第12話 静かな崩壊
エルニャは無意識に実家へと戻っていた。
しかし、何処か感情が欠けた状態になっていた。
そんなある日、エルニャの事を心配してサーシャ達が様子を見に来た。
サーシャ「エルニャ、居る?」
エルニャが玄関へ出て来た。
サーシャ「ごめんね急に、心配で来ちゃったの」
エルニャ「そう」
メニ「大丈夫?あんまり顔色良くないみたいだけど」
シャード「あれからどうなったの?彼氏とは」
エルニャは表情を変えずに話した。
エルニャ「私を置いて部屋から出て行ったわ」
サーシャ「喧嘩したの?」
エルニャ「してないわ」
メニ「え、じゃあ何で?」
エルニャは淡々と答えた。
エルニャ「分からないわ、でも、別にどうでもいいの」
シャード「変よね、それって」
エルニャ「何もおかしくないわ」
皆んな顔を見合わせた。
メニ「エルニャ、あんた何かおかしくない?」
サーシャ「前のエルニャと違うよ」
エルニャ「違わないわよ」
そんなエルニャにシャードが言った。
シャード「じゃあ、少し、私達に付き合ってくれない?ちょっとそこまで」
三人はエルニャを外へ連れ出した。
そして着いた場所は病院だった。
エルニャ「私は何処も悪くないわよ!」
メニ「試しに診てもらうだけだよ、ちょっとだけだから、ね」
皆んなの勧めで受診したエルニャは何らかの病気と診断された。
だが彼女の頭には医師の話などは全く入ってこなかった。
その時からエルニャは、時々通院をする事になった。
そんなある日、エルニャは病院の中で、車椅子に乗ったキルフスとバッタリ会った。




