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相対性『僕とAI的』理論  作者: コラソン


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夢とか目標とか。


「多国籍軍らしく、を基準に考えましょう。

難しく考えても、ヘタするとポエムになってしまいます。」

宮川が、言った。


そうなんだよ。ポエムは避けなければ。


「迷ったら、迷ったで。」

「僕たちらしく。」


ヘタに気取るよりも、素直な歌にしたい。

僕がそう言うと、


こーきが

「っすね~、あんまコムズカシイのは

嫌だなぁ。だって多国籍軍じゃん。ブリーフ銭湯じゃん。あ、銭湯は歌詞には無しね!」


ゆーたも「2曲目は、わかりやすくて、

親しみやすい感じがいーな!」


宮川は、多国籍軍議事録ノートをだして

色々なフレーズを記入している。


皆で何か作るのってなんかいいな。


「俺、夢はメジャーデビューなんだよね

もし、叶わなくても、音楽と一緒に生きていきたい。甘い世界じゃなくても、無理だろって

言われても、音楽はやめたくない。絶対。」


いつも、ふわふわした感じのゆーたが

しっかりとした口調で、そんな自分の夢を

話した。


こーきも「俺、ゆーたとなら、マジでデビュー目指したい。俺、ゆーたと距離置いてから

また、こんな仲良くしてるじゃん。普通

あんな事した俺と仲良くしてくれてさ。」

と言った。


深呼吸をしてからこーきが、続ける

「今回のライブ、本気でがんばりたい。

自分が、そうしたい。ほかの人とか、

じゃなくて。

ゆーたと一緒にやれば怖くないかなってさ。」

とちょっと照れながら話したけど

僕はいいな。と思った。


ゆーたも照れながら

「こーき、俺の事大好きじゃん!」

とからかうように笑った。


「うっせ!!いーじゃん!大好きで!」

とこーき。


宮川が「本気でがんばるなら、応援したい。

自分の言語能力は、よくわかりませんが、信じてくれてる以上、全力で取り組みます。皆で、

らしいな、と言える曲をつくりましょう。」

そうだな、

宮川らしいと言えば、らしい笑


ただ、

ますます僕は、置いていかれた気になった。

僕の夢って、目標って、なんだろう。


宮川は、教員免許を取得したい。

ゆーたとこーきは、音楽を。


僕は


改めて考えたら、夢とか目標って

自分にはないなぁ、ちょっと焦るよ


僕の口からポロッと出てしまった。


宮川が、一息ついてから

「佐上氏、簡単な事です。

今焦って無理やり夢や目標を決めるのはどうかと思います。

将来について考え始めた事が大切です。

良かったじゃないですか。

まずは、目の前にあるタスクをこなしていきましょう。真剣に取り組めば

きっと何か感じるはずです。」


おぉ、光るメガネの親友よ、ありがとう。


なるほど。

大学の課題、テスト。

バイト。

RE:PLAYの、歌詞制作。

どれも大切で、今やるべき事をやろう。

たまぁに、ダラダラするけど


完璧じゃない僕だけど、

真っ直ぐな夢や目標ができたら

その時は皆に聞いてもらおう。


まずは、今皆と向き合っている歌詞を作ろう。

自分達が、納得出来るものをー。


宮川が、

「ノートに皆さんのフレーズを組み合わせて

みたので、どうぞ」

と言って書いたものを見せてくれた。




ゆーたは「お!だんだん歌詞になってきたね」

こーきも「うわ。いんじゃない?このセンで

仕上げていこう!」

と、良い感じの様子。


僕たちの、歌詞ができるのが

楽しみだ。


らしく。僕たちらしく

…そうだなぁ、うん。


ねぇ、曲のタイトル、『らしく』とか

いんじゃないか?と僕は提案した。



ゆーたが、ピカピカの笑顔で

「有力候補にしよ!!」と

宮川の議事録ノートに書き足した。











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