1節 初狩
コメント来ると、思ったよりもうれしいですね。
なんかテンションあがって書きました。
思ったよりも、チート気味になってしまいそう。
緊張しつつ獲物を待つ。ただそう都合よくは現れない。
そろそろ10時で、緊張もなくなってきたときに、ようやく動きがあった。といっても、まだ地上のダンジョンエリアに反応があったわけではない。
「ゴブリンの群れがちょうどエリア上にある広場を通る形で近づいてきているようです。獣道のあり方から多分曲がることはないだろうって言ってます。数は14匹で、後50Mちょっとですね。」
いっきに緊張がやってきた。自分が何かできるわけではないのだが、そこはしょうがないだろう。
「設置した魔法で一気に倒そう。確かエリア外にも魔物をエリアに放り込む罠をしかけてあったよな?」
「はい、周囲10Mくらいの葉に出、風と土の魔法でエリアに向かって飛ばすように仕掛けてあるので、大丈夫です。」
「何か他に注意するような点はあるか?ゴブリンの様子とか、そのほかの魔物の位置とか。」
「近くにこちらに向かいそうな魔物はいないみたいです。ゴブリンは全て特に力のないノーマルゴブリンのようなので魔法への対抗はないと思います。狩が終わって戻るところですかね、魔猪を運んでいます。」
ふむ、魔猪か。大分差があるかと思ったけど、ノーマルゴブリンでもそれぐらいの数で戦えば仕留められるのか。魔猪は食べられるのか少し気になるな。ゴブリンが仕留めてきたのを食べたいとは思わんが。
「まあそれなら予定通りで大丈夫だろう。ルートから外れなければ精霊のみで、外れて魔法の範囲外に行った時はセレーナが出て敵をひきつけてくれるか?接近する必要ないから。」
「わかりました。任せてください。ゴッド、あと死体は残したほうがいいですか?においで魔物をひきつける餌にはなると思うのですが。」
そこまでは考えてなかった。いわれてみれば、確かにそうだ。
「ああ、そうしてくれ。できればにおいが強くなるように、血を流させるような魔法で頼む。」
マスター。ゴブリン14体により2250P獲得しました。
頭の中にコアのアナウンスが聞こえてきた。結論から言おう。秒殺でした。広場にゴブリンが入ってくると、風の魔法が発動。ゴブリンの四方から風の刃が飛んでいく。
さらにあわてるゴブリンを逃がさないように、土の魔法で足場を崩し、樹の魔法で足をひっかけ、風の魔法で強風によって中心に寄せる。
全てのゴブリンが死ぬまで、わずか10秒ほど。ゴブリンの反応が合ってから、大体10分ほど。
「ご苦労さま、セレーナ。余裕そうに見えたけど、どうだった?戦いというよりは狩りみたいだったけど。」
正直余裕そうなセレーナに一応確認しておく。毎回ゴブリンみたいな獲物とも限らないしな。
「ありがとうございます、ゴッド。精霊魔法は召喚にしか魔力を使わないので、疲労などは全くありませんね。風の魔法は中級レベル、樹木と土の魔法は初級レベルだったので、最上級精霊たちもほとんど力を使っていないので、余裕はかなりあると思います。」
精霊魔法は俺が思っているよりも万能らしい。ゴブリンとはいえ、あれだけの数を瞬殺して疲労や魔力消費がほとんどないとは。
「それならよかった。ところでセレーナはポイントが入った連絡を受けたか?」
「いえ受けていません。あ、2250P増えてますね。ゴブリンを倒したときに入ったんですか?」
「ああ。セレーナにもコアから連絡が行くようにしといてくれ。ポイントの管理も一緒にやっておきたいしな。」
「わかりました。手に入るポイントって創造するものより高いんですね。」
「ん?ああ、そっか。ゴブリン創造は150Pだから14体いても2100Pのはずなのか。どういう仕組みだ、コア?」
サー。創造時に必要なポイントは、その生命体の大人のポイントの平均値です。そのため生命体は生まれた時は創造ポイントよりも低く、一般的な大人になるとちょうど創造ポイント同じくらいまであがります。
ただし、才能や鍛錬、取得スキルによって、ポイントは個々に違い、また創造ポイントととは桁の違うポイントになることもあります。
なるほどなぁ。要は強いやつほどポイントが多いってことか。




