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アフター梨音。都代の日常編

2か月後。


都代視点です。

 今日も日課の魔法の練習。

 ファイヤーボールは速球、と言えるくらいのスピードになったよ!飛距離は数十メートルといったところだけどね。

 マウリツィオ師匠、教えるのうまいよー。

 あと、雷属性魔法を少し。

 電気だから、簡単。やっぱエネルギーが何処にあるかはっきりしてると効率違うねー。

 ただ、まだなんの役に立つのかわかんないけどね。

 バシッてスパークさせるやつ。まー将来、痴漢にでもあった時に使おうかね?

 いや、一応、使い道はあるんだけどねー。後で説明するよ。


 あとは風魔法。

 これが一番便利かもしんない。


 だって、雷属性魔法はリアルに危ないし。ファイヤーボールも実用性はないからねえ。


 風魔法はグラウンドに突風を作り出して、スカートをヒラヒラさせたりすると男子マウリツィオが喜ぶよ。

 え?やってないよ?うふ。

 基礎練習が大事、とかいって、なかなか新しい魔法を教えてくれないマウリツィオ師匠に新たなモチベーションを感じてもらうためには、グラウンドで旋風を起こすのは必然ですなー。

 たまたま学年一の美少女が通りがかったりするけど、偶然ですなー。


 美少女か・・・ちょっと前まで、私にとって学年一の美少女は梨音だった。

 

 梨音が交通事故で入院した、と聞いた時は心臓が止まるかと思った。


 マウリツィオ師匠がいうには、転生者にはよくあることだって。

 因果律の収束のようなものが働くらしく、異世界転生者は長く生きられないケースが多いそうだ。

 梨音も、おそらくそういうことなんだろう。


 でも死んだわけじゃないらしく、入院した、と聞いたから、お見舞いに行こうとしたら、誰も入院先を知らなかった。

 いや、おかしくない?

 入院先がわからないってどういうこと?


 それで、梨音のクラスで聞き込みをしたり、梨音の家に押しかけたりしたのだけど・・・


 結果は惨敗。


 クラスで仲のいい子なんていうのがそもそもいなかった。

 梨音家は誰も出てこなかった。いつ行っても留守。


 1か月後くらいに梨音のクラスの担任にトツして聞いたら、休学の届け出が出されているとか。

病態が悪いらしく大きな病院へ転院するから、だそうだ。

転院先の病院を聞いたら東京の医大病院の名前を出された。

さすがに簡単に行ける距離ではない。


なので電車代を稼ぐため、アルバイトを始めることにしたよ。


ああ、うん。中一じゃあバイト出来ないって?

まあ、普通のバイトは出来ないよねー。


でもほらそこは、師匠の出番でしょ。


マウリツィオ師匠にお金を稼ぐ方法ないかって聞いたら、ご近所の困りごとを解決して回ったらどう?と言われたよ。

ああ、なるほどね、と思ったね。

何処かでバイトするとかじゃなくて、仕事は自分で作り出すもの、ね。

いや、びっくり。

そんなのうまくいくんかーい?と思ったんだけど「近所の困り事」っていうのはマウリツィオ師匠が探してきてくれたよ。

私はいい感じでそこに行って、事件を解決して報酬をもらう、と。


で、最初にマウリツィオ師匠が持ってきた仕事は、お化け退治だったよ。


いや、マジびびった。

でも、お化けに雷撃系魔法が効くとは思わなかったよ。うん、師匠は知ってたみたいだけどさ。


あー、あれは1ヶ月前の出来事で・・・

明日に続きます。


(近いうちに、これまで書いてきている分を読みやすく編集し直したいな・・・そんな暇ないかな・・・でも直さないと話がわけわかんなくなりそうだなー・・・)

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