散々乗ってたはずなのですが…?
めちゃくちゃ遅くなりました。すいません。
話が続く前に少し地形についての補足をしておこう。
今俺達がいる国が王国ヴィクシエオスト。世界で一番大きい国だ。ここら辺は辺境だから、ちょっと寂れて人もあまりだが、少し中心に行けばすごい人がいる。どのくらい、と言われると例を挙げるのは難しいが……。
そしてこれから行く国が聖国イミネシク。最高神アンリミテッドを信仰している信者たちが集まる国。もうなんかイメージ通りの宗教国!ってのをイメージして欲しい。てか実際それくらいしか説明する方法が無い。
二つの国は東と西に分かれ、中央にはクソデカい山(確か標高約12904メートル)があるので北か、南の国を一度経由するのが基本だ。
「……ってのをコウ、知ってたか?」
「全く知らん。その場のノリと勢いで反応してた。後悔はしていない」
「はぁ……まあそうだろうと思ったよ」
「知らないのにノリと勢いだけであんなに騒げるのも一つの才能ですね」
少し嫌みっぽく、セイはそう言った。
多分セイはコウとセキがうるさくしたことによって周りに迷惑がかかるのがやだったんだろうな。今はまさにお昼時のランチタイム。市街地ではマダム達が群れてワイワイとランチをしている時間だ。どういう訳か、こういう時間帯のマダム達は異様に面倒くさい。だから関心持たれるような事をしたくないのだろう。判る、判るぞその気持ち。人付き合い、面倒臭いもんな。
「これだけで十七年間生き延びてきましたのでね!慣れたもんさ」
「なんだかコウと俺って似てる気が済んだよなぁー。テンションの上がり方とか、ノリとかさ」
「確かに!僕たちはズッ友だ!」
一人は男らしく筋張った、しかし若さ特有のハリも持つ手。
一人は女らしく柔らかな、それでいてどこか幼さの残るて。
この二つが磁石のようにくっつき合い、堅い、堅ーい握手をしていた。
「いくら言っても治らない物ですね」
「仕方ないさ。個性だよ個性。そのうちなんとかなるさ」
楽観視かも知れないが、あいつらもそこそこいい年だ。流石に最低限のTPO位は弁えてるだろ。
「んじゃあこっちはこっちで意味のある会話でもするか。迂回するとき、どっち通るかなんだが」
「まあ、セオリーなら魔国からですよね」
魔国アルトリウス。少し前に話したローウェン様がいるところだ。
ローウェン様のお陰か、魔法の研究に強いのが特色だろうか。丁度南側にあるし、治安も悪くないのでよく王国から聖国までのルートとして使われることが多い。
「やっぱりそのルートが一番無難だよな」
「お、決まった?決まった?でっぱつですか、でっぱつですかぁ~ッ!」
「フーフー!」
出たウェイ系特有、同じ言葉二回ぐらい言う。一回で判るのに何故そんなに言うんだろう。そして出たウェイ系特有フーフー!って言う。てめぇの盛り上げなんて求めてねぇよ。
どうやらセイも同じ事を考えているらしく、この二人を絶対零度みたいな視線で睨んでた。それにも気付かぬ真夏のような熱さの二人。温度差ありすぎて割れてしまう……。
「まだ行かねぇよ。速すぎだ。それに……、観光じゃ、ねぇんだし……」
口から溢れたのは思ったより重い言葉。みんながしんと静まる。
こんな空気にするつもりは無かったのに。
速くこの空気をなんとかしなければ、俺は急いで捲し立てた。
「ほら、準備も出来てねぇし、もう修行は終わりでいいのか?俺は荷物を持っていくだけだけど、仕上がりによるからさ」
「あ、ああ。そうだな。正直、コウは十分強いな。俺と同じ……までは行かないけどちょっと下ぐらい。ここら辺のモンスターなら余裕で倒せると思うぞ」
「んじゃあ、二日後。荷物の用意を終わらせて出発だ。ルートとか、全体で必要な物とかは俺が集めるからお前らはそれまでにもっと強くなってくれ」
予定は決まった。まずはルートと時間だ。
前書きにも書きましたが、滅茶苦茶遅くなってしまってすいませんでした。
地形情報をどう書けばいいんだろうかと四苦八苦しつつ(ここら辺短編でお茶を濁した)、そんなこんなしている内に部活動の本番に近づき忙しさはマックスハード。
みんなゴールデンウィーク何日休んだ?私は一日も休んでないよ!
一昨日本番が終わったので必死に書いた所存です。
PV8514、ユニーク3148、総合評価78、感想0。
感想を下さい。切実に。
定型文 是非この作品に対する批評等、良いのも悪いのもお待ちしております。




