制約も大きいんだ」
「誓約?」
「そう、『神はどんなことがあろうとも直接的に人に害を当ててはならない。』
要するに神の力で人を殺すな、これを破れば災厄神とみなして処理をする、こういったことだよ」
そんな神の誓約をティムから聞き、そこから予測されることを答えた
「つまり人を害することで神の力を使うことはだめだけど善意で行ったことで死んでしまったのならセーフ、
ということか」
「正解、よくわかったね」
そういってティムは手を叩きながら賞賛の言葉を言った
「まあそういうことさ、
でも善意で殺すとなると難しい、普段の生活ではどうやってもできない そこで!異世界転移なのさ」
「転移したらその先で生きなければならない、こちらの都合でのことなのでお詫びと称して強力な力を渡す
でもそのちからにはデメリットもあるということをうっかり言い忘れる
そうしてその力で自信の破滅を誘う、よくできた罠だな」
「せいぜい策略といってくれよ」
そういってティムは苦笑いをしながらまた一口おちゃをすすった
「まあ、僕からは以上かな、
それじゃあ質問とかない?」
そう言ってティムは話し終えてこちらに質問がないか聞いてきた
俺は最初から気になったことを聞いた
「『帰れない』と最初に言ったが元の世界に残した家族なんかはどうなるんだ?」
「ああそうだね、まあ言うとぶっちゃけ大丈夫
君達がこっちの世界に来たときに、向こうの世界での君達がいたという事実はなくなったからね
さすがに数名とはいえど人が消えるんだ、騒ぎなんかにならないように証拠は残さないものだよ〇トソン君」
そう言ってティムはいつの間にか鹿内帽をかぶりコートとパイプたばこを持って格好つけていた
「いや急にネタに走らないでよ、というか何で〇ームズ?」
「いやまじめな話ばっかで肩がこったからね、
まっ、ちょっとした息抜きさ」
そう言ってパイプたばこを口にくわえシャボン玉をだしてあそんでいた
「いやそれシャボン玉かよ!
まあいいや、それで次なんだけどこのシステムでできたバグって何?」
そう聞いたとたんティムは「うぐっ!」と唸った後重々しく喋り出した
「えーとそれはね、あんまりいえないんだけどこの世界には存在進化を経て神を超えるほどの存在になったものがいるんだ」
「え!ほんとに!」
「しかもそいつは・・・ごめんこれ以上はいえない!!でもヒントだけ言っておく!そいつはこの世界最大の国、聖国アイシャの王だ、知りたかったら調べてくれあまりおすすめはしないけど」
そう言ってティムは目をそらし変な汗をかきながら震えていた
俺はどうしたんだ、と思いながら最後の質問をした
「俺の体、人狼になっちまったんだが、戻るのか?」
そう聞いたときティムはこちらをまっすぐ見て答えた
「残念だけど、ない。
君のその体は人狼として存在進化してしまっている。本来なら人狼に咬まれたら意識がなくなり人を襲う獣になり果てるのだけどきみは異能の耐性のおかげで意識がなくならなかった、そのせいでイレギュラーとして存在進化してしまったのだよ
あっでも大丈夫人狼として存在進化した際に【異能】の下に【固有】として『人化』の他その他諸々を入れておいたからね、なれるまでしばらくかかるけど練習してね」
そういって、ティムは俺を励ましてくれた、
はっきりいってとてもうれしかった、そうこう言っている内白い部屋が急に輝き始めた
このことにティムがこういった
「おっ、それじゃあそろそろ時間だね、そろそろ戻らないとやばいし」
「そうなのか、それでは改めていろいろと現状説明などしてくれてありがとうございます」
「やめてよね、
あっそうそう、言い忘れていた、社君」
「うん?」
「君が拾った赤髪の狼人の双子、あの子達を安全に育て上げたいなら君の血を飲ませてあげてくれ」
「えっ何で?」
「この世界では過去のとあることが原因で赤髪の狼人は禁忌として扱われているんだ、この『ある事』については、今はいえないから自分で調べてくれ」
「それと俺の血、どういう関係が」
「人狼の血は一種の呪い、でも君の血は耐性により呪いに変異しているんだ、君が本気であの子達を育てたいなら血を上げて同じ人狼にしたほうがいい、その方がこの世界でもいきていけるだろうからね」
そういってだんだんと白い部屋の光が強くなり始めた
そんな光に目を少しつむりながらいるとティムが最後にこういった
「それじゃあ、大神 社君 いやこの世界ではヤシロ オオガミとなるけど置いといて、
こちらの不手際で連れて来てしまったが、どうかこの世界を楽しんでくれ!
僕たち神にできる唯一の謝罪がこれだけだけど、許されるつもりはない、一生怨んでも良いでもどうかこの世界で息抜き新たな人生を謳歌してくれ!
それでは、また会う日まで」
そういって心の底から言ったであろう言葉をかみしめ
こう答えた
「ああ、また会う日までこの世界を謳歌させてもらうよ」
その言葉が聞こえたのかティムはにっこりと笑い次の瞬間には光が視界を包み込んだ
気づいたときには、そこは最後に寝た洞窟の中だった
さっきまでのことを考えながらその時なぜかふと胸に圧迫感があるのに気づいた
ふと視線を向けるとそこには
「「スー スー」」
「なんだこれ?」
桜と紅葉が抱きつくようにして眠っていた
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