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【異世界宇宙】ダンジョンの遥かなる彼方へ  作者: あいぴ


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13/14

#13 ダンジョン内にはどうやら敵性の何かがいる

#13


 しばらく待っていると、制服姿の男たちが現れる。


「注目、我々はSエクス総合技術大学から依頼されてこの場にいる。怪しいものではないから安心して欲しい」


 カナタ達が気にしていた疑問が真っ先に解消される。これで安心してダンジョン探索に取り組めるというものだ。話は続く。


「今日、初めてダンジョンインする諸君がほとんどだと思う。ここでダンジョン内での基本動作を簡単に教えておくから、覚えておくように」


 男たちの中から一人が前に進み出ると、訓練が始まる。


 最初は基本動作訓練だ。教官の動きをお手本にして、ダンジョン内での動き方やパートナーとの連携方法などを教えてくれる。


 その動きから推測すると、ダンジョン内にはどうやら敵性の何かがいるらしい。


 そんなヤバい相手がいるダンジョン内へ初心者が集団で入って大丈夫なのだろうか?とカナタでなくても心配だ。


 ハシケに乗ってダンジョンへ向かう道中、船内には緊張感が漂っている。一方で期待も膨らんでいく。


「今度こそ、ようやく入るんだな……」


 カナタは小さく呟く。


「そうだよ。だからこそ楽しみなんだ!」


 サラクも同調する。


 やがてハシケが今回のターゲットダンジョン入口付近に到着する。


「ここって、ダミーホールじゃね?」


 サラクがハルトに口を寄せて言う。


 見た目の直径は10Me程度、Sエクス総合技術大学が実習用に管理しているダンジョンだ。


 実習用とわかっても圧倒的な存在感があり、奇怪さが感じ取れる。


 内部には安全装置であるセーフティバンドが張り巡らされており、学生が空間歪に吸い込まれそうになると、入口まで強制送還される仕組みらしい。


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