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丘陵のさき 世界の先  作者: 玲於奈
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40/57

庭を見ながらビールでも

なし

ろいさんの家は、大学から少し行ったところの住宅地

住宅地と一口に言っても日本の新興住宅街と違って少なくとも100年前からある古い家々

そういった街の周りは英国では普通、森や丘陵、牧草地が広がる。日本の北海道のようだ

ろいさんの家もそこから4、500m行ったところは牧草地が広がり

その先には、丘陵地帯が続く。それでも自称100万都市の市街地のはずれの感じそれは否めない。

ろい家は、絵はがきにありそうな古い家、赤茶の屋根に石かしっくいかれんがを積み重ねたもの

黄色や緑のつたが絡まる。そして、窓が大きくそこが非常におしゃれ。庭もすごい。

オーソドックスなイングリッシュガーデンの玄関までの庭。

そして、家族が団らんや洗濯物を干すために使う裏庭。前庭といいながら広い広い芝生が

植えてあってピンクやオレンジ、赤などさまざまな花が咲き乱れている心安らぐ風景。

家におじゃまする。寮でもそうだったが土足。玄関のたたきもない。少し抵抗がある。

土足でいいのかと思ってしまう。やはり日本的習慣。民族性の違い。

私はそれが慣れなくて、寮、自分の部屋では入って、扉の前で靴を脱いでいる

スリッパがあればいいかとも思った。

ろいさんの家、一つ一つの部屋はそんなに広くない。しかしこういっては失礼かもしれないが

物がないので、すごいシンプル。電化製品もそんなに見あたらない。シンプルな生き方。

「庭を見ながらビールでも」

なし

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