8.召集
〜数日後〜
城内軍議室
「アサヒとハツセとはまだか?」
シキシマが近衛兵に尋ねた。
「第二師団長アサヒ様は本日正午頃到着予定。第三師団長ハツセ様はもうじき到着かと思われます。」
「分かった。到着次第軍議室へ来るよう手配してくれ。」
「かしこまりました。」
その話をしている最中、アサヒとハツセが到着した。
「師団長のお二人ご到着されました!」
2人が一目散に軍議室へ向かう。
「只今到着致しました!!」
1人軍議室にいたシキシマが答えた。
「アサヒ!ハツセ!懐かしいのぅ!」
「シキシマ様ご無沙汰しております!!!」
2人揃って答えた。
「その様呼びはよいと言うているだろぅ!」
久しぶりの再会に3人は少し笑みを浮かべた。
彼らは年齢が1つずつの違いで幼い頃からの友でもある。
上がシキシマ、間にアサヒ、下はハツセの順である。
「どこで他の者が聞いてるか分からないですからね!」
「日々!!威厳というものを保たないと!!笑」
2人はまた合わせたように笑いを堪えながら答えた。
「アサヒそれにしても早い到着だな」
「急いで参りました。」
「して、此度の召集は如何に?」
3人の顔付きが変わった。
「ウェニストより使者が参った。」
そう言うと2人に先日の謁見の内容を話した。
「なるほどウェニストに送る援軍の件で我らは集められたのですね。」
「それにしても大国ウェニストの領地1/5とは...」
「我がイーガヒストも最近魔物の出現が増えていますし...」
「此度の件も確かに他人事ではないですね...」
「うむ。皆集まったことだ。」
「王にお伝えし軍議に致そう。」
シキシマがそう言うと、近衛兵の一人を呼んだ。
「王が御着席次第軍議を開始する!」




