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相対性『僕とAI的』理論  作者: コラソン


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14/50

先生達の結束と、ミクの話


ミクに何がおきていたのか。


ササ先がミクに、

「佐上くんには、ミクと面識がないのと

この前ファミレスであった時も、ミクの名前すらわからなかったって聞いたけど…」


ミクは目を吊り上げる。

「ミクがアイツ知ってればよくない?あぁもう!!

話せばいい?それで!終わり!!」


ササ先は、落ち着いていた。

「ミクの話の内容で、状況は変わる。

ミクが悪い悪くないだけで終わる話でもない

佐上くんだけじゃなくて、その周り…

クラスの皆も、不安を感じているんだ。」


「ミク、フーカとサナにハブられた。あと、付き合ってる人いたけど別れた。全部佐上のせいで。」

ミクはそう言って下を向いた。


ササ先は

「肝心の佐上くんは、何かした覚えがないと

言ってるんだ。お互いに、誤解があるかもしれない。そこだけは、ちゃんと筋を通さないと。」

と言って


ミクは話始めた。


話は遡ること、夏休み。

いつもの様にバイトに向かうミク

つまんないつまんない。


最近、フーカもサナも急に進路の話ばっかり。


ミクは、高校卒業したら、結婚するから

進路なんてどーでも良くて。

つまんないつまんない。ダルいダルい。


店長がいた。寝不足かな。顔色が悪くて心配。

挨拶より先に

「今日から、佐上くんって子来るから宜しく」

って、店長が言う。


「ふぅーん?」

ミクは店長の膝の上に座る。


店長が、「あ、コラ。誰か来たら

マズいだろ?降りて、

あと本当に疲れてるからごめんな。」


「はぁい。」素直に従う。



卒業までは、私たちの関係は、内緒。

大事にしたいんだって。


あーでもつまんない。


今朝『店長おはよ、みく、朝ごはんつくりに行こっか?』ってメッセージを入れたら


『ごめんね、新人くるから早出するんだ。もう、家出るよ』って返信がきてガッカリ。


最近店長が忙しいからあんまかまってくれない。かまってほしいな、何かないかなぁ。


新人の佐上くんは、大人しい感じ。


あー、そうだ!!いいこと考えたー!


休憩にはいると

「店長、ミク怖いんだけど…」


佐上夢生が、仕事中ジロジロみてきて

怖い。気持ち悪い。何か気分悪くて。


なーんてでっちあげてみた。


2日目は、佐上に連絡先を聞かれて怖い。


3日目は、佐上にいやだって断ってるのに、しつこい。


ミクはそんな感じで店長に話してみた


4日目。店長が佐上に、来なくていいと言ってくれた。わざと根回しして、仕事も教えなかったんだって。仕事できないから要らないって

佐上に話したって、やったー!!


ミクって、店長に愛されてるなぁ


なのに、ミク、辛すぎる。


辞令の貼り紙は

店長の、他店異動を知らせていた。


異動日まで3ヶ月間

本社で再教育の研修がはじまる

来週から?は?

店舗に人事部部長と営業のエリアマネージャーが来た。

経緯を説明した。


佐上の母親が本社に苦情をいれてた。

それに対し、店長も認めて謝罪した


店長がスタッフに頭を下げる。

は?佐上の親、ただのモンペじゃん


ムカつく。


店長から、夜に


「今回の件で、色々あって…

悪いけど別れよう。ミクの話は

口外してないけど、もしみくが何か聞かれても何もできない。申し訳ない」


この電話が最後だった。

着信拒否。snsも全部ブロック。


ミクは佐上夢生だけは許さない。


少し経ってから

店長には5年前から付き合っている

彼女がいて遠距離だったけど


最近その彼女と暮らしはじめて、

その人に支えてもらっているらしいと聞いた。


本当は、その彼女は店長に振られてミクと結婚するはずだったんだから。


ササ先は

その話を聞いたあと、原田先生と2人で

僕の家にきて、

僕の最初のバ先で起こった

あのアホ店長との魔の4日間の話を母を交えて

説明した。


今度はミクの件で、僕の元バ先の本社に

連絡をした後、

アホ店長にも確認し、事実確認をした。


ササ先はミクの自宅へ行き話の全容を説明した。


その後数日がたち、事情を理解したミクが

母親を連れて、僕の学校に謝罪をしにきた。


僕たちは。

ハッピーエンドは難しい事を知った。

だけど、周りの大人に頼る事も知った。


後日談だけど、

ササセン、原田先生、まっつん、

教頭と飲みにいったそうで。


『先日の反省会と緊急時の対応』

の、話をしたそうだけど


途中で


教頭の、フルネームが

『相川翔』と発覚し、


惜しい!1文字が

惜しい!!なんでだよ!


先生たちは居酒屋の小上がりで

転げ回って爆笑したらしい。


哀川。惜しい!…

僕たちには『?』な後日談だった。


この居酒屋、『異空間』という名前だけど

普通の居酒屋で、その後多国籍軍の会合で

頻繁に利用されることになるのは、

まだ、別の話。


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