◇《第34話 氷華の美女(アフロディーテ)― 悪魔のデスゲーム》
【LUNA EDGE ─ 心優しき癒し役】
私はムツミ。
自己紹介かぁ……。
なんだか照れちゃうけど、少しだけ私のことを話すね。
私はね、みんなが笑っている顔を見るのが大好きなの。
自分まで嬉しくなっちゃうんだ。
だから余計なお世話って思われるかもしれないけど、つい声をかけちゃうんだ。
それが私なのかな。ふふっ♪
私のことも、本編を読めば、もっと知ってもらえると思うよ。
それじゃ、本編で会いましょうね^ - ^
天空の宮殿
《AURORA TOWERS — SKY CASINO AREA B9》
ルミナが、事前に貰ったコードを受付の警備システムにかざした。
警備員が、指紋と虹彩認証を通す。
「ご予約名は?」
ルミナが即座に答える。
「ノクターナ・コネクション、ゲスト招待枠。コード:NX-117」
警備員の目が一瞬だけ動く。
しかし次の瞬間、照合ランプが緑に変わる。
「ようこそ、スカイ・カジノへ」
黄金の紋章が刻まれた重厚な扉が、静かに威圧的に開かれ、まばゆい光が彼らを包み込んだ。
深紅の絨毯、高価な香水の匂い、そして富と欲望が渦巻く熱気、そこは、まるで別世界だった。
天井一面がガラス張りで、夜空の星が眼下見える。
シャンデリアの光が無数のグラスに反射していた。
まるで雲の上の王国だ。
「……これが、選ばれた者の世界か」
ユーキが呟く。
足元の絨毯は深く、柔らかなピアノの生演奏が響く空間には、流れるようなジャズの旋律。
グラスを傾ける音、そして抑えられた笑い声。
この空間の全てが、その熱気と、カジノ特有の静かな興奮が混ざり合い、優雅に計算され尽くされている。
豪華絢爛なシャンデリアの下、トワイライトの社交界のトップを走る富豪たちが、独特の空気を作り出し、高価な賭けに興じている。
エリサが選んだルミナのシルバーのドレスは、周囲の光を反し、彼女をトワイライトの夜景の一部へと昇華させている。
ムツミとマキは、緊張しながらもその華やかな空気を楽しんでいるようだ。
男性陣はぎこちないながらも、タキシードが彼らの鍛えられた肉体を隠し、上流階級の紳士としての外見を与えていた。
しかし、その完璧な変装の中にも、ルミナの心には強い違和感が渦巻いていた。
完璧な変装を施した彼らだが、この場所の住人ではないというアウェイ感が、肌を刺すように冷たい。
「さあ、行くわよ」
エリサは、ルミナの腕を掴み、その華麗なドレス姿で、一切の迷いなくフロアの中心へと足を進めた。
彼女は、まるで自分の家のように、この空間を闊歩する。
(違う。ここは……)
華やかな富豪たち、静かに回るルーレット、カードが配られる音。
すべてが人工的で、どこか空虚だ。
豪華な内装、女性の笑い声、そして『B9』という数字の印。
ルミナは、これがただの豪華なカジノではないことを悟った。
ここは、彼女の失われた記憶の断片、そしてイヨナという魔女が作り上げた天空の檻なのだ。
淡い光が、モニターに反射する。
複数のカメラ映像が同時に切り替わり、VIPラウンジの各所を映し出していた。
そしてカジノフロアの中央、最も豪華なバカラテーブルの奥にあるエレベーターの上。
スカイ・カジノよりも更に上の階
金と黒の壁に囲まれた密室。
客ですら立ち入ることを許されない特別区画。
──プライベートサロン《Sector B-17》。
壁一面のガラス越しに広がる夜景。
一段高い特設VIPエリア。
秘書の女が、1人の男の隣に立ち、契約書を静かに差し出す。
「こちらが今夜の契約書です。裏金の流れは、すでに処理済みです。あとの問題は、あの小娘がここに来ること、それだけですわ」
男は笑い、葉巻をくゆらせる。
『ふん。蒼月の処刑人とか言う小娘か。恐れるに足らん。今度ワシが遊んでやろう。ワシはこれから出かける。後は頼んだぞイヨナ」
彼女は視線を伏せ、冷たく笑った。
「そう……自ら遊んであげるのですか?
でしたら、せいぜいその子猫に噛まれないように」
男はそのまま立ち上がり、ボディガード達を引き連れヘリポートへと向かっていった。
ボスを見送ったイヨナは、プライベートサロンの奥へと静かに足を進めた。
それまで完璧に着こなしていた、冷徹で機能的な黒の秘書スーツを滑り落とす。
仕事用の仮面を脱ぎ捨て、最高級のシルクで仕立てられたカジノ用の衣装へと身を包んだ。
そして静かに高級ソファーにいき、脚を組んで座った1人の女。
ノクターナ・コネクションの第一級専属秘書。
その冷艶な美貌と、この空間の支配者たる威厳を放っていた。
周りには数人のボディガードが彼女の後ろに立っている。
彼女のグレーの瞳は知性と冷徹さを湛え、手元には高級なブランデーが入ったグラス。
彼女は、それを優雅に指先で回している。
彼女の名は──イヨナ・スティファニー。
背筋はまっすぐ、白皙の綺麗な肌に、きっちりまとめられたグレーブラウンの髪は完璧なシニヨンに結い上げられ、顔立ちの整った端正な美貌は、冷たいグレーの瞳によってさらに研ぎ澄まされている。
彼女が纏うのは、ワイン色の艶やかなタイトドレス。
背中と胸元、そしてドレスのサイドは左右ともパックリと大きく開き、全体的に薄っすらと透けていて身体のシルエットのラインが強調されている。
そして、きわどいほどにスリットが腰の上まで深く入っている。
まるで自身の抜群のスタイルを強調するかのようなドレスだ。
そしてその佇まいには、上品さと底知れぬ威圧が同居している。
その姿は、この天空の宮殿の女帝そのものであるようでトワイライトの夜景を、まるで自分の庭のように支配している。
『──氷華の美女──』
このスカイ・カジノに来る富豪たちからはそう呼ばれている。
その女性、イヨナが、LUNA EDGEに向かって、優雅にグラスを掲げた。
だが、その瞳の奥には、何か別の意図が宿っていた。
その時、一人の黒服を着たセキュリティが入ってきた。
「イヨナ様、失礼します。報告です」
イヨナは、静かにグラスを傾け、返事を促す。
「……入口のフロアにいる警備員から連絡が入りました。例の蒼月の小娘、入口ゲートを入ったのを確認したそうです。予定外なのですが、ヴェスパーグループのご令嬢のエリサ様も何故か一緒とのことで…
いかがなさいますか?蒼月の小娘を含め8人です。今、モニターに映し出します」
セキュリティは、VIPエリアの壁に隠されたモニターを全起動させ、LUNA EDGEの姿を映し出した。
彼女は、指先でグラスを回しながら、女の唇が、微かに笑みの弧を描く。
「……あら、この子が蒼月の処刑人って呼ばれてる子?
とっても可愛い仔猫ちゃんじゃない。廃墟のECLIPSE HALLに待機させておいた野良犬たちじゃ、役不足だったってこと? こんなに可愛い仔猫ちゃんなのに、とんでもなく強いだなんて、そそられるわ。ここまで頑張ってきたんだから少し遊んであげようかしら」
イヨナは、グラスを置いた。
ルミナは、群衆の中を静かに歩いていた。
背中をまっすぐに、ドレスの裾をわずかに揺らしながら。
アサヒが軽く頷いた。
「油断するな。イヨナはどこかで見てるはずだ」
そしてしばらくしてひときわ注目を集める女がカジノフロアに現れた。
ワインレッドのドレスに身を包み、完璧な姿勢、淡く微笑む唇。
妖艶でその姿は、美しく、そして危うい。
周囲の視線を呼吸のように受け止めるその女の存在感は、空気を一瞬で変えるほどだった。
アサヒがすぐに低く呟いた。
「おい。イヨナってあの女じゃねーか。醸し出すオーラ……特徴が全て一致するぞ。だけど、あの目……初めて見た気がしない……!どこかで……」
ヨシマサとタカは見惚れたまま固まっている。
「おいおい、あんな超絶イイ女なんて聞いてねーぞ!美女過ぎるだろ!しかもなんてセクシーなんだ…あれがイヨナ…。思ってたイメージと全然違うじゃねーか」
イヨナは客たちの動きを観察している。
その目の奥には、誰にも読めない冷静な計算が宿っている。
艶やかな背中がパックリ空いたドレスの裾が揺れ、
背中を見せるようにルーレットへ近づく。
シャンデリアの光が反射するルーレットテーブル。
プレイヤーたちのざわめきの中、彼女はルーレットテーブルの傍らで、ディーラーに代わってルーレットの前に立つ。
その手には、黒いチップが一枚。
「運命っていうのはね、賭けるものじゃなくて、操作するものよ」
チップを落とす指先が、ゆっくりと、確信的にルーレットの軌道を操った。
球はあり得ない角度で跳ね、ピタリと『9』の上で止まる。
──Area B9。
彼女の薄い唇が、不敵に微笑む。
「……ふふ。今日も勝率100%ね」
その瞬間、群衆の視線を一身に集めながら、
彼女は何事もなかったかのように、グラスの縁を指でなぞった。
周囲のざわめきが波のように広がる中、彼女の冷たいグレーの瞳が、ガラス越しのフロアにいるルミナを真っ直ぐにとらえた。
二人の視線が、火花を散らすように交錯する。
一瞬、時が止まったかのようにジャズの旋律がゆるやかに切り替わり、バイオリンの低音が、緊張を深める。
周囲の喧騒が遠のき、BGMさえも、まるで二人の呼吸に合わせてテンポを落としたようだった。
イヨナはそのまま優雅にフロアの正面にある階段の踊り場へと移動した。
その瞬間、彼女だけに眩いスポットライトが一気に浴びせられる。
イヨナは、艶やかに微笑みながら、完璧にまとめ上げていたシニヨンの髪留めを指先でそっと外した。
ハラリと、グレーブラウンの美しい髪が波打つように解き放たれ、彼女の露わな背中と鎖骨へとフワリと流れ落ちる。
「さて……」
彼女がハンドマイクを艶やかに唇へ近づけると、その透き通った声がカジノフロア全体に響き渡った。
「今宵は、私たちのノクターナ・コネクションが主催する、特別な余興がございます」
イヨナはルミナたちに向け、一切表情を変えずに、論理的かつ皮肉めいた言葉を放った。
「ようこそ、私の可愛い仔猫ちゃんと、勇敢なワンちゃんたち。……あら、そちらにはヴェスパーグループのルビー色の仔猫ちゃんまでいらっしゃるなんて。今日は随分と賑やかな夜になりそうだわ」
イヨナの声は、カジノの騒音をものともせず、ルミナたちの耳に冷たく、そして傲慢に響いた。
エリサは、イヨナからの挑発的な言葉に、一瞬で表情を硬くする。
ルミナは、その正確すぎる情報と傲慢な態度に、激しい怒りを覚える。
ルミナは、ドレスを翻し、踊り場の上を見上げて鋭い眼で睨みつけ、一歩前に踏み出した。
「あなたがイヨナね! ユウラとレイトって二人のことで、聞きたいことがあるのよ!」
イヨナは、フロアからの激しい問いかけにも全く動じず、冷たい笑みを浮かべる。
そしてイヨナは、ルミナの問いかけを論理的に却下した。
「質問は論理的な順番でお願いしますわ。蒼月の子猫ちゃん。私は秘書。貴女の感情的な要求に応える義務はないのよ。だけど……」
イヨナは手すりに優雅に身を乗り出し、目を細めた。
「そこまで知りたければ、この天空の檻で、条件をクリアすることね。ここは、勝者だけが笑える場所よ。気づいていないでしょうけれど、貴女たちがここへ入るまでに、ありとあらゆるボディチェックをさせていただいたわ。盗撮機を忍ばせていたみたいだけれど、そんなおもちゃを検知するくらい、このカジノにとってはワケないことよ」
ルミナはハッとして歯を噛み締めるが、まっすぐにイヨナを見据え返した。
「あなた、ただの秘書じゃないわね」
イヨナの目がわずかに細め、静かに笑う。
「あら、観察力もあるのね。人にはそれぞれ演じる役があるものよ。……嘘を嫌う者ほど、いちばん深く嘘と偽りの世界に巻き込まれるのよ。さあ、どうかしら。この街が月光で染まる夜、あなたは真実を見ることになるわ」
ルミナは視線を逸らさずに即座に答える。
「演じてなんかいない。私は、私よ。ただ、偽りや嘘が嫌いなだけ!そしてただ自分の信じた道をひたすら進むだけよ」
イヨナは一瞬だけ冷静な表情に戻り、エリサへと視線を移した。
「さて、ヴェスパーのルビーの仔猫ちゃん。貴女はヴェスパーグループの大切なご令嬢。危険な目に遭わせるわけにはいかないわ。この後のゲームへの参加はお勧めしません。ここで棄権していただけるかしら?」
それは建前上の安全への提案。
しかし、エリサはその恩着せがましい態度を鼻で笑った。
「はっ? 棄権? 冗談はやめて!」
エリサはルミナの肩に堂々と手を置き、踊り場の上のイヨナを真っ向から見据えた。
その瞳には、一切の迷いがない度胸が宿っている。
「私がここまで私の人形たちを連れてきたのよ! 結果がどうなろうが、私は責任を持ってこの人たちに全てを委ねるわ。そして、私も一緒に参加させてもらう!」
その堂々たる宣言に、カジノフロアの富豪たちが一斉にざわめき立った。
「おい、見ろ。ヴェスパーのエリサお嬢様だ!」
「アフロディーテが用意したゲームに、大財閥の令嬢も参戦するのか!?」
富豪たちは、イヨナとエリサの対立を最高の見世物だと捉え、一斉に注目し始める。
LUNA EDGEのメンバーは、エリサの凄まじい度胸に言葉を失っていた。
(このエリサって女、ただの甘やかされてきたお嬢様なんかじゃない……。度胸が据わりすぎてる……)
ユーキたちが、改めてエリサに対する評価を改める。
「ご忠告いたしましたわ。では、自己責任でどうぞ」
イヨナはエリサの強い意志を確認すると、再び冷徹な表情に戻った。
そしてルミナたちに向け、本題に入る。
「ルールはシンプル。満月の夜の鐘が鳴るまでに、このカジノのどこかに隠された『鍵』を見つけ出すこと。ユウラとレイトの自由を勝ち取るという名の鍵をね。できなければ、全員まとめて、このビルの最下層にある檻に永遠に囚われることになるわよ」
エリサは、静かにルミナの隣に立ち、イヨナに向かって鋭く問いかける。
「満月の夜の鐘?それはいつ鳴るの?」
イヨナはその質問には答えず、ルミナたちの変装と強烈な視線を楽しむように、ただ悪魔のような微笑みを深めた。
「そんなに必死な目をされたら愛おしくなっちゃうわ。お金ではなく、あなたたちの命と運命をかけた、一夜限りの最初で最後のゲーム。時間がないわよ……さあ、ゲーム開始。それじゃあ楽しませてね、ワンちゃんと仔猫ちゃんたち」
周囲の富豪たちは、動揺するどころか、これがイヨナが主催する『特別な余興』だと知っているかのように、静かに見守っている。
イヨナの瞳に、一瞬だけ光が宿る。
そしてイヨナが天井へと指先を伸ばし、合図を下した。
次の瞬間、カジノ全体の照明が一瞬にして完全に暗転した。
イヨナはその闇に紛れ、VIPエリアの影へと静かに姿を消していく。
その去り際の微笑みは氷のように冷たく、けれどどこか、痛みを隠すような微かな震えを含んでいるようだった。
まるで月の裏側のような、美しく危険な謎の存在。
暗闇から一転、カジノ全体の照明が、今度は血のような赤へと染まっていく。
イヨナが姿を消した直後、ルミナとエリサが緊張感の中で無言のアイコンタクトを交わす中、LUNA EDGEの男性陣からは、緊張感の裏で、場にそぐわない率直な感想が漏れた。
タカは、目の前で繰り広げられたイヨナの圧倒的な美しさと、そのきわどいドレス姿に、完全に魅了されていた。
「な、なんてセクシーで色っぽいお姉さんだ……。
……あのドレス、背中もサイドも丸見えで、身体のラインが透けてただろ……」
隣にいたヨシマサも、タカと全く同じ視線をイヨナが消えた場所に向けたまま、生唾を飲む。
「あぁ、あれはヤベェ……。半分ハダカみたいなもんだろ、とんでもねぇ色気ムンムンの美女のお姉さんだな……」
そして、ムツミは冷静に、イヨナの知的な振る舞いを分析する。
「本当に氷の女って感じ。あの冷たい計算高さ、秘書というより支配者ね」
すかさずマキが二人の男を鋭く睨みつけた。
「さっきから静かだと思ってたらそんなトコ見てたの!? 鼻の下伸ばしてんじゃないわよ、このエロ男爵ども!」
マキの低い怒鳴り声に、タカとヨシマサはハッと我に返り、慌てて背筋を伸ばした。
「い、いや!作戦に集中します!」
「そんな怒らないでよ、マキちゃん……あはは……」
アサヒは、その一連のやり取りを横目に、冷静にエレベーターの方向を見つめ、低く呟いた。
「あのイヨナって女、そしてこのカジノのセキュリティ。とんでもない頭脳派だ。甘く見たら本当に『ワンちゃん』にされかねないぞ」
──その瞬間、スカイ・カジノ全体の照明が赤へと完全に染まりきる。
シャンデリアの光が血のように揺らめく中、フロアを赤い海が包み込むかのように運命の砂時計が静かに落ち始める。
自分の心臓の音が鮮明に聞こえてくるほどの静寂。
次の瞬間、ルーレットの玉が跳ねる乾いた音が、まるで運命の鐘のように響いた。
ルミナとエリサの心臓が強く鳴る。
誰も逃げられない、悪魔の夜が時を刻む。
そして、天空の檻に閉ざされたLUNA EDGEの運命が、静かに狂い始めようとしていた。
ルミナの紫色の眼光が鋭くなった。
(諦めたらそこで終わり……心を強く持て、私! こんなところで私は絶対に負けない。レイトって人に会うためにも、ユウラって子を取り戻すためにも! ……そして、私が思い出せない『何か』を取り戻すためにも)
心に青い炎を燃やすルミナ。
エリサを含めたLUNA EDGEの計8人。
生きるか死ぬかの命を賭けた恐ろしいデスゲームが、スカイ・カジノという天空のど真ん中で今、幕を開ける。
次回
《PROJECT∞HEART-X 第35話》
( ── LUNAEDGE編 第11話:虚飾の迷宮 ― 鍵を継ぐ者たち)




