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異世界金融 〜 働きたくないカス教師が異世界で金貸しを始めたら無双しそうな件 〜 #いせきん  作者: 暮伊豆
第6章

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481、調停

他に気になってたのは陰刃(イヌワルバ)とか唯我神会かな。だけど今となってはどうでもいいことだ。実はガリオウが知ってそうだしね。


「じゃあな商王。精霊の解放しっかりやれよ?」


「あ、ああ……」


「三日以内に終わらなければ商都が壊滅するからな。せいぜい急げよ?」


「わ、分かっておるわ!」


本当に分かってんのか? 今私が適当に言っただけなのに。


「じゃあ俺らは帰るからな。三日後にまた来る。その時に全ての精霊が解放されてなかったら……まあ覚悟しとけ。」


「う、うるさいわ。二度と顔を見せるでない!」


つまり、確実に精霊を解放するってことだな。まあ契約魔法が効いてるから逆らいようがないわけだけどさ。

そりゃあ抜け道はあるよ? あるけどこいつが気付くかっていうと微妙だよな。気付いても実行できるかって問題があるし。


「ところでこの部屋に昇降機はあるだろ? どこと繋がってんだ?」


「ワタシの自室だ……」


「そこだけか?」


「そこだけだ……」


ちっ。さすがに地下には繋がってないのか。素直に来た道を戻るとするか。ドワーフ達に知らせてやらないとな。


「あぁそうだ。俺らに手出し無用だってよく周知しておけよ? こっちはもう遠慮する理由がなくなったからな。」


「くっ……分かった……」


それでだいたい解決かな。あとはノミーデスが目覚めてくれたら終わりなんだけどなぁ。私の魔力がもう少し回復したら何とかなるかな? 明日になればもう二本ぐらい魔力ポーション飲んでもいいし。




「ピュイピュイ」


この近くでドワーフ達が暴れてるって? あぁ、子供達を救出するためにね。あっちだね。

あそこか。地下に戻る途中、騒がしい場所があった。騎士が何人も倒れてるな。


「おーい! ドワーフ達聞こえるか! 終わったぞ! そこまでだ。騎士どもも剣を納めな。」


「きっ、キサマぁ『狙撃』がっ……」


即死だ。ちょっと無駄遣いだけど構わんだろう。見せしめは大事だ。


「商王と話がついた。だから終わりだ。これよりドワーフは賓客として扱えよ?」


「カース殿、無事のようだな」


おっ、ドワーフのリーダーだ。ジャンビョルンゲイルだったか。


「そっちは無事じゃなさそうだな。怪我人を集めてよ。治すからさ。」


まあポーションをかけるか飲ませるだけなんだけどさ。


『狙撃』


「だからもう終わったんだって。無駄に死ぬことはないだろ?」


騎士がしつこい。向かってくる奴は容赦なく殺すぞ?


「くっ……」


「お前らとりあえず戻って上に確認してこい。もう終わったのかってな。」


「くっ……」


騎士どもはしぶしぶ引いていった。魔力を気にしなければお前らなんか敵じゃないってんだ。


「カース殿、我らより先に子供たちを見てもらえないか……」


「分かった。見せてく……マジかよ……」


これは無理だ……指が、切り取られてる……


「やはり、だめか? 指はこちらにあるが……」


「すまん……これは無理だ……」


いくら高級ポーションでも、切れてから時間が経ちすぎてると無理だ。母上やクロミのように凄腕の治癒魔法使いでもないと……

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子どもを酷い目に遭わせるとは許せませんな。
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