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第7話 崩壊と覚醒
夕方になり外はだいぶ暗くなっていた。
エルニャは絶望感に襲われながら、無気力に自分の家へと歩いていた。
時折、涙を流しながら。
通りかかったカフェの中から、そんなエルニャの姿を見つけた若者が、店の中から出て来た。
それはビーコラだった。
ビーコラ「エルニャ!」
エルニャの泣き顔を見てビーコラは憤怒気味にエルニャに聞いた。
ビーコラ「アイツか、キルフスにやられたのか!?」
エルニャは崩れ落ちそうになるが、それをビーコラが両手で支えた。
その瞬間、エルニャはビーコラの胸元に縋り付き、泣き叫んだ。
ビーコラ「エルニャ…」
その時、彼の中で何かが切れた。
ビーコラ「許さねぇ!絶対!」




