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先駆けでVRMMOの高みへ  作者: 魔人王ミョロウユ
第一章 ~敵を倒してレベルを上げて~
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第二話『プレイヤー、ゲームスタート/主人公、巻き込まれる』

 自分の気が向いたときに投稿するので一ヵ月に一話というスロー投稿になるかもしれません

( ´ ▽`)ノ


(作者)「主人公はやっぱり巻き込まれる系が展開しやすいよね、超展開と無理矢理感がアレだけども」

 扉を潜ると広場に出た。幅7メートル位の円形の大きな噴水が中心にあり、広場をレンガでできた壁が囲んでいる


 俺の他にも何百何千のプレイヤーたちがそこにいた。これでもプレイヤーの混雑を避ける為ゲームのスタート地点を多くし人数を振り分けているそうだが物凄い人の密度である


 肌の色や目の色から色々な国の人がプレイしているのが分かる。英語がそこそこしかできない俺は会話できるのか心配だったけど周りで話しているプレイヤーの言葉は全て日本語になっているので安心した。翻訳機能は働いているようだ。さすがスパコン並列演算、だったはず


 てかこの大人数、コミケ並みですわ











《ゲームプレイヤーの諸君》











 突然声が聞こえてきた。空を見上げれば巨大なモニターが浮かび上がりそこに男の顔が映し出された


 こいつは確かFAの最高責任者だか最高管理人だった筈、確か名前は…………忘れた、興味無し






《始まっていきなりだが────》
















《────君たちの命は預かった》






「は?」


 なんかいきなり言い出したメガネの男、周りがざわつく




《分からないかだろうから簡単に説明すると“この世界でゲームオーバーになると現実の世界でも死ぬ”》




 現実で俺たちが被っているヘルメットの詳細な画像が現れる、なんでも今被っているヘルメットは特殊な物で放電する機能がありゲーム内で死ぬと自動で脳に電気が流れ感電死するらしい



「ふざけんな!!」



 呆然としていたプレイヤーの中から一人が叫ぶ、すると周りも騒ぎだし怒号が溢れる




《今ここで死にたいのかな?》




 その声で喧騒が一気に減った、何人かまだ騒いでいるが他の連中は自分の命が掛かっているのを理解して大人しくなる




《静かになったな、説明を再開する。さっきも言ったようにゲーム(ここ)で死ねば現実でも死ぬ。この世界から出るにはゲームをクリアするしかない》




 このゲームの最終地点は『最終ダンジョンを制覇する』ことだと説明書に書いてあった、だけどこういうゲームは何年もやり続けることを前提にしている筈だ、つまり




《クリアには何年も掛かるがな》




 その言葉にまた騒ぎ出すプレイヤーたち、だが



「グギャァァァァアアァァアアアアアァァァァァァ!!!!」



 最初に怒号を上げたプレイヤーが倒れ絶叫、そのプレイヤーは数十秒苦しんだ後動かなくなり



 パリィン………



 身体が硝子のように砕け光の粒子になって消滅していき跡形もなく、消えた




《五月蠅いから“消させて”もらった。今の男は文字通り死んだよ、ゲームオーバーだ。他に文句がある者はいるかな?…………いない様だから進めるよ》




 目の前で起こった事を皆が理解し黙る。目の前で消えた男がこの男の言った通りなら……




《このゲームと君たちの脳は一体となっている、詳細は省くが高性能サーバーの演算等により君たちの脳は普段とは比べものにならない程に速く機能している、ゲーム内での一年は向こうでは九秒弱だ。つまり誰も今起きている事に気付けない、助けは来ないから気を付けたまえ》
















《それではゲームの始まりだ》
















 そう告げ消える映像、周りでは自分の命が掛かっているのに外部からは誰も助けに来ないという事を聞きパニックを起こすプレイヤーたちがいる。俺も冷静に振る舞ってはいるが内心かなりヤバい


「(なんだよこれ……何なんだよいきなり。俺達は唯ゲームをしたかったのに自分が本当に死ぬ世界に閉じ込められて冷静になれるかよ)」


 だがそんな中でも冷静な奴がちらほらおり近くにいたNPCに話しかけていたり広場を出ている。何もしないでここにいるのもあれだ、俺も動こう










 近くにいた女性NPCのチュートリアルに従い現実で取扱い説明書を読んで知っていた知識と今のチュートリアルで操作方法を再度確認していく


 メニュー画面を開く、目の前に浮かぶメニューの中から『お知らせ』を押し何個かある項目の一つ『初期設定』を押す




《それでは初期設定を開始します》




 アナウンスと共に浮かんできた画面にある空欄を淡々と埋めていく、だけど最後の欄2つが難しい


「『専用武器選択』と『ステータスポイント振り分け』」



 そう『専用武器選択』と『ステータスポイント振り分け』を何にするか決まらない


 専用武器選択とは色々な種類の中から自分の専用武器を決めることだ。もちろん決めた種類の武器以外の武器に変えることは出来るが選んだ種類の武器を装備するとステータスの向上や専用スキル等の恩恵があるらしい



 ステータスポイント振り分けは、初期ステータスを決めるもの。最初のステータスは全て1であり、それにポイントを入れていくのだがこの振り分けでこれからのステータスが左右されるのでこれは慎重に決めなければ


 武器はどれが良いかな…………ん? これは



「ハンマー?」



 なんとも攻撃力重視なのがある、説明文には



『攻撃力はダントツ一位、だがその重さ故に動きは鈍くなり攻撃を食らいやすい、ダメージの蓄積は避けられないだろう』



 なんとまぁデスゲームに向かない物だな。今、殺されることを嫌がるプレイヤーには嫌われる武器だろう


 他の武器にしないといけないだろう。だけど、何か目を引かれるんだよなぁ、使ってみたいなぁ




《『専用武器』……【ハンマー】》



 引き籠れば生きられるだろう、だけど俺は楽しむためにここに来たんだ。だから好きなようにする、楽しんでやる!!



 そんな訳でハンマーで頑張りまぁ~す




 ステータスの方は全て平等に入れておいた






 NPCの指示に従い扉を潜る、外に出る。出た先は草原のフィールドだった


 まず最初に8つある“始まりの街”のどれかに行きそこでまたチュートリアルを受けるらしい


 初期装備としてみんな似たような布の服を着て選んだ武器の最初のしょぼいのとゴールド(お金)を少し持ち向かって行くのだが行くには2通り


 1つ目が徒歩、読んで字の如し歩いていく

 2つ目が馬車、5メートル程の大きな馬が牽いているこれまた大きな馬車に乗っていく


 馬車は結構速く走り街まで1時間、歩きでは3時間らしい。リアルを追及している。普通ゲームをプレイしたとしたら考えられない程に時間が掛かる


 次々と馬車に乗り込むプレイヤーを見て俺は北方の街『レムデンシア』に向かって“歩き出す”


 1時間も何もしないでじっとしているのもつまらない。だったら向かいながらレベルを上げたり操作方法を覚えたりした方がマシだろうと、他のプレイヤーより先に行きたいという向上心が少し出た










 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇











 そんな訳で北に向け真っ直ぐ歩き始めて40分



 正直、乗っていた方が良かったと思い直しています



 レベルアップとか言っていたが、敵が出ない。いきなり死亡するプレイヤーを出さない為なのか分からないけど敵が出ないのである。つまり経験値が入らずレベルアップどころか戦闘方法が分からない(説明書では見たけど)

 今は歩きながら生えている植物から木の実等のアイテム取っている。数が少ないけど回復系が手に入ったのは嬉しいとポジティブに考えよう


 このまま貯めて街で売ればいいかと思っている。ん? あれは……



「これは、時空の歪みか!?………そんな訳ないな。バグか?」



 木の実を拾おうとしたら目の前の何も無い空間が歪み始め、変な空間が見える


 このゲームのサーバーには高性能でスーパーなコンピュータが何台も並列で動きバクや不正をAIが補正しているはずだからバグはありえない。wiki参照



「ということはこれもクエストか何かの一つか」


 

 始まったばかりということで不具合が生じているではないとすればクエストとかストーリー進行用のメインクエストぐらいだろう


 RPGということでこのゲームにもストーリーがある

 そのストーリーを進めるためにはサービス開始からの時間経過や何万のプレイヤーの行動が関係していたり色々ある


 てかこんなところでストーリーを進める場所があったら馬車に乗ったら見つけられねぇだろ。もうこの辺りに用がなかったらクリア困難どころじゃねぇべよ



「自分の命掛かってるからあまり近づきたくはないから離れ────っておい!?」



 体が動かない……だと!? 固まったようにピクリとも動かなくなった身体、そしてドンドン歪みに引き込まれ始めた俺。強引とは正にこのことってか



「俺の命もここで終わりか。少しだけ、大学生活楽しみにしてたんだけどなぁ………」



 身体全体を……引き込まれた瞬間、意識が薄れ、て……




 最期の呟きは虚しく空気に消えていったとさ






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  ◆◆◆◆  ◆◆◆◆  ◆◆◆◆  ◆◆◆◆  ◆◆◆◆  ◆◆◆◆





◇◇エラー発生◇◇


《―――プレイヤーネーム【Mikoto】このプレイヤーが現在立ち入り禁止となっているエリアに落ちた模様

 このエリアはストーリーによって現れるようになる設定である

 しかし何時かはプレイヤーが訪れる為特に規則に反しないと判断、エラー発生を解除

 この件に対する運営の対応マニュアルに則り謝罪として 数点の“プレゼント”を送信します

 高性能AI【ジェネシア】の自己判断により選別し送信》



=======================================


『運営からのお詫び』

【Free・Adventure】をプレイしていただき、誠に有難う御座います。ゲーム内で起きたエラーは他にプレイヤーの事を考慮した場合修正を優先したいところではありますが“プレイヤー【Mikoto】様”の現状はそのままの状態で置くことが決定しました

 勝手ながらMikoto様にはご迷惑をお掛けしているお詫びとして数点のプレゼントをこのメッセージに添えてお送りいたします。

 この度の不手際を深くお詫びいたします     『FA製作委員会より』


=======================================


~現在のステータス~

〔レベル:01〕〔HP:12/12〕〔MP:7/7〕

〔STR:5〕

〔VIT:5〕

〔DEX:5〕

〔AGI:5〕

〔INT:5〕

〔状態異常耐性:5〕

〔属性攻撃耐性:5〕


 ~ゲーム内の時間~


 ゲーム内と外では時間の流れが違い、リアル世界での1秒はゲーム内では三百六十万秒である

 1秒:3600000秒 1秒:60000分 1秒:1000時間 1秒:41日と16時間

 1年が8760時間だから8760÷1000で8.76。365÷41.66。41.66と8.76

 つまり中では一年でも外では九秒弱しか進んでいないことになる(計算合ってるか不安)


 ~ゲームについて~


 クリアまでログアウト不可。クリア条件はラストダンジョンクリア&ラスボス撃破

 ゲームで死亡=リアルで死亡。頭が焦げ肉になる

 プレイヤーの数は五十万人。言葉は翻訳ソフトでその人が使う言葉に変換

 助けは来ない、現実は非常である


 ~ステータス説明~


 HP《Hit Point》攻撃を受けた時ダメージを引かれていくキャラの体力ポイント

 MP《Magic Point》魔法や特技を使うと減っていくキャラのマジックポイント

 STR《Strength》力。物理攻撃で与えるダメージなどに影響するステータス

 VIT《Vitality》体力。受けるダメージなどに影響するステータス

 DEX《Dexterity》すばやさ、器用さ。命中率、クリティカルヒット率、回避率、生産成功率など、確率に使われているステータス

 AGI《Agility》敏捷さ。回避率や命中率などに影響するステータス。

 INT《Intelligence》知性。特殊攻撃の効果などに影響するステータス

 状態異常耐性。状態異常に対して影響するステータス

 属性攻撃耐性。属性付加攻撃に対して影響するステータス

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