遂に判明!大魔王アイリスの行方
レティは金色と紫色という二色のオーラを右手に纏わせ武器を錬成し始めた
「レッド…私は貴方を絶対に許さない!…我が血を元に我々に敵対する全ての者共を葬り去る力を与えたまえ…」
するとオーラは徐々に剣の形へと姿を変えていき錬成が終わるとレティの右手には柄の先に赤い大きな宝珠と紫色の刃を持った一本の剣が握られていた
〈ブラッドデーモン〉
レティの魔力によって作られた魔剣
悪魔の力によって作られた故か恐ろしい闇の力が秘められている刃は何でも溶かすほど極めて強力な毒と鋼鉄をも簡単に切り裂くほど鋭い鋼で出来ており、敵がまともに斬られれば一瞬で蒸発する程の作中屈指の強力な武器である
「面白い…来たまえ…」(レッド)
「はあああ!」(レティ)
「ほほう…女の子の割には中々やるな…」(レッド)
「…ぐう…!やあ!りゃあ!はああ!」(レティ)
レティはブラッドデーモンを目に見えない程のスピードと見事な剣術でレッドに斬りかかるもやはり全て見えているか余裕な表情でレティの攻撃を全て躱してしまった
「…はあ…はあ…強い…強すぎる…はあ…はあ…」(レティ)
「戦いが不慣れな女の子の割にはよくやる…」(レッド)
レッドはレティに見下した目で見つめそう答えるとポケットから赤いジッポライター取り出しタバコを吸い始めた
「なんとなくはわかっていたがやはりあのおっさんは只者ではないな…」(達也)
「…‼︎このままではレティさんが危ない!おのれ〜レッドぉぉ‼︎」(安室)
「おい!安室待て!」(紫電)
安室は劣勢を強いられているレティを援護するため紫電の制止を振り切り拳に魔力を込めて猛スピードでレッドに特攻をかけるも…
バン‼︎(ワルサーPPKの発射音)
レッドは腰からハンドガンを取り出し魔力を込め安室に目掛けて
引き金を引いた…赤い光を帯びた弾丸は安室の左胸に直撃した
「…ぐあっ…‼︎ぐぅぅ…」
安室はそのまま倒れ瀕死の状態となった美沙達も余りの状況に何もできないでいた
「トドメだ…安室君…」(レッド)
「…‼︎危ない‼︎」(レティ)
バン‼︎
レティも瀕死の安室を庇うためレッドが放った凶弾に倒れてしまった
「ほう?勇敢だな…ならば悔いが残らぬよう2人仲良く葬ってやろう…」
レッドは2人のトドメを刺そうと引き金を引こうとした…が…
「…あれ…なぜだ…なぜ体が動けん…⁈」(レッド)
なぜかレッドの体はまるで凍結してしまったかのようにまさに指一本も動けなくなっていた
「戦うのは別に構わんが戦意喪失の相手に命まで奪おうとするのは感心しないなあ…」
そう言いながらレッドに近づく銀髪の男…達也だ…
「美沙!2人を治療してやるんだ…紫電さん!2人をアリシアの元へ運ぶのを手伝ってください…」(達也)
「…わかったわ…榊原君…さあレティさん…しっかり…」(美沙)
「ちい…しょうがねえな…ほらよ…」(紫電)
美沙はレティに自分の肩を貸し紫電は安室を丁寧に担ぎアリシアの元へと運んでいった
「さて…おっさんよ…ひとつ聞きたい事があるんだが…」(達也)
「…なんだ…?」(レッド)
「我々は人を探している…大魔王アイリスの居場所知らないか?全て正直に話してくれたら命だけは助けてやろう…もし少しでも嘘ついたらわかっているな…私の能力はあんたらを一瞬で消す事ぐらい容易い事だ…」(達也)
「大魔王アイリス?なんだ…そういう事か…わかった…全て話そう…アイリスは今…ネオルシファーの一員として働いている…」(レッド)
「Σ…なんですって⁈」(フィリア)
「アイリスの優秀な能力に目を付けた首領が彼女を生け捕りにし彼女を【闇の結晶】を使って我々の命令しか聞けぬよう洗脳したのだ…その能力の高さ故に今は我々に並ぶ最高幹部の1人として本部にいる…」(レッド)
ついにレッドによってアイリスの行方が吐かれたが…それはあまりにも残酷な現実であった…この事が原因で達也達は後に波乱の道へと引きずりこまれていくのである…次号へ続く
次号で新章突入です!
読書様の温かい感想をくださると私にとって大きな励みになります!お待ちしております!




