着々と準備は出来てるはずなのですが…?
四人でもしゃもしゃとお昼ご飯を食べる。食事とは大事だ。栄養になるから、身体にも、心にも。
身体の栄養は言わずもがな、タンパク質に脂質、炭水化物、ビタミン各種など身体に必要な栄養素の吸収だ。これは勿論大事なことでなんかで読んだことによると水だけでは三週間で死んでしまうのだとか。本当のことなのかどうかは定かでは無いがそのくらいに身体にとって食事は大切なことだ。
心の栄養は沢山ある。ご飯で美味しいものを食べることによる緊張の弛緩。仲の良い知り合いと食べることで楽しい会話もあるだろう。満腹感で満足を得ることもある。
長々と言っているがいくら言葉を重ねても結局言いたいことは一つだ。
食事は大事。
「……なあ、そういえばさ。今思ったんだけど」
コウが肉を箸でツンツンとつつきながらそういった。
「ミリィがどこいるか、俺ら知ら無くね?」
「「「──!!」」」
俺とセイ、セキはそれを聞いた瞬間に雷に打たれたように食事を取る手が止まった。
あ、確かにそういえば俺らミリィがどこいるか知らないな……。
え、やばくね?
どうやら二人も同じ事を思ったようで、何やら顔がこわばっていっている。多分俺も。
楽しかった食事は一瞬で作戦会議となり、みんな真面目な顔でご飯を食べながら話し合いを始めた。
「た、確かに……。これはまずいな」
「そうですね……。ブリキさん、何か知っていますか?」
「おいおい、いきなり俺に振るなよ。判るわけねぇだろ」
やれやれ。俺があのミリィ・アズレンの気持ちなんかわかるもんか。会ったには会ったが、特にそれらしいこと行ってなかったぞ。
「確か愛の巣、とは言っていた気がするな……」
「なんのヒントにもならない気がするけどな」
コウは肉を摘まんで、口の中に入れようとしている。何故その体勢で止まったのか、俺には理解できないが。
しかし言っていることはその通り、なんのヒントも無いのだ。愛の巣なんて、ただの隠語でしか無くてどこにあるかなんて一言も言っていない。
『予想なら答えられますが』
とここで、ジントが参加してきた。しかし何故出来るのだろうか?魔王軍の頃に親交があったとか?
『そうですね。私も彼女も、いわば四天王のような地位に就いていました。それで予想ですがおそらく彼女は聖国イミネシクだと思いますよ』
『聖国、ってあのガチガチ正統派宗教国だろ?あいつ邪教徒じゃ無いのか?』
『だからこそ、ですよ。聖国は邪教徒の存在を毛嫌いし排除しようと動いているのは判りますね?』
この世界でおそらく一番邪教徒の排除にお熱なのはこいつらだろう。流石の聖国と言えど、こういう関連のことで余り言い噂は聞かない。やっぱ聖国の奴らも人間なんやなって。
『勿論、聖国に入られないように警備も頑丈です。だからこそ入られると弱いのが聖国なんですよ。周りに戦力が行きすぎている』
『お、おいおい待てよ。それじゃあミリィ・アズレン含む邪教徒達は全員聖国に侵入していて、潜伏してるって事か?ミリィ・アズレンならともかく、他の邪教徒がその噂の堅い警備を抜けられるとは思えないんだが……』
『ミリィ・アズレンは旧魔王君の四天王的存在ですよ?その程度が出来なくてどうするんですか』
旧魔王軍の四天王はとんでもなくやばい奴らばっかりだったっぽい。この時代に生まれてきて良かったなぁ……。
『全員、生きてますよ?』
あーなんも聞こえない。さて、気を取り直して。
現在俺がまったく話さなくなったのを不思議に思ったセイと、まったく気にせず話を続けるコウとセキに向かって、少しニヒルな笑顔をイメージしながらこう言った。
「ミリィ・アズレンの昔の同僚からの重要な予想だ。向かうは聖国、イミネシク!」
「「うぇーい!」」
謎のテンションについて行けていないセイは一人ぽかんと立ちながら万歳している俺らを見ていた。
なんだか一日ぐらい最近の周期から遅れた気がしますが、一日は誤差です。問題ない問題ない。
にしたってTwitterでも後書きでも、活動報告でも何度もしている感想下さいアピールはいつになったら届くのか……。
最近ようやくTwitterが仕事をし始めたので、そちらでもアピールしていきます。
PV8101件、ユニークアクセス3028名、総合評価ポイント78件、感想ゼロとなっています。
八千、三千の大台を超えました。これからも頑張ります!
定型文 是非この作品に対する批評等、良いのも悪いのもお待ちしております。




