表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/55

どちらも未経験のはずなのですが……?

前回、速く進めたいと書きましたね?それに反して、この一日で後もう一話、二話使いそうな雰囲気があります。

こればっかりはどうしようも無い。だってこいつら面倒くさいぐらいこじれてるんだもん。

 反射的に出た、俺の疑問は案の定セイの機嫌を悪くさせた。

 それをなんとか取り繕おうとしていたらなし崩し的に俺とセイが寝ることになってしまった。


「「……………………。」」


 俺とセイが同じ部屋で寝ることになった。ここまでは良いのだが(全然良くない)、その後、同じ部屋になった後話が全く続かない。

 理由は判る。異性と同じ部屋で寝るだなんて、少なくとも俺にとってはドキドキ初体験だ。

 そんな体験が今までに一度でもあったなら俺はきっと童貞では無かったんだろうが、少なくとも俺は現在進行形で童貞だ。

 童貞に同じ部屋で寝ることになった女子と話せるような技術があるとお思いだろうか?


「ええっと……。本当に一緒に寝るの俺で良かったんですか……?」


 意を決してこちらから話し掛ける。勿論緊張とさっきのやりとりがあったので敬語な上に震え声なのだ。


「大丈夫だと思いますよ。この壁意外と厚そうですし」

「何の話をしてるのかなぁ!?」


 いきなりド下ネタをぶち込んできたセイは、全く緊張していないどころか少し嬉しそうにしているまである。童貞と同じ部屋で寝るとどうせ襲われないから身の安全が確立された!とでも思っているのだろうか。全くその通りである。


「取り敢えず、私が先にお風呂頂いてしまって良いですか?」

「いやいや、残り湯に入られるのはちょっとお前がいやじゃ無いか?」


 俺としては全くマイナスなことが無い条件ではあるが、セイにとっては自分の残り湯に男が入るって、しかも俺みたいな奴だなんて、いやでは無かろうか。俺が女だったら嫌だね。


「別に良いですよ。それに、人の残り湯で入る方が微妙な気持ちですしね」


 確かにそうだな。女で好き好んで男の残り湯の風呂に入りたい奴は少ないだろう。


「それもそうか。じゃあ、お先どうぞ」

「ありがとうございます。じゃあお先、頂きますね」


 セイは脱衣所に入り、しばらくするとシャワーの水音が聞こえた。


 さて、可能性の話をしよう。俺だけは同じ部屋で寝ることを許した、と言うことは俺のことが好き、だとしたら。

 その場合はむしろセイが求めていると言うことになる。もしそうなら男の俺から行かねばならぬだろう。

 しかし、俺のことを好きじゃ無いとしたら?

 単純に異性としてみられていない、と言うことだろう。その場合、俺が行ってしまったらポリスメンのお世話になってしまうだろう。 

 セイの心がどちらにあるのか、それが問題だ。

 いやいやいやいや、ちょっと待って欲しい。もし、セイが俺のことを好きだとしても俺はセイのことが好きなんだろうか。


 そもそも、好きって何だ?

 いわゆる、LOVEのことだろう。

 だとしても、だとしてもだ。

 何があったら俺がセイにLOVEって判るんだ!?

 ……。

 ……。


 きっと、これが童貞の限界だろう。俺にはLOVEの定義が判らない。

 結局、セイがどちらなのかも判らずじまいだ。


「あーあ、わっかんねぇの!」


 俺はベットに勢いよく倒れたのだった。


 ↓↓sideセイ↓↓


 さて、なし崩し的に(?)ブリキさんと同じ部屋になれたわけだが。

 これから、どうすれば良いのだろうか。

 兄の所為か、私の所為か、残念なことに私に男性経験は無い。

 普通なら身持ちが堅いとか、良い意味だと思うんだけど今だけは別だ。


 いやいやいやいやいや。そもそも、何で私がブリキさんとその、()()()()()()()()()ってことになってるんですか!

 確かに私は、ブリキさんのことが嫌いとか、そういうのじゃ無いですけど……。

 あぁ、夜にこんな迷うなら、お昼に何としてでもコウさんに恋だ何だの話を聞いておくべきでしたっ!


 考えられるのは今この場所、この空間とブリキさんがお風呂に入っているときのみ。そう考えると、今のうちに大体のことを決めておいた方か良いだろう。


 まず、どんな服で脱衣所から出るかだ。

 よくある漫画とかだと、バスタオルを体に巻いて……とかあるけど。


 無理無理っ!そんな格好は恥ずかしすぎる。だって少しでも触ったら脱げちゃうじゃ無いか(それが目的なのかも知れないが)。

 そんな嫌らしい格好をいきなりするだなんて、私には無理だ。


 じゃ、じゃあ。少し防御力を上げて……下着とか?

 無理無理っ!確かにバスタオルのように少し触れただけで脱げるようなことは無いが、バスタオルを付けているときよりも、露出面積が大きい。そもそも、いきなり大胆すぎるだろう。


 ならいっそのこと普通のパジャマだろうか。

 その場合、ブリキさんとそういうことにはならないだろう。これが一番安全な選択だ。

 これにすべき……?それは何だか、今までのよりもっと嫌だ。と言うより、違う気がするのだ。


 少し考えてみよう。まず、ブリキさんは私のことが好きなのか?

 もし好きならこの考えを実行に移しても何ら問題ないだろう。でも逆だったら?

 そうだったら完全に私は空回りの痴女だ。

 そう思われるのも嫌だ。


 結局私はどうするのが正解なんだろう?

 判んないなぁ……。

描写とペースがネックですかね。


今回久し振りに視点変更をしたんですが、これやるとやっぱり露骨に話が延びますね。

難しいところ。


PV10898件、ユニーク3887人、総合評価98、感想1。


定型文 是非この作品に対する批評等、良いのも悪いのもお待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ