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家に猫が来ました♪

いつもありがとうございます♪

更新が遅くなってすみません〜。

ブックマークが増えているのを見て、頑張ろうと思ってはいたのですが中々に。

続きを考えつつ書いてはいますが、一応話は最後まで書くつもりです!


 姉が通う学校は夏休みに入ったらしい。

 とはいえ、友達に誘われたからと早々に泊まりがけで遊びに行ってしまった。

 学校がある時よりも顔を見ないものなんだなとユーリは思いつつも、元々そんなに交流もなかったので気にしなかった。


 姉のローザはマイペースなのか自立心があるのか、家族と一緒に行動するようなタイプではなかった。夕飯は家族で共に食べるし、家族が嫌いなわけではないのは分かる。家族や家が安心出来るから好きに出来ているのだろうとユーリは思う。


 夏休みに入って早々に友達の家に行ったのは、猫をもらって来るかららしい。

 友達の家に行ってから、友達の家が持つ別荘に移動して。一緒に遊びながら猫に慣れるのと世話の仕方を教わって来る予定だそうだ。出かける前に姉は楽しそうにユーリに話していった。

 他にも猫が欲しい友達が一緒に行くそうで、それは楽しいだろうなと思う。

 友達は学校のクラスメートで、家は男爵家だという。カイルの家も男爵家だし、子ども同士なら貴族でも仲良くなれるのかもしれない。姉のローザが大人びているのも、友達の影響もあるのかもなとユーリは思った。

 ユーリにはまだ友達はいないからこれからかとも考えるものも、考えると面倒で思考を放棄する。友達とは無理して作るものではなく、一緒にいる内に何となく仲良くなるものだから考えても仕方ないのだろうと。

 ユーリには既にアヒル達という仲間もいるし、家族や家人とも仲が良い。その内に人間関係は嫌でも広がると思う。

 ユーリは前世では学校と家と親戚と店と近所と弟妹の幼稚園や学校関連という老若男女と幅広い人間関係をこなしていた。考えると色々と面倒な事を思い出すので忘れる事にした。


 それよりも、姉が連れて来る猫が楽しみだ。ユーリは前世では猫を飼った事がなかった。学校帰りに少し寄る公園で猫にちょっかいをかけてはいたが、家が飲食店では飼えないし。何より家族が多いので猫の面倒まではみられそうになかったし、飼いたいとも言えなかった。

 妹が言い出した事はあったが、ユーリは宥める側で恨まれた事さえあった位だ。後で思い返すと、次女の皐月とはそれから上手くいかなくなった気がする。

 人間関係は家族であってもその位に難しいものなのだ。端から見たら、いつも賑やかで楽しそうな家だったのかもしれないけど。家族であっても、家族だからこそ、許せない事が起こる時もあるのだ。

 苦い思い出に顔をしかめながらもユーリはブンブンと首を振った。

 昔、更には前世の事はとうにもならない。それよりも今を大事にしなくては、と幼児とは思えない切り替え方をする事にする。何より、初めて猫が家に来るのだ。


 夏休みが始まってすぐに出かけて行った姉は、一週間経った今日帰って来る予定なのだ。

 ユーリは朝からソワソワしていた。

 猫はどんな子なのだろうか。

 毛や目の色は何色だろう。毛は長いのか短いのか。親から離せる位だから世話は少なく一緒に遊べるだろうか。姉は猫と遊ばせてくれるだろうか。不安と期待にドキドキしていたものの、まさか猫の世話をユーリに丸投げされるとはその時は思ってもいなかった。


 姉は午後のお茶時間頃に帰って来た。それを聞いたユーリは待ち切れず外まで迎えに出たのだが。久々に会えた姉は、馬車からヨロヨロとして出て来た。

「ねぇちゃ、だいじょうぶ?」

 おかえりと言うよりも、心配を先に口にする位に姉はヨロヨロしていた。

「……ちょっと馬車酔いしたの。大丈夫よ」

 そして、手に持っていたカゴをユーリに渡して来た。お土産なのか、荷物なのか、カゴは軽かった。

「疲れたから世話は任せるわ」

 素直にカゴを受け取ったユーリの頭を軽く撫でて笑うと、姉は家に入って行った。

 手元に残されたカゴはそこまで重くはなかった。茶色い木を編んだもので持ち手が付いている。大きさはユーリの両腕が回り切る位。底を持っているので、白いタオルがかけられた中を見る事は出来ない。

 でも、世話を任せるという姉の言葉からすると察するものはあった。中が見たい、と思って見つめているとマーサが側に来た。

「ローザ様のメイドに話を聞いて来ました。道中色々あったようですが、とりあえず中に入りましょうか。そのカゴは私が持ちましょうか。猫が寝ているそうですので」

 予測通り、待望の猫がカゴには入っているらしい事にユーリは目を輝かせた。

 色々とは何だろうと思いながらも、早く猫が見たかったユーリはマーサを急かして家に入るのだった。











束子の話もいずれまた書くつもりなのですが、一区切りしてしまったので猫を先に♪

私も猫は飼った事がないので憧れかあります。

どんな子なのかは次回に☆

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