某宇宙での異変
達也達がCLGに入隊して1週間が過ぎた頃、達也達がいる第461宇宙とは別の宇宙にてある異変が起きていた…
〈某宇宙空間〉
広大な宇宙空間に巨大で黒いスライム状のような物体が漂流していたスライムはまるで意思があるかのように性別がわからないカタコトの人語を解しながら…
『…ロス…コロス…タツヤヲ…コロシテヤル…サカキバラタツヤ…』
そう呟きながら宇宙を漂うスライム…
スライムの大きさは全長200m以上であろうか…
すると、スライム目線で前方から緑色をした金平糖状の小さな結晶体が無数にスライムと同じように漂ってきた
結晶体の大きさは約15cm程といったところであろう
この結晶体の正体は地球では現在未発見の珪素生物であった
『…力ヲ…モット力ヲ…ロス…コロス…タツヤ…』
そう呟くとスライムはその無数の結晶体を捕食し始めたではないか
やがて全ての結晶体を食べ尽くしたスライムが変化し始めた…
スライムから緑色で柱状の形をした結晶体が無数に生え始めたではないか…結晶体の長さは最小の物でも4m以上に達していた…
『…モット…力ヲ…モット…力ヲ…コロシテヤル…コロシテヤル…』
するとスライムは全宇宙で最大の大きさを誇る超巨大ブラックホールが存在する方向へと移動を始めた…
まるで更なる力を追い求めるかのように…
一方その頃で達也達が滞在するCLG総本部では
〈第461宇宙 第1563銀河 惑星ヴィラディヌス CLG総本部〉
「…ん?なんだ…?」
突然何かの気配に気づいたかのように空を見る達也
「いかがなされましたか?達也様…」
レティは達也の様子を見ては心配そうに達也に歩み寄ると達也は
「いや…何処からか途轍もない殺気を感じたように思ったが気のせいだろう…」
と特に気にも留めなかった…
だがこのスライムこそが後程あの神界をも巻き込む大事件を引き起こす事になる事は誰も気づかなかった
次号へ続く




