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相対性『僕とAI的』理論  作者: コラソン


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28/52

2曲目は、バラードで


RE:PLAYの1曲目が終わり、

照明が消えて、会場がシンとなる。


『次の曲いきます。えーと、俺は1人じゃなかった。高校生のときに、バイト先で出会えた友達と、過ごして感じたことを歌詞にしました。

夢生!!ありがとう』


ゆーた、僕は泣きそうだよ

もう泣いてるか…



ギターのアルペジオから入って、ゆーたの声が静かに乗る。


『まだ、ここにいる』


作詞 ゆーた

作曲 こーき


♪笑えない日々を

笑ったふりで越えてきた


大丈夫なんて言葉ほど

遠くにある夜もあった


誰にも言えないことを

胸の奥へ押し込んで


それでも朝は来る

望んでなくても


あの日の僕らには

明日なんて見えなかった


ただ今日を終わらせることで

精一杯だった


それでも


まだ、ここにいる

傷ついたままでも


失くしたものを数えるより

今あるものを抱きしめたい


君が歩いてきた道と

僕が越えてきた夜が


交わるなんて

あの日は知らなかった


強くなったわけじゃない

怖くなくなったわけでもない


ただ、ひとりじゃない


それだけで

少しだけ違う


まだ、ここにいる

僕らはここにいる


過ぎた時間は

やり直せなくても


これからの時間は

選んでいける


We made it through.♪


曲の終わりと共に

地鳴りの様に響く歓声と拍手の中


「ゆーた!ありがとう!」

僕は叫んだ。


ゆーたに聞こえなくてもいい。

それでもいいんだ。





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