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異世界金融 〜 働きたくないカス教師が異世界で金貸しを始めたら無双しそうな件 〜 #いせきん  作者: 暮伊豆
第6章

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404、かっとばせカースくん

一瞬は驚いたようだが多少の刃こぼれなど気にした様子もなく打ち込んでくる。私も虎徹で迎え打ちはするものの、どうしても後退りさせられてしまう。さすがにもう吹っ飛ばされはしないけどさ。

しかし……いかんな。隅に追い詰められてしまったか。逃げ場がない。その代わりハルバードはボロボロだけどな。


「終わりだ」


真上へと振り上げられるハルバード。防御する木刀ごと折ろうってか? しないよ、防御なんてな。

振り下ろされる、ハルバードを、虎徹で、受け流す。刃こぼれしまくってるから滑りは悪いけどな。あぶねっ!

私の左に落ちたハルバードが床を叩いたかと思えば、その勢いで武器を捨てて突進してきやがった。ショルダーチャージか。逃げ場が……


「むっ!?」


ふぅ、危なかった。虎徹を横に構えて両端を壁に当てて三角スペースを作った。この壁も意外と丈夫だな。

さあ、そこは私の間合いだぜ? 脛にトーキック、からの金的に前蹴り。


「ぐっ!?」


ドラゴンブーツは痛いぜぇ? おっとそれはだめだ。私の首を絞めようとしやがったな!? 間一髪身を沈めて躱したぞ。そのまま奴の股下を滑り抜けて、背後をとった。おらぁ!

虎徹の全力振り下ろし。


「ぐあっ!」


ちっ、腕で防がれたか。だが、腕の装甲がべっこりへこんだね。骨までいったんじゃない?

ぬっ? ぐへっ、腹に前蹴りをくらってしまった。なかなかしぶといな。ちっ、間合いをとられてしまったか。仕切り直しだな。


「拾っていいぞ。待っててやるよ。」


フルプレート鎧だと落ちてる物を拾うのもひと苦労、のはずなんだけど、こいつの動きはスムーズなんだよね。苦もなく拾いやがった。

やっぱ関節部分が柔らかいメタリックサンドスライムメタルで出来てたりするんだろうなぁ。

それにしても、まさか本当に拾うとは。心に余裕のあるタイプかよ。


「ふんっ!」


おおっ!? 遠間からハルバードを振ったかと思えば先端が伸びてきやがった。一瞬『飛斬』が来るかと思ったじゃん。まあ、だから避けられたんだけどさ。ほぉ、結構な威力してんなぁ。壁に穴が空くほどではないけど。

おっ、先端が……戻っていくじゃないか。伸縮するワイヤーで繋がってるってわけね? だが、隙ありだぜ。


「おらよ!」


私の常套手段、木刀ぶん投げ。当然防ぐよなぁ? 虎徹の威力は身に沁みてるだろうからな。ほぉら、態勢が崩れたな? 行くぜシュート!


「ぐぬっ!?」


さすがに効いたな。虎徹を投げると同時にダッシュからの脛への下段蹴り。まるでドリブルからのシュートだね。ほぉら、脛もべっこりとへこんでるじゃないの。私の脛にはイグドラシル製の脛当てが装備されてるからね。無敵だぜ?

でも、まだ立ってやがるね。表情は見えないけど余裕とは言えまい。悠々と虎徹を拾って距離を取る。そして正眼に構える。この構えって久々な気がするな。私は腐っても無尽流の剣士だからね?


「お前も拾っていいぞ?」


さっき拾ったハルバードをまたまた落としてたもんな。


「グリーマ! 何を遊んでおるか! さっさと片付けてしまえ!」


「御意」


言うだけの奴は楽でいいよなぁ。お前もイグドラシルに蹴られてみるか? 痛いぜぇ? 私は絶対嫌だ。

おっ、右に構えたハルバードを高く掲げた。どこかの示現流蜻蛉の構えかよ。


「参る」


「来い!」


「ヒョアアアァァァァァ!」


奇声とともに構えたまま突っ込んでくる。胴体が隙だらけ、舐めんなよ!

ガラ空きの胴体に向かって、フルスイング! 打つぜホームラ、ん? こ、こいつ……相討ち狙いか!?

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― 新着の感想 ―
かっとばせ!キヨハラくん( ˘ω˘ )
相討ちにできるかな。
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