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丘陵のさき 世界の先  作者: 玲於奈
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41/57

質素倹約

なし

ろいさんのすばらしい提案を、ありがたく受け入れるスタジアムの試合から何も飲んでいないので

喉がからからだ。緑の小瓶を渡される。350ml。ややぬるい。

やはり、そういうしきたりなのだろう。日本くらいか冷えたビールを崇拝するのは、

実際はどうなのか。しかしながら、すぱっあああと爽快。飲み口がすっきり。

英国に多いエールというビールであろう。すこしうっとり。

飲み物に氣をとられていたが、庭に目をやれば、緑の山にたぶん草のからまったもの、それに

花が散りばめられている日本の花鳥風月に対抗する、英国のトラディショナルガーデン。

時刻的な夕やけも風情にあう。徒然草か感覚がまだまだ日本的。ここは英国ですよ。自分でつっこむ。

どうやら、ろいさん情報からうちらの話を聞きつけ美香さんは昨日からデイナーの下ごしらえをしてくれて

いたらしい、3キロのぶたの肉のかたまり。ローストのようだ豚のロースト。なぜか沖縄を連想。

かりゆしの海と英国の緑の庭。なぜおきなわなのか?自分でもわからない。

肉のローストがでてきた。ろいさんが切り取ってくれる。

切りながらろいさん

「いつも、夕飯はソーセージや、ベーコンじゃがいもに野菜。質素。

 だけど、日曜だけは特別でちょっと奮発よお」語尾が尻上がり

ビールのせいか少しテンションが高い、奥様は黙ってほほえむだんな様をたてている

お客様をもてなすのはご主人の役目か、ホストろいさん。


なし

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