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誕生日なんてものがある事を忘れていました。

いつもありがとうございます!

お待たせしました。。

気付いたら9月が終わっていてビックリしました。

 水遊びの最中に、アヒル達の首輪代わりのリボンを持って来た事をユーリは思い出した。姉に言うと、今着けようと言い出した。

 水に入る前にすればよかったと後悔したものの、結果的に水に浸かったまま順番に呼べば来るので楽に着けられた。

 何もしないのは退屈だと兄が騒ぎ出して姉がキレる前のいいタイミングに気付けてよかったのかもしれない。

 ユーリが呼んで、水で揺れるので兄が軽く押さえて姉がリボンを着ける。何気なく姉と兄の初共同作業かもと思ったけど、ユーリは賢く口を噤んた。口に出したら嫌がる事が確実だからだ。

 姉の手際はよく、アヒル達も大人しかったので簡単に着け終える事が出来た。


 ちなみに、親アヒルのガァちゃんのリボンは白。

 雛1番、ぴいちゃんは赤。

  2番、ふうちゃんは青。

  3番、さんちゃんは黃。

  4番、しいちゃんは紫。

  5番、ごうちゃんは緑。

  6番、ろくちゃんは橙(オレンジ)。

  7番、ななちゃんは桃、

  8番、はっちゃんは黄緑。


 名前を書いた金属プレートが首元のリボン結びの下で揺れているのも可愛い。

 これで名前を呼び間違える事もないだろう。

 色は何となくで姉と決めた。鬱陶しいと嫌がるのではないかと思ったものの、ガァちゃん達は何故か嬉しそうですらある。ルーナのリボンを先に見ていたからかもしれない。


「りぼん、かわいーの!」

「ほんとう、かわいいね。クリたちにもつける?」

「つけたい!」

 キースとカイルはハリネズミにリボンを着けるつもりらしい。

「えー、オレはかっこよくしたい! ……くろいかわのくびわにしようかなぁ」

 兄はリボンには不満らしい。少し考えて普通に首輪をつけると言い出した。

「そんなちいさいくびわ、あるかな? ハリネズミはイヌやネコよりかなりちいさいけど」

「……わからないけど、つくってもらうとか?」

 兄はハリネズミをかっこよくしたいらしい。ハリネズミに首輪を着けるのは無理な気がするけど、嫌がる動物に無理強いするタイプではないので大丈夫だろう。

「たんじょーびにねだろうかな?」

 唸った後に言い出したのは意外な言葉だった。

「……おたんじょうび?」

「わすれたのか? もうすぐ、オレのたんじょーびだぞ?」

 ユーリが思わず聞くと、兄は呆れたように言った。前世を思い出す前の記憶はあるものの、時間とか日付という感覚はあまりなかった気がする。幼児は「今」を全力で生きる生き物だからなのかもしれない。ユーリ自身の誕生日も、他の家族の誕生日も知らない事に気付く。

「小さいのだから、誕生日なんてよく分からないわよね?」

 珍しく姉がフォローするように言った。

「ねぇちゃ、いつ?」

「私は12月よ。ユーリは3月。お父様は10月で、お母様は2月ね」

 家族の誕生月をスラスラと教えてくれたものの、全く覚えがなかった。

「きいちゃんはしがち!」

「しがつ、だね。ぼくはくがつ。つぎのたんじょうびはよかったらうちにきて?」

「いっていいの?」

 キースは4月、カイルは9月らしい。そして、誕生日会に誘われてしまった。この世界に来て初めての事だ。本当に行けるのか、カイルと姉を見回しながら聞くとカイルから笑顔で頷かれた。

「多分、大丈夫だと思うわよ。そろそろ外に出かけられるようにしようかなと話していたし。カイル様のお母様もユーリに会いたがっているとも聞いたわ」

 出かけるのは楽しみだけど、カイルの母親が会いたがっているというのは何だろ。途端に少し行きたくなくなって来たユーリだった。


「そのまえにオレのたんじょーびな!」

 何日後なのかと思ったら、5日後という事だった。ユーリも誕生日プレゼントをあげるべきだろうか、と思いながらカイルと戯れている兄を見る。成長したら小さい頃に何をもらったのかなんて覚えていない事も多い。それでも、もらった時の嬉しい気持ちはずっと残るものだと思う。

 前世では、誕生日はケーキを食べる日だった。家族の誕生日が重ならなかったので、毎月ケーキを食べていた。プレゼントは毎月は買えないので、大抵は手作りの何かだった。

 今はお金がないからじゃなくて、まだ子どもなので何が出来るか分からない。でも、気軽に考えてみようかなと思うのだった。

 前世は長女として、弟妹を喜ばせないといけないと思っていた。欲しい物を買ってあげられない分、頑張って手作りしていた。でも、今は頑張らなくてもいい。

 何を作ろうかな、と楽しい気分になりつつ。最後の手段として折紙があるかと、抜き過ぎな位に気を抜くユーリだった。


 









先日、小動物と触れ合える所に行って来ました♪

ハリネズミは夜行性だけあって寝ていたのですが、リンゴをあげたら起きてくれました!

アヒルはエサがないとガン無視で、エサをあげると強奪する勢いで元気でした(当然触れ合えない)。

インコはエサが無いとやっぱり相手をしてくれないのですが、エサがあると手に乗ってくれて。

手から肩までよじ登り、慣れて来るとインコ同士で喧嘩して仲裁にそっと手を入れると突かれたりしました。

可愛がられている子達は人間を怖れていなくて良きですね!


次回はもう少し早めに更新出来ればいいなと思います。

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