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相対性『僕とAI的』理論  作者: コラソン


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当日


LIVE HOUSE 『EMBER』


「ここかぁ~。」


僕はライブハウスの前で深呼吸する。

別に自分がステージに立つわけじゃない。


「ゆーたとこーき2人の健闘を祈りましょう。」

そう言った宮川の顔も緊張していた。


そういった感情が顔色1つでわかるのも

幼馴染みの付き合いの長さがあるから。


会場は、やっぱり…僕と宮川の陰キャには

似合わない笑


「あっ!宮川!見て!

澄空と、だいくん!右の斜め前!」


その近くには、

ハタ坊とゆーたに呼ばれていた波多野さんも、

フーカとサナ、そしてなんと…長田くん?


距離があったけど僕が

「久しぶりだね!」と声をかけたら、

女子3人は、手を振ってくれた。


「えっ、長田くん、こっちに来る」

人混みの中、後ろの方にいた僕達の方へ

向かっていた。


宮川がメガネをくいっとあげながら

「恐らく、自分たち同様に場違いだと

感じたんだろうかと…」

なんて、言いながらニコっとした。


そばに来た長田くんは

「陰キャには、息苦しい空間です。」

とこぼしていた。


そうなんだよ。モブの僕達は

通常なら、アニメフェスだのコミケだの

同人誌、商業作品、などの言葉が飛び交う

人混みにいるはず。


まさか、友達のライブに来るなんて。

夢にも思わなかった。


今僕は決心をした事があって

今日ここに来ている。


ステージが終わったら話そう。

たいした事じゃないけど

きっと、聞いてくれる。


やがて、ステージに、

『初めまして!RE:PLAYです!今日は

2曲やります!1曲目は、友達に手伝ってもらった、らしく です!』

ゆーたの明るい声が会場を暖める


歓声が沸き起こる。

ギターソロから入る。


僕達で作った歌詞が

皆に届くといいな。


いや、届け!

そう祈りながら、音の渦の中にいる。

















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