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閑話 ミスがあったはずなのですが……? 2

試験前に書いたらダメなんだって……これじゃただの現実逃避なんだよぉー。

「よっしゃーそれじゃ、ミス晒し大会後半戦いくぞー!」


 またもやドアを乱暴に開け、セキが入ってきた。デジャヴかよ。


「もう少し大会名マシにならなかったんですか……?」

「んなのはネーミングセンスの無い作者にいいましょうねぇー?とにかく、前回一つしか出来なかったんだからちゃっちゃと進める!二つ目ははこのシーン!」


『「取り敢えず、ご同行をお願いします。」

「断る」 

「……ちなみに理由を聞いても?」

「お前と一緒にスラリス教にいく義理が無い」

「解らなくもありません。では眠っていただいます」


 青い女の子はクナイらしき物をハクの腕にギリギリ掠れる場所に投げた。


「…おいおい、こんなちゃちなのに当たるかよ。俺はスラリスなんだろ?」

「ええ、元から当たるとは思っていません。()()()()()。」


 赤い男の子がいつの間にかハクの後ろにいた。』


 先程と同じく、以前のシーンが白い壁に投映された。


「はいっ!というわけで、八話からのこのシーンだな」

「俺とセイが始めて登場したシーンだよな。覚えてるぜ?ハク様にボッコボコにされたんだよな」

「初登場だからって言ってここの連携凄い練習しましたよね?」


 懐かしそうに二人が話すが、コウがそれを遮った。


「またブリキが地の文マシーンになっちゃうから語りはこの後で!それではミスシーン、どうぞ!」


『「取り敢えず、ご同行をお願いします。」

「断る」 

「……ちなみに理由を聞いても?」

「お前と一緒にスラリス教にいく義理が無い」

「解らなくもありません。では眠っていただいます」


 青い女の子はダイナマイトらしき物をハクの腕にギリギリ掠れる場所に投げ……ダイナマイトォ!?


 チッと舌打ちをして爆発音急いで爆弾の着弾地点──いつの間にか赤い男が居るところから離れた。


「ちょ、え?なん──」


 ボカーンっ!』


「何でダイナマイトとクナイを投げ間違えた!?そもそも何でそんなもん持ってるんだよっ!?」


 俺は思わず叫んだ。


「ブリキさん、女の子の持ち物なんて聞いちゃダメ、ですよ?」

「可愛く言っても無駄だぞ?」

「ブリキが、地の文以外を、喋った……だとっ⁉︎」

「嘘だろ、あり得ない……」

「お前らは俺をなんだと思ってるんだ!?」


 確かに地の文が多いので、なんとも言えないのが確かだ。作者のせいだな。呪ってやる。


「おーいおいおい時間ないんだから巻きだ巻き。急いで終わらすぞー!」

「そうだな、あと残ってるのは……ほとんど全員だが」

「あーもうめんどくせえ、話してるやつ大体あとブリキぐらいしかいないんだからもうブリキで終わり!」

「他のキャラ全否定するのやめようかっ!」


 作者だって気にしてるんだから!


「んじゃあ、ラスト!えっと……あの重苦しいシーンから!」


『 きっと俺には出来なかっただろう。

 こいつが面と向かってミリィ・アズレンに会ったことが無いのも理由の一つかも知れないが、だとしても大事な物を無くした直後にこんなに立ち直ることは俺には出来ない。

 強いな、コウは。俺は付いていくしか無いのだ。


「お、おうそうだな……」

「そういや俺が起きるまでの間でなんかわかったこととかやったことあるか?結構日が経ってるんだろ?」


 何も出来ていない。俺はこいつのベットで一人で考えてただけだ。

 何もしていない。ただ絶望していただけだ。


「……。」

「……んまあいいや」


 まあいいや。まあいいや、か。

 俺は落胆されたんだな。コウが寝ていた時間を有効活用する方法だってたくさんあったはずだ。

 それができればハクは早く帰ってこれるのだろう。


 でも俺にはできなかった。落胆されて当然だ。


「……すまんな」


 絞るようにして謝罪の言葉が空気に溶けた。


「話はあとで聞く。お前もなんか理由があるんだろ?今は時間が惜しいから、後で語り合おうぜ?」

「ありがと…な」


 なんとも情けない、弱いのだ。

 だから俺は何もなければ道の歩き方ひとつ変えることができないのだ。』


「入り方雑すぎない?」


 ちなみに24話の冒頭だ。


「なんか、めんどくさい男ですね。」

「自覚があるからなんもいえない……」

「ほーらそこ暗い雰囲気にならずに続けるぞー!それではミスがこちら!」


『 きっと俺には出来なかっただろう。

 こいつが面と向かってミリィ・アズレンに会ったことが無いのも理由の一つかも知れないが、だとしても大事な物を無くした直後にこんなに立ち直ることは俺には出来ない。

 強いな、コウは。俺は付いていくしか無いのだ。


「お、おうそうだな……」

「そういや俺が起きるまでの間でなんかわかったこととかやったことあるか?結構日が経ってるんだろ?」


「ああ、恐らくは犯人はミリィ・アズレンだ。そいつはお前の髪の毛に憑依?していた元魔王のスラリスなんだが、ミリィがどうもそいつにご執心でな?それでだ、そもそもなんでそんな状態なったのかだが、それはーー」

「ストップ、ストォーップ!」

「こんな情報しか持ってこれなくて……すまんな」


 絞るようにして謝罪の言葉が空気に溶けた。』


「謝る要素ないから!なんならもうストーリーの先話そうとしてるからっ!」

「いや、でもあれだけ時間があったなら、もっと調べららていてもおかしくないんだ」

「めんどくささ度が圧倒的に上がってますね……」


 それは否定できないな。


「それはそうと、こんなミスあったっけ?」

「うーん、私もあんまり覚えてないんですよね。流石にクナイとダイナマイトを間違えるようなミスは忘れないと思うんですけど」

「まずカバンの中にダイナマイトがあることから疑問を覚えようか」


 そんなこんなでしばらく談笑していると、コウがお開きの一言を放った。

「それじゃ、作者が思うあったらいいと思うミス集でしたー!どんどんぱふぱふー!」

「やっぱりこんなミスなかったのかよ!」


 こうして、平和な時間は過ぎていった。

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