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ブレイズの独白〜やっと初恋に気付いたか?アリス〜

俺だって思春期で女の子の発育とかも気になってしまう。


アリスの魔力量から考えると未だ生えていない気もするが、魔王様の言っていた「アリスに女の子の日が来たらしい」という言葉が頭を過る。


「アリス、お前はもう生えたのか?」


俺らしくもない変な話題だなと思う。明らかに、ソレの話だ。そう。股に生えるもの。



「えっと……その!……ソウイウ、エッチなのは、……まだ」と返す。物凄く恥ずかしがっているアリス。


でも、俺の股間と目をチラチラ見るのは何だ?


「もう生えているのかな?生えてるよね。男の子らしい低音に……その……とっても大きな……アレ」と小声で漏れてるのに気付いたけど、知らないふりをして、「そうか。お前は知りたかったりするのか?」と返す。




普段なら絶対ソンナ話題しない俺だ。アリスは戸惑ったのだろう。


「えっと……その……。私も!!思春期!!!だよ。知りたいし、……その…本当は…!」と言いながらも声は震えている。物凄くソウイウものに縁がなかったのだろう。


だから「俺は、もう大人になったらしい。無理すんなよ。帰ってきてからソワソワしてるの知ってるぞ」と返す。


俺にも沢山の毛が生えてきて、銭湯に行くとオヤジに、「俺よりデカくないか?あと毛量もなぁ」とセクハラされる。


アルフィーネから「アリスにもやり方教えてみたよ」と言われた。俺は「アリスに余計な事を教えるな。絶対変なこと吹き込むなよ」と釘を差しておいた。



黙ったアリスが心配で「……すまん。余計な事を言ったかもな。だが、幸せでいてくれよ。幼馴染だろ?」と返す。本当は恋人だろ?とか彼氏だろ?と返したかったがヘタれた心で言えるわけねぇよな。


「余計じゃない。……その…一緒に居て。遠くに行かないで。私のブレイズがいい。ブレイズも1人で致してるの?この疑問っておかしいのかな?」


小さくなっていくアリスの声に被せるように「おかしいもんか!!それでおかしいなら、俺が味方になってやる。俺だってお前見てると余裕がなくなるんだよ。何度だって抱き締めたかった。抱きたい!!と何度思ったと思ってんだ?」とまくし立てる。


そんなに可愛い声で「私のブレイズ」はダメだろ。抱くぞ?その発言は意味わかってないよな?絶対わかってないから何とかしてあげないと。


なぜか部屋に俺を招き、囓ったモナカの半分を俺に渡そうとする。アルフィーネのバカヤローが「幼馴染なら間接キスなんかしないって」とでも吹き込んだのだろう。バカヤロー。


「お前、それはどういう意味かわかってるか?」と聞くと「えっと……、キス……はオッケー的な意味かな?」と返してきた。オッケー、わかってない。絶対わかってない。


キスはオッケーとか言ったらその先、イワユル、ベッドでの男女のサム寝具を要求されるぞ?本当にそれでいいのか?


俺の目がいつもより炎に満たされている気がする。燃える。痛い。股間が痛い。


「分かった。貰うぞ。絶対わかってないから俺が答えを教えてやる。絶対、それを俺以外にするな。酷い目にあうから。誤解させるなら俺だけにしとけ」


恋人になるという意味で良いのか?とは直接聞けなかった。でも、恋人にはなりたい。アリスの俺でいいよ。俺のアリスなんて言えるほど俺は強くないから。



俺は、一度息を整えると「ずっと好きだからな。お前を。出会ったころからずっと」と照れ臭さが溢れ出した。


アリスは「私も今わかった。多分、……いや、きっと大好きだよ。どんな時でもそばに居てね。私が死んだ後も生きてる間も、いつまでも」と声も足も震えながら言う。



このうるさい心臓ってなんだ?


俺は「恋人になるぞ」という意味でモナカを通した間接キスを受け入れる。可愛すぎて手を握ってしまった。


そんなことしたらアリスが寝ちゃうことを思い出した。なぜか、俺の胸板の上に乗って握られてない手を俺の股に置く。


彼女の安心する場所なのだろうが、股の上に乗せるな。やめろ。すこしだけ意地悪していいだろうか?



俺は少しだけイタズラをする。


彼女の小さな手を俺の棒状の股の大きな体温に触れさせる。


数秒だけだったがヤバかった。やめよう。とりあえず、眠っているお姫様が俺をベッドにしてるので、俺も寝るか。おやすみ。


起きたら覚えてろ。



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