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ブレイズの独白〜アリスとの決戦!?〜

「ただいま」


ころころしたアリスの声が聞こえた。


俺は訓練場でゴロウから届いた我が家の伝家の宝刀である魔剣マケンゼヨを振りながら、いや、振り回していた。


「ブレイズー。ただいまー」とアリスが声をかけてきて、動揺を隠すように「おう。おかえり。旅はどうだった?」と吹き出る汗を拭きながら聞いた。



凄く『漢』臭いかもしれない。なのに、アリスは俺の匂いに頬を染めているように見えた。結構匂いフェチなのか?訓練終わりの漢の香りなんて臭いだけだろ?


アリスが「楽しかった。トメ婆がブレイズのお祖母様なんて驚きだよ」と言うので、俺は「アルフィーネもいとこだからなぁ。まぁ、トメの最強クソババアの娘の血を引いてる感じはするな」と吐き捨てる。


マジであのクソババアは、何度も俺を手刀で叩き落としてる。勇者を手刀で落としたとか言ってるけど、俺もその1人だし、実は母上が勇者である。しかも、適当に派遣されてる王国の勇者では無く、ガチの最強帝国の実力者でほとんどの騎士団員を手刀のみで倒したらしい。


剣を使うとインフェルノのクソジジイにも勝てるため、未だにトメのクソババアとインフェルノのクソジジイとウチの母上は3大怖い人だ。


ちなみにアリスにはモナカを与えたらしい。おい、俺には婆さんに剣当てれるまでくれなかった癖に何でアリスには与えてんだよ。昔から「男だから女を守れ」って言われてるけど、最強の魔王の娘をどう守れと?


あ、モナカだな。あと、すぐ寝るからその時のケアなんだろうな。あと、猫舌。アリスは強いくせに生活力がない。幼い頃には俺がドライヤー用にじっくりファイアと風魔法を同時に発動する方法を教えたしな。スキル『料理』の火加減や火の魔法を扱いやすくするというところは感謝している。


とりあえず、まずは模擬戦だよな。アリスまた強くなってんだろ?来いよ。そう思うのに、なぜか少しだけ意識してしまう。魔王様にいらないこと言われたせいだ。


何が!!女の子の日!!来たらしい!!!だ!!!!


「あ、そう言えば、魔剣マケンゼヨ届いた?」とアリスが興味津々に聞いてきたから「おう。これだろ?」と見せてやった。その表情やめろ。なんか別の聖剣をマジマジと見られてるようでハズい。


「凄い、かっこいい」とアリスが言ったから俺はからかうように「久しぶりにするか?」と聞いた。


「うん。楽しみ」と返すアリスだが、絶対違う想像してるだろ。顔赤いぞ。アリスにも思春期が来たのかぁ。アレ、来たって言ってたもんな。婆さんからも「見事じゃったぞ」とか聞かされたからな。やめろ。精神攻撃の手段にアリス使うな。


シてみると、やはりアリスの剣は体格の割に重く、腰も身体の統一の効いた重い一撃が高速で襲いかかってくる。しかも舞うようなしなやかさで。


アリスのふわふわな手なんてすぐに折れてしまいそうなのに、その剣筋は絶対に折れないであろう強さとしなやかさがある。あと、ひらひらした紺色のスカートと紺色の服、しかもワンポイントで金の線が入っているのは明らかにやりすぎだ。やめろ、下着見えたらどうする。


そんなこと考えてる俺とは対照的にアリスはバンノーチョーリーでマケンゼヨを弾きながら重力魔法で加速しマケンゼヨを追尾してきた。


さらにプニプニウォーターを俺のの股に入れながら怯んだ瞬間を狙って片刃のバンノーチョーリーの峰で俺の首を叩く。


「相変わらず強いな、アリス」と好きな女が強くて嬉しい気分と、ちらりと見えた白い布に興奮してしまったのと、股にプニプニウォーターを入れられ、普段の1人ワークを思い出してしまったので顔が熱い。


「そうかな?ブレイズもますますかっこよくなったね」とアリスは何もわかっていないような表情をしている。


その後アリスは普通に部屋に帰っていったが、俺は彼女のプニプニウォーターの感触を思い出し、トイレに駆け込んだ。


アレは………あかん。ダメ!!絶対!!


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